医療法人社団健幸会 安藤歯科クリニックは、同院の舌ストレス・咬み合わせ治療がクリニックを開業する堀田修医師の著書『慢性疲労を治す本』で紹介されました。
安藤歯科クリニック「舌ストレス・咬み合わせ治療」
医療法人社団健幸会 安藤歯科クリニックは、同院の舌ストレス・咬み合わせ治療がクリニックを開業する堀田修医師の著書『慢性疲労を治す本』で紹介されました。
めまい、どうき、倦怠感、疲労感などの症状や、頭痛、首こり、肩こりなど、いわゆる不定愁訴で悩んでいる現代人は増え、日常生活に支障が起きるケースもあります。
その一方、慢性疲労専門に取り組む医療機関は少なく、また漢方薬や精神安定剤を処方されても、悩み解決に結びつかないことが多いとされています。
今回のこの内科と歯科の共同研究は慢性疲労に悩む患者さんを劇的に改善できると期待できそうです。
■1,000人の慢性疲労の8割が改善
堀田修医師の取り組みは、こうした慢性疲労や不定愁訴を治療する方法として驚くべき成果をあげ、海外で注目されつつある【EAT】です。
聞きなれない言葉ですが、【EAT】とは半世紀以上前に日本の耳鼻咽喉科医によって考案された日本オリジナルの治療法で、「上咽頭擦過療法」の英訳「Epipharyngeal Abrasive Therapy」の頭文字をとった略語です。
上咽頭は、鼻の一番奥、喉に向かってカーブする部分で、外部からのウイルス、粉塵や黄砂などがとても付着しやすく、そのため慢性的な炎症をおこしやすいです。
そこが「慢性上咽頭炎」になると、自律神経系の異常、そして全身症状の疲労感や不定愁訴につながります。
宮城県にクリニックを構える堀田修医師はこれまで二十年近く、慢性的なめまいや疲労感などの自律神経系の異常を訴える患者に対し、EATの診療実績を積み重ねてきました。
1,000人余りの慢性疲労を訴えた患者にEATを実施したところ、なんとその約8割の人に、日常生活に支障がないレベルまでの改善が得られましたが、堀田医師はこの8割の壁を越えるため、EATと相乗効果が期待できる治療法を模索していました。
■「首こり」に著効の“ストレス・咬み合わせ治療”
そのEATと相乗効果が高いと期待されているのが、安藤歯科医師が推進する“舌ストレス・咬み合わせ治療”です。
安藤歯科医師は、30年前より噛み合わせの治療をした患者さんが、歯科治療前には無かった肩こりや腰痛を訴えることから、「歯が全身の症状に関係しているのではないだろうか?」という疑問を常に持ち続けていました。
安藤歯科医師は、そこから西洋医学ではない“かみ合わせ道”の研究を独自に進め、20年ほど前に、噛み合わせの不調や歯並びが歪んでいることが、舌に慢性的なストレスを与えていること。
そしてこの「舌ストレス」を改善することが、全身の不調や疲労感の改善につながる、という結論に至りました。
以来、診察と研究を継続し、舌と歯の両方を治療する「舌ストレス・咬み合わせ治療」を確立してきました。
■堀田医師と安藤歯科医師の出会い
堀田医師が開催した学会に安藤歯科医師が発表し、気になった堀田医師は自ら安藤歯科医師の治療を受け、舌を噛む癖や肩こり首のこりが改善した成果を実感しました。
そしてEATとの相乗効果に手ごたえを感じ、2人の治療のタッグが始まりました。
医師と歯科医師が共に同じ症状の治療に当たることは非常に珍しいのです。
現在は月に2度、安藤歯科医師が仙台の堀田修クリニックを訪れ、EATで症状の十分な改善が得られない症例に対して、舌ストレス・咬み合わせ治療を施術しています。
■内科と歯科の劇的な改善結果
その結果、慢性疲労の改善する割合が増え、また痛みや疲労の改善の質が向上したという良好な結果が出ています。
今まででは慢性疲労や不定愁訴がこんなに改善することは少ないのです。
【改善グラフ】
このような経緯で慢性疲労を治す本の中でも効果のある治療方法ということで14の方法の1つとして紹介されました。
以上のことを、8月4日に安藤歯科クリニックのHPで紹介しました。
安藤歯科医師の舌ストレスの本
YouTube動画
【堀田修クリニック】
〒984-0013 宮城県仙台市若林区6丁目の目南町2-39
【安藤歯科クリニック】
〒164-0003 東京都中野区東中野4-6-2 オネスト東中野ビル2階