シンフォニーマーケティングは、2024年8月7日・8日の2日間、B2Bマーケティングのグローバルスタンダードを体験する有料カンファレンス「IGC Harmonics 2024」をウェスティンホテル東京にて開催しました。
シンフォニーマーケティング「IGC Harmonics 2024」
《IGC Harmonics 2024概要》
【日時】 2024年8月7日(水)~8日(木)
【会場】 ウェスティンホテル東京
【参加】 50社120名
エンタープライズ企業のB2Bマーケティングリーダー
【参加費】20万円/人(一般)
シンフォニーマーケティングは、2024年8月7日・8日の2日間、B2Bマーケティングのグローバルスタンダードを体験する有料カンファレンス「IGC Harmonics 2024」をウェスティンホテル東京にて開催。
50社120名のエンタープライズ企業のB2Bマーケティングリーダーが集まりました。
日本では初登壇となるグローバルで活躍するベテランマーケターによるセッションや、国内で奮闘するマーケターによるケーススタディなどによる学び、希少なB2Bマーケター同士のネットワーキングなどが活発に行われました。
人的資本経営の視点からも国内でB2Bマーケティングの分野において先行している企業は、ナレッジに価値を感じリスキリングに投資をしていることが実感できる熱い2日間となりました。
<Day1:8月7日>国内トップマーケターによる試行錯誤と成果の共有
開催1日目となる8月7日はまず、国内事業会社3社のマーケティング担当者によるケーススタディセッションが行われました。
これまで引き合い営業がメインだった日本のエンタープライズB2B企業が、マーケティングを導入するプロセスにおいていかに既存の体制を改革し、困難に打ち勝ってきたのかを現場の生々しい体験談を交えながら共有。
新たな施策を導入する際に起こりがちな実例に参加者の多くは共感し、会社に戻ったら課題解決方法をさっそく試してみたいとの声が聞かれました。
後半では製造業マーケター3名によるパネルディスカッションを実施。
マーケターの市民権やマーケターの育成方法、部門間連携(マーケティング・オーケストレーション)の課題や成功例は、といった比較的新しいポジションであるマーケティング担当者ならではの課題について論議が交わされました。
<プログラム内容>
◆国内事業会社によるケーススタディセッション
◆製造業マーケターによるパネルディスカッション
<Day2:8月8日>日本企業がグローバルに追いつくためのマーケティングナレッジ
開催2日目の8月8日はマーケティング先進国の米国と英国から日本では初講演という2名を含む、実務経験豊かな現役B2Bマーケティングスペシャリスト3名がこの日のために来日。
「成長のためのRevOps組織への変革」「ABMの今」「実践的なグローバルマーケティングの設計」をテーマに、B2B企業が成長するための戦略や社内推進のポイント、実践に移すうえで重要な事は何かなど海外で行われるカンファレンスにも劣らないハイレベルなセッションが行われました。
既に7割のB2B企業がABM(アカウントベースドマーケティング)を導入していること、現在31あるというABMテクノロジーベンダーが日本には1社も来ていないという事実には参加者から驚きと落胆の声が上がりました。
後半はシンフォニーマーケティング代表の庭山がファシリテーターとして加わり、4名でのインタラクティブセッション。
良いCMO(最高マーケティング責任者)・悪いCMOとは、AIとマーケター、日本のマーケティングとグローバルとの距離や違いについてなど、数社のマーケティングやテクノロジーを知るトップランナーからの見解を聞く貴重な時間となりました。
特に「好奇心を失わず、失敗を恐れずに挑戦し続けてこそマーケター」「大事なのはとにかく学び続けること」などのメッセージに多くの参加者が勇気づけられていました。
<プログラム内容>
◆グローバルセッション
◆インタラクティブセッション
《未来のマーケティングリーダーを育成するアワードを初開催》
【受賞者】
◆Structure部門
旭化成エレクトロニクス株式会社 西田 達朗 氏(写真右)
◆Nurturing部門
ソフトバンク株式会社 竹之内 彩歌 氏(写真中)
【プレゼンター】
シンフォニーマーケティング株式会社
代表取締役 庭山 一郎(写真左)
同社では、これまでコストセンターとして見られてきたマーケティング組織の現場で、収益を上げるための活動と成果を遂げた方を“The Best Revenue Driver”として顕彰し、将来企業を牽引するマーケティングリーダーを育成することを目的としてアワードを初開催しました。
当日は受賞者2名によるプレゼンテーションとトロフィーの受賞が行われ、会場からは受賞者の課題に対する努力や工夫の過程に惜しみない拍手が送られました。