JAIMAと、JSIAは、2024年9月4日(水)から6日(金)までの3日間、最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS 2024」を幕張メッセ国際展示場で開催します。
JAIMA/JSIA「JASIS 2024」
【JASIS2024 開催概要】
名称 :JASIS 2024
主催 :一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)、
一般社団法人日本科学機器協会(JSIA)
後援(予定) :経済産業省、文部科学省、環境省、
公益社団法人日本分析化学会、公益社団法人日本化学会、他
会期 :2024年9月4日(水)~6日(金)3日間 10:00~17:00
会場 :幕張メッセ・国際展示場 5~8ホール
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
来場者数(見込み):リアル展示会 24,000人、オンライン展示会 12,000人
展示規模 :約400社、約1200小間
企画内容 :展示会、各種セミナー、JASIS WebExpo(R)
JAIMAと、JSIAは、2024年9月4日(水)から6日(金)までの3日間、最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS 2024」を幕張メッセ国際展示場で開催。
2024年は、「JASISコラボレーション」、「JASIS School」、「スタートアップコーナー」という3つの新企画と、社会実装ステージへの転換期を迎えたLabDXに取り組む会社を紹介する「LabDXコーナー」などの特別企画が用意されています。
「JASISコラボレーション」は、研究者、分析機器ユーザーや分析・計測産業を担う方々など様々なコミュニティをつなぐ架け橋を作ります。
「JASIS School」は人材育成に特化したセミナー企画です。
「スタートアップコーナー」では、最先端の研究から生まれたビジネスの芽と分析機器・科学機器産業の持つポテンシャルの融合を目指しています。
また、7月のJASIS 2024事前来場登録スタートとともに、JASISのWeb版とも言える「JASIS WebExpo(R) 2024」を公開しました。
8月1日(木)からはJASIS会場で行われる約60のセミナーの事前申込もスタート。
【注目TOPICS】
<一般展示>
■ラボ自動化のための顕微鏡「OpenScope」/embrio
Web APIによって制御可能な顕微鏡の展示及び画像解析モデルのデモンストレーションを行います。
わずか数行のコーディングでプロセスを自動化し、実験の高度化・効率化を実現します。
■業界唯一の機能を搭載した「ラブコンコ真空凍結乾燥機・濃縮器」/朝日ライフサイエンス
業界唯一の冷却機能や運転中も濃縮状態が確認できるストロボライティング機能を搭載した遠心濃縮器が展示されます。
■幅広い領域で活用できる分析機器が勢ぞろい/英弘精機
現在注目の集まる「自動車向けバッテリー」「ペロブスカイト太陽電池」などの領域に向けた製品を紹介。
新商品として、食品・インクやペーストなどのサンプルの糸引き問題を解決可能な「伸長粘度計」が展示されます。
■特注事例にも対応できる合成・反応装置を展示します/柴田科学
新規反応や触媒開発、中間体の合成などに役立ち、さまざまな特注事例に対応可能な「合成・反応装置 ケミストプラザシリーズ」を展示。
その他、百有余年の実績と技術を活かした理化学ガラス製品をはじめ、環境計測機器や水質・食品検査キットなどを展示。
<JASISコラボレーション>
[JST 未来社会創造事業「最先端計測分析技術と研究開発トランスフォーメーションが創る未来像」]
■ロボティック・バイオロジーによる生命科学の加速/9月6日(金)10:30~ 幕張メッセ国際会議場201号室
理化学研究所 バイオコンピューティング研究チームでチームリーダーを務める高橋 恒一氏を講師として迎え、新しい科学研究のパラダイムについて議論します。
近年のAIの発展により、再生医療領域においてはiPS細胞から網膜色素上皮細胞への分化誘導条件をAIロボットに自律的に発見させることに成功しました。
このような、AIの利用等のいわゆる「研究DX」の先にある、新しい科学研究の枠組みを紹介。
<スタートアップコーナー>
■専門家領域となっている食品成分測定を簡単に/エンザイム・センサ
果糖、ショ糖及び乳糖を、室温-2液・同じ手順・同じ色で定量できる新しい測定キットを紹介します。
専用LED比色計を付属したセット商品「ミエール」の使用により、誰でもどこでも簡単に糖の分析ができます。
■薄膜や微粒子の熱伝導率を測定する世界初のFDTR顕微鏡/サイエンスエッジ
小型化が進むパワー半導体では、その発熱対策の重要性が高まっています。
サイエンスエッジが開発した「周波数領域サーモリフレクタンス(FDTR)顕微鏡」は、レーザーを回折限界まで集光する光学系により、従来は計測が難しかったミクロンサイズの放熱フィラー粒子の熱伝導率の計測を実現しました。
<LabDXコーナー>
■ラボのワークフローの自動化をサポート/アジレント・テクノロジー
「未来をデザイン:自動化×デジタル×コラボレーション」をテーマに自動プロセスモニタリングシステム、サンプル前処理の自動化システムなどを展示します。
■ロボットを活用したラボラトリオートメーション/デンソーウェーブ
人協働ロボット「COBOTTA」により、小型・軽量設計でラボをコンパクトに自動化できるソリューションを初展示。
熟練者のノウハウをロボット動作に反映させた本製品は、正確で再現性の高い研究データを取得することに優れているほか、パッケージシステムのため自動化未経験でも簡単・スピーディーに導入することが可能です。
<JASIS トピックスセミナー>
■世界に広がる化学物質規制の最新動向/9月5日(木)10:30~ 国際会議場コンベンションホールB
環境分析領域で注目を浴びるPFAS関連トピックスとして、PFAS規制化動向、経済産業省の取り組みや、欧州の化学物質規制と経済との関係性について、経済産業省 製造産業局 化学物質管理課 国際担当 入間川 伸一 氏、日本フロロケミカルプロダクト協議会 代表委員・経営企画室 主幹 石川 淳一 氏、在欧日系ビジネス協議会 Policy Manager 三浦 哲三郎 氏の3名が公演を行います。
■製薬プロセスのDX/9月6日(金)13:00~14:30 国際会議場コンベンションホールB
AI創薬、バイオ医療薬品業界におけるデジタル化などについて、大阪大学 蛋白質研究所 計算生物学研究室 教授 水口 賢司 氏、Director, Industrial South Korea, AtkinsRéalis Jinhong(Andrew) Kim 氏、京都大学 情報学研究科・教授 加納 学 氏が講演を行います。
■次世代半導体、日本の強みと実現への道筋/9月6日(金)15:00~17:00 国際会議場コンベンションホールA
半導体や電子材料関連トピックスとしては、大阪大学 大学院工学研究科 教授 森 勇介 氏が『半導体が「結晶」が半導体産業に与えるインパクトについて』、Rapidus株式会社 取締役 専務執行役員 3Dアセンブリ本部長 折井 靖光 氏が『2nm世代半導体開発における評価・解析技術について』というテーマで講演を行います。
<新技術説明会>
「新技術説明会」では、出展社であるソリューションを提供するメーカーから、300を超える最先端技術の発表が行われます。
トピックスセミナーに関連した分野では、PFAS分析に関連した10本の発表の他、環境分析に役立つ分析・科学機器の発表45本が予定されています。
創薬・製薬関連では低分子医薬品、バイオ医薬品などの創薬・製薬に役立つセミナーが30本以上開催されます。
更に半導体・電子材料関連分野では、セミナー105本が開催されます。