ラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』にて、ピート・ドクターさんと宮﨑駿さんの特別対談が実現!
両者の映画作りへの思い、ヒット作を生み出す秘密が明かされます。
ラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』宮﨑駿とピート・ドクターの特別対談
放送予定日:2024年8月4日・11日(日) 23:00-23:30の2週に渡って放送予定
放 送 局:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット※終了後ポッドキャスト配信あり
全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。
世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞®長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーが新たに送り出す、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした『インサイド・ヘッド2』が2024年8月1日(木)より公開中です。
これまで様々な名作を世に贈りだし、アカデミー賞長編アニメーション賞を3度にわたり受賞したピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターさん、『インサイド・ヘッド2』の監督ケルシー・マンさん、プロデューサーのマーク・ニールセンさんが先日来日を果たし、以前より交流のあったスタジオジブリの宮﨑駿監督と鈴木敏夫プロデューサーとの対談が実現!
2024年8月4日(日)と11日(日)の2週に渡り、TOKYO FMのラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」にて、世界に名を馳せる両スタジオのトップが“映画制作の裏側”を語る貴重な対談が放送されることが決定。
また、本作を鑑賞した鈴木敏夫プロデューサーよりコメントが到着!
ピクサー・アニメーション・スタジオとスタジオジブリは1980年代頃から親交が厚く、『千と千尋の神隠し』ではピクサーがアメリカ配給版の英語吹替の監修を務めたり、『トイ・ストーリー3』には『となりのトトロ』のトトロがカメオ出演したりするなど深い交流があります。
そんな中、最新作『インサイド・ヘッド2』を引っ提げ来日したピート・ドクターさんらがスタジオジブリを訪問!
手描きアニメーションを追求するスタジオジブリと、最先端技術を駆使し3DCGアニメーションで映画を制作するピクサーのそれぞれの制作現場の裏側や作品に対する想いなど、世界のトップアニメーションクリエイターの両者だからこそできる、アニメーション制作にまつわる熱い議論を交わしました。
対談の中で出てきた様々なトピックの一つが「テスト試写」について。
ピクサーでは映画が完成する前に何回もテスト試写を繰り返し、様々な人の意見を取り入れて映画を作り上げていくという制作手法を取っています。
ピート・ドクターさんが「スタジオジブリではそういう事を行いますか?」と聞くと宮﨑駿さんは「ないです。映画はお客さん全員が理解することは不可能です。責任を取るのは自分たちですから、そこにたまたまいた人に責任を預けるわけにはいきません」と持論を展開。
するとピート・ドクターさんは「僕らのやり方だとテスト試写は役に立つんです。製作途中なのでこの部分は全然響いてない、感情を感じたいのに感じられてないということを見極められるので、調整することができるんです。確かに僕も意見を聞いている時は右から左に流すこともしますが、試写では一緒に観るんです。そうすると飽きている時や画面に観入っている時を肌で感じられるので、そのリアクションは本心だと思っています。それを観ながらなるべく多くの方に響くように調整するのが僕らの責任だと考えています」とそれぞれのアニメーション映画制作にかける信念や違いについて議論を交わしました。
世界に誇る作品を生み出すそれぞれの制作の裏側を語り合ったラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」では、さらにディープで白熱した濃い話を語りつくしています。
鈴木敏夫氏の『インサイド・ヘッド2』を鑑賞後の特別メッセージ
思春期を迎えたライリー、
その頭の中は今、どうなっているのか?
75歳のおじいちゃんには勉強になりました。
スタジオジブリ 鈴木 敏夫
ラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』宮﨑駿とピート・ドクターの特別対談は、2024年8月4日・11日(日) 23:00-23:30の2週に渡って放送予定です。