BIGLOBEは、オンライン詐欺(注2)の被害拡大やフェイクニュース(注3)の増加を受け、「オンライン詐欺・フェイクニュースに関する意識調査」を実施しました。
BIGLOBE「オンライン詐欺・フェイクニュースに関する意識調査」
・調査対象:全国の20代から60代までの男女1,000人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年6月4日~6月5日
BIGLOBEは、オンライン詐欺(注2)の被害拡大やフェイクニュース(注3)の増加を受け、「オンライン詐欺・フェイクニュースに関する意識調査」を実施し、調査結果を発表。
本調査は、全国の20代から60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。
調査日は2024年6月4日~6月5日、調査方法はインターネット調査です。
【調査結果のトピックス】
1. 「オンライン詐欺」に遭遇したことがあるのは約8割。
高年齢層の接触頻度が高い一方、実際被害にあった経験は20代男性が最多に
2. オンライン詐欺に接触した際に怪しいと感じた最多の理由は「心当たりのない内容」。
AIで更に脅威が増すと感じているのは高年齢層が多く、若年層とは対照的な結果に
3. 「フェイクニュース・偽情報」を見たとの回答は約4割、信じたり拡散した経験が多いのは若年層。
対策は「情報の発信元を確かめる」
【調査結果詳細】
1. 「オンライン詐欺」に遭遇したことがあるのは約8割。
高年齢層の接触頻度が高い一方、実際被害にあった経験は20代男性が最多に
全国の20代から60代の男女1,000人に、メールやSNSでオンライン詐欺を見たことがあるか聞いたところ77.7%と約8割に接触経験があることがわかった。
メール経由でのオンライン詐欺の接触は73.2%で、60代が最多の82.5%、次いで50代が81.0%と高年齢層ほどリスクが高いことがわかった。
SNSやWebサイト経由でのオンライン詐欺への接触経験は54.4%とメールよりは低い結果に。
ただし、接触経験は60代が最多で61.0%、次いで50代が58.0%とメール同様に高年齢層の接触頻度の高さが目立った。
また、実際にオンライン詐欺の被害にあったのは7.4%で、被害の内訳は、個人情報の漏洩が最多(40.5%)、お金を払った(32.4%)と続いた。
また、被害者の2割が20代男性と最多で、接触頻度が高い高年齢層よりも若年層が実被害にあっているケースが多いことがわかった。
2. オンライン詐欺に接触した際に怪しいと感じた最多の理由は「心当たりのない内容」。
AIで更に脅威が増すと感じているのは高年齢層が多く、若年層とは対照的な結果に
オンライン詐欺に接触した人(777人)を対象に、「オンライン詐欺を見抜いた理由」について質問をしたところ、心当たりのない内容だった(71.9%)、不自然な日本語だった(61.0%)、URLやドメインがおかしかった(52.6%)という理由で、詐欺だと気づいたことがわかった。
また、全国の20代から60代の男女1,000人のうち、オンライン詐欺を見破る自信があると答えたのは、56.0%(そう思う 13.3%。ややそう思う 42.7%)だった。
一方、将来「AIでオンライン詐欺が更に脅威になる」と考えているのは42.3%で、特に脅威を感じているのは60代が6割、50代でも5割以上が「そう思う」と感じている一方、20代、30代の若年層は3割前後と低めであった。
3. 「フェイクニュース・偽情報」を見たとの回答は約4割、信じたり拡散した経験が多いのは若年層。
対策は「情報の発信元を確かめる」
全国の20代から60代の男女1,000人のうち、「フェイクニュース・偽情報を見たことがある」のは41.1%であった。
そのうちフェイクニュース・偽情報を見て(信じてしまい)、拡散した経験が多いのは20代、30代の男性だった。
フェイクニュース・偽情報対策としては、「情報の発信元を確かめる」(41.7%)、他の情報と比べてみる(40.6%)と続いた。
※ 本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。
(注1)
最大通信速度はお客さまの利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
(注2)
オンライン詐欺とは、懸賞当選詐欺/偽販売詐欺/アダルトサイト(ワンクリック詐欺)/出会い系・マッチング(ロマンス詐欺)/出会い系・マッチング(サクラ・出会えない詐欺)/投資、金融詐欺/偽警告詐欺/アカウント乗っ取り/偽アプリ詐欺/芸能人なりすまし詐欺/副業詐欺/などを対象としています。
(注3)
「偽情報・フェイクニュース」とは、SNSやWebメディアに存在する真実ではない情報のことを指します。