サイエンスアーティストで教育系YouTube「GENKI LABO」は、新たな科学実験ラボを設立するためのクラウドファンディングを開始します。
教育系YouTube「GENKI LABO」
イエンスアーティストで教育系YouTube「GENKI LABO」は、新たな科学実験ラボを設立するためのクラウドファンディングを開始。
科学技術の魅力をもっと多くの子どもたちに伝えるために、アニメやゲーム実況などに負けない強い動画コンテンツを制作していくことで、科学を志す子どもをひとりでも多く増やし、GDPがG7最下位に沈む日本を科学の力で復興していきたいと本気で考えています。
■プロジェクトの背景と意義
サイエンスアーティストであり、教育系YouTuberとして活動する市岡元気が、YouTubeチャンネル「GENKI LABO」の充実を目指し、新たな科学実験ラボを設立するためのクラウドファンディングを開始します。
市岡元気は現在、毎日YouTubeで実験動画を投稿したり、テレビ番組等での科学解説を行ったり、漫画やアニメの科学監修を務めるなど、多岐にわたる活動を行っています。
市岡の目標は「多くの子どもたちに科学技術の魅力を伝え、将来の研究者や技術者の卵を育て、日本が再び『元気』になるためのきっかけを作る」ことです。
今回のプロジェクトで集まった資金をもとに「GENKI LABO」の新ラボを設立し設備を充実させていくことで、実験内容を質・量・スケールすべてにおいてグレードアップを図っていきます。
具体的には、過去の動画で人気の高かった「マンモスの毛」や「カップヌードルの謎肉」の遺伝子を調べるといった「DNA実験」を新ラボで行えるようにするなど、子どもたちが科学に対する興味を持ち、自由に実験を行える環境を提供することを目指しています。
また、支援金額が2,000万円に達した際には、原子炉中性子の放射捕獲反応で水銀を金に変える「本物の錬金術への挑戦」も予定しています。
子どもたちが受動的に動画を閲覧するだけにとどまらず、優れた機材を備えたラボで子どもたちが自発的に実験を行い、将来は画期的なベンチャー企業や研究テーマを自ら立ち上げていくようなイノベーティブな研究型人材を輩出していくことを目指しています。
また、将来的には大規模なイベントを開催し、世界に向けて日本の科学技術をPRすることも視野に入れています。
例えば日本発のペロブスカイト太陽電池のような、資源負荷の低減やエネルギー効率に優れる素晴らしい技術を紹介し、グローバルな視点での日本の科学振興を推進します。
■社会背景:G7最下位となった日本のGDP(1人あたり/2022年)
内閣府が2023年12月25日に発表した2022年の1人あたりの名目国内総生産(GDP)は、ドル換算で3万4,064ドルだった。
円安の影響もあり前年の4万34ドルから大きく減らし、経済協力開発機構(OECD)加盟38か国中で21位だった。
財政が不安定なイタリアにも抜かれ、先進7か国(G7)で最下位となった。
この状況を脱するには、科学を軸に置いた産業振興が不可欠であると考えられる。
出典:読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231225-OYT1T50236/
■市岡元気から中学生までのお子さんを持つ親御さんへのメッセージ
少し前に教育に科学やアートを取り入れるSTEAM教育が叫ばれ、今はAIが話題となっています。
親世代のみなさんからは、「自分の子ども時代とは桁違いの変化が起こっているなかで子どもに対してどういうアプローチを取ったらいいのかわからない」といった声もラボに寄せられています。
先の読めない時代ではありますが、ひとつ私からお伝えしたいことは、「AIの時代には、AIができないことがこれからの人類に求められる」ということです。
「AIに人間が仕事を奪われる」のではなく、「AIを活用して人間が新しいことをやる」。
そのためには、ものごとを単に暗記するのではなく、応用する力を身につけることが必要です。
それこそが、私が今回のプロジェクトで実現したいことです。
例えば、『どのように夏休みの自由研究のテーマを決めたらいいか?』『家庭でも楽しめるおすすめの実験教えて』のような、最初はお子さんにとって身近なことからで構いません。
子どもたちの身近な課題や疑問が、親世代の我々が直面している将来の『円安をどうくい止めるのか』『国力低下を解決する方法』といった画期的な成果につながっていくはずと信じています。
私たちと一緒に、明るい日本を子どもたちに残しませんか?
少しでもご賛同いただける方は、ぜひ本プロジェクトへのご支援をお願いします。
■クラウドファンディング詳細
<クラウドファンディングURL>
・公開前/~7月26日(金):
https://camp-fire.jp/projects/764890/preview?token=29m3m273
・公開後/7月26日(金)~:
https://camp-fire.jp/projects/view/764890
<目標>
・STEP1(400万円):ラボの背景セット完成
子どもたちが科学者に憧れるような本格的なラボを作ります。
・STEP2(1,000万円):子どもたちの実験教室完成
「子ども達が自由に実験を楽しめる場」「科学者や研究者の卵を育てる場」を作ります。
・STEP3(2,000万円):錬金術への挑戦(原子炉中性子の放射捕獲反応)
水銀を金に変えようと考えており、海外では他の実験の途中に金の原子数個ができたと報告があるものの、肉眼で見える量を実現させた科学者は世界中で誰もいません。
今の金の価格は1g約12,000円、錬金術で金を1g作るのに数千万円かかるため誰も挑戦しませんが、GENKI LABOは子ども達に科学に興味を持ってもらうことに主眼をおいているため、採算度外視で挑戦したいと考えています。
※「核変換技術」にお詳しい東京都市大学 工学部 原子力安全工学科の高木直行教授と共に研究予定
<スケジュール>
8月1日クラウドファンディング開始
9月31日クラウドファンディング終了
10月以降(年内予定)新ラボへ移動
<クラウドファンディングのリターン品(一部)>
・お礼メール(3,000円)
・オンラインラボツアー(5,000円)
・元素ガチャ(ランダム10種類/5,000円)
・進路相談(限定20名/5,000円)
・自由研究監修(限定20名/5,000円)
・白衣(15,000円)
・サブチャンで実験(限定30名/30,000円)
・鉄巨大ソード(限定1名/1,000,000円)