青森県弘前市では、弘前藩4代藩主津軽信政(つがる のぶまさ)の代に弘前城本丸に能舞台が建てられ、1674(延宝2)年11月2日と3日に藩主・藩士のほか町民を城内に招いて能楽が開催されてから350年を記念し、2024年11月3日(日・祝)に「弘前城御能」を開催します。
弘前城御能
開催日時 :2024年11月3日(日・祝)
第1部 10時開場/10時30分開演(終演予定12時)
第2部 13時30分開場/14時00分開演(終演予定15時50分)
会場 :弘前市民会館 大ホール
入場料(税込):S席7,000円(第1部・第2部通し券/当日1,000円増)
A席5,000円(第1部・第2部通し券/当日1,000円増)
B席1,500円(第1部・第2部どちらか/当日500円増)
※全席指定/未就学児入場不可/当日券は会場のみで販売
チケット発売:2024年7月27日(土)から
プレイガイド:弘前市民会館/弘前文化センター/さくら野百貨店弘前店/
ヒロロインフォメーション/弘前市まちなか情報センター/
弘前かだれ劇場/弘前芸術鑑賞会事務局
※Webからの購入も可能
注意事項 :当日は主催者及びメディアの撮影が入り、今後の広報・配信等に活用します。
青森県弘前市では、弘前藩4代藩主津軽信政(つがる のぶまさ)の代に弘前城本丸に能舞台が建てられ、1674(延宝2)年11月2日と3日に藩主・藩士のほか町民を城内に招いて能楽が開催されてから350年を記念し、2024年11月3日(日・祝)に「弘前城御能」を開催!
■ウェブサイト
https://www.city.hirosaki.aomori.jp/tangeomoshe/hirosaki_castle_noh2024.html
■演目
【第1部】
解説 各演目のあらすじや見どころを解説
仕舞 「高砂」 野月聡 宝生流
独鼓 「桜川」 高林白牛口二 喜多流
狂言 「茸」 シテ 石田幸雄 和泉流
能 「羽衣 和合之舞」 シテ 上野朝義 観世流
小鼓 大倉源次郎(人間国宝)、太鼓 三島元太郎(人間国宝)
【第2部】
解説 各演目のあらすじや見どころを解説
狂言 「素袍落」 シテ 山本東次郎(人間国宝) 大蔵流
能 「紅葉狩 鬼揃」 シテ 観世銕之丞 観世流
小鼓 大倉源次郎(人間国宝)、太鼓 三島元太郎(人間国宝)
※出演者は都合により変更する場合があります。
■あらすじ
「茸」(くさびら)
ある男の家に大きなきのこがたくさん生えたので、山伏が祈祷で取り除こうとしますが、きのこはどんどん増えるばかり。
舞台いっぱいにきのこが登場する見どころの多い面白い作品です。
地元の子どもたちがきのこ役に挑戦。
一生懸命きのこを演じる姿にご注目ください。
「羽衣 和合之舞」(はごろも わごうのまい)
三保の松原に住む白龍は、松の枝に掛けてある美しい衣を見つけ、自分のものにしようとするが、天女が現れ返して欲しいと懇願します。
天女は白龍を説得し、羽衣の引渡しを条件に舞を舞い、そのまま天空へと帰って行きます。
能を代表する人気曲で、音楽の教科書にも取り上げられています。
「素袍落」(すおうおとし)
主人の伯父を伊勢参りに誘いに行った太郎冠者は、酒を振舞われ、餞別に素袍(礼装の衣)をもらいます。
上機嫌で帰っているところを主人に見つけられ…。
太郎冠者の酔っぱらった姿が見どころの明るくにぎやかな名作です。
「紅葉狩 鬼揃」(もみじがり おにぞろえ)
信州・戸隠山を舞台とした鬼女退治の物語。
前半の平維茂将軍一行を狙う美女(実は鬼女)の優雅な舞と、一転、後半の本性を現した鬼との激しい戦いは見ごたえ充分です。
更に今回は「鬼揃」の特殊演出にて、より華やかな舞台となります。
■弘前城御能 題字
本公演のポスターやチラシ等の告知物の題字(揮毫)は弘前市民、弘前市内に通勤・通学している方、市内の書道教室に通う方を対象に広く公募し、応募総数120点の中から最優秀賞に選ばれた作品です。
最優秀賞受賞者氏名 千葉 拳己さん(青森県立弘前高等学校3年生)
■実証実験
舞台芸術に触れることと健康の関連性を追求するため、国立大学法人弘前大学の協力のもと、参加希望者に対し公演の観覧前後に唾液の採取および問診・アンケート等を実施し、どのような効果が得られるか実験を行います。
対象 :弘前城御能第1部観覧者のうち18歳以上の方で実験の参加を希望する方
謝礼 :実験にご協力いただいた方にはQUOカード(R)1,000円分進呈
参加方法:チケットに記載の二次元コードより申込み