achicochi(アチコチ)は、近畿・瀬戸内地方の文化財や伝統工芸、観光施設などのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する体制を整えました。
achicochi(アチコチ)DX(デジタルトランスフォーメーション)
achicochi(アチコチ)は、近畿・瀬戸内地方の文化財や伝統工芸、観光施設などのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する体制を整備。
多言語対応など多機能を有するスマート自動販売機を開発、提供するPRENO(プレノ)や産業遺産の保全に取り組むNPO法人J-heritage(ジェイヘリテージ)、持続可能な観光地域づくりを行う「先駆的DMO」である公益社団法人京都市観光協会などと協力し、人手不足への対応としての省人化・省力化や、ブランディング・マーケティングの改善に質するデジタル化ソリューションを提供していきます。
■DXソリューション(1):多機能スマート自動販売機のインバウンド活用
同社achicochiは株式会社PRENOとの提携により2024年10月以降、多言語対応などの機能を持ち、大画面ディスプレイやAI解析カメラを搭載するスマート自動販売機の導入を行い、支援します。
近畿・瀬戸内地方を中心に伝統工芸などに関する産品を寺社仏閣やホテル、観光案内所などに多機能スマート自動販売機を設置し、訪日外国人等に新たな購買体験提供を通じて、「文化の振興・継承」に貢献する新たなマーケティングチャネルを構築します。
■DXソリューション(2):文化財の多言語化対応
同社achicochiが運営する海外デジタルノマド向けのコリビング(住まい・職場と文化体験提供の複合サービス)「Colive Kyoto Taikoukyo」の多言語対応を深化させます。
現在、サービスに関して英日2か国語で行っている情報発信に中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語などへの対応を追加する計画を検討しています。
また現在、沿革・歴史に関する記録の大半が日本語や現物、口伝である登録有形文化財・苔香居(たいこうきょ)の沿革・歴史についても、多言語化(英語および前述の4か国語)や映像記録などのデジタルデータ化などのアーカイブを検討しています。
また記録したデータをもとに、360°カメラを用いたVRデジタルツアーなどの映像コンテンツ制作、二次元コード案内看板、サイネージ、タブレット、VRゴーグル等の設置による一般公開を進めます。