GSIクレオスは、入院生活後に筋力の低下から歩行が不安定になった高齢者の声を受け、快適に歩くことでフレイル(虚弱)予防につながる「快足インソール」を販売中です。
GSIクレオス「快足インソール」
対象の靴: 中敷きが取り外せるスニーカー、ウォーキング靴など
(革靴、ヒール靴は使用不可)
作り方 : 添付の取扱説明書による
素材 : ポリエステル、ポリウレタン、EVA、合成樹脂
サイズ : S、M、Lの3種類(ハサミでカットして調整)
価格 : 7,920円(税込)
※この商品はあたらし家と旭無線と共同で開発しています
GSIクレオスは、入院生活後に筋力の低下から歩行が不安定になった高齢者の声を受け、快適に歩くことでフレイル(虚弱)予防につながる「快足インソール」を販売中。
自宅の電子レンジで簡単に作ることができるうえ、開発時に実施した体幹テストを受けた高齢者の口コミが広がったことで、予約する高齢者が200人以上となり発売前から期待が高まっています。
【フレイル予防に散歩や外出、人との交流】
コロナ禍をきっかけに外出機会が減った高齢者の体力が低下し、要介護状態の前段階とされるフレイルが懸念されています。
コロナ明けの今でも高齢者は家に閉じこもる生活に慣れ、外出や人との交流を控えがちです。
そのため運動不足となり知らぬ間に筋力が落ち、フレイルの特徴である歩行の不調を実感する人が多くなっています。
フレイルは60歳前後から増え、80代では3~4割にのぼります。
放っておけば最悪寝たきりの要介護になりますが、フレイル状態のうちに対処すれば健康な状態に戻すことができます。
そのためには栄養面はもちろんのこと散歩やウォーキングといった運動を行い、外出して人と交流するなどの社会参加が推奨されています。
そこで快適に歩くことでフレイルを予防したい高齢者の間で、靴の中に入れるインソール(中敷き)に注目が集まっています。
【きっかけは入院生活後の歩行不調、寝たきりになる不安から】
快足インソールは500Wの電子レンジで50秒温め、上から体重をかけて足形を採り、自分に最適な中敷きを自宅で簡単に作ることができるのが特徴です。
今までにない3層構造になっており、第2層の特殊ジェル(熱可塑性樹脂)がレンジの熱で溶け出して第3層にある土踏まず部分の盛り上がった構造物が自分の足裏アーチ部分に合うように固まって形成されます。
この構造物とジェルは特許を取得しています。