ほくりくGPSアート部は、小笠原敏晶記念財団 令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)の助成金を活用し、『返信アート』を開発しました。
ほくりくGPSアート部『返信アート』
ほくりくGPSアート部は、小笠原敏晶記念財団 令和6年能登半島地震 緊急助成(現代美術・伝統工芸分野)の助成金を活用し、『返信アート』を開発!
参加者は、歩いたり走ったりした軌跡でGPSアートを制作。
スマートフォンアプリからメールを送信すると、自分の描いたアートが能登半島の風光明媚な風景などと画像合成され、『返信アート』として被災地からのメッセージとともに届く仕組み。
スポーツやアートには人を動かす力が宿っています。
それらをデジタルで掛け合わせることで、たとえ時間や場所が離れていても、人と人、人と地域が繋がる応援のカタチを創り上げます。
返信アートの詳細:
https://hokuriku-gpsart.com/replyart/
■『GPSアート』について
GPSアートとは、自分の位置を表示・記録できる機能を使用して、地図上に絵や文字を描くアートなスポーツ。
観光と親和性が高く、老若男女、誰もが取り組め、スポーツの活力で繋がりを広めることができます。
GPSアートの強みは、「参加ハードルの低さ」と「メッセージ性」です。
皆が参加しやすく、楽しく交流しながら、能登応援の機運醸成ができる仕組みを目指します。
■『返信アート』について
参加者はスマートフォンを用い、GPSロガーアプリ「ルートヒストリー」を用いてGPSアートを描きます。
アート制作後、ルートヒストリーからGPSデータをメール送信。
メールでサーバに送られたGPSデータは、今回開発したプログラムにより被災地域の象徴的写真と画像合成が行われ、被災地域から返信アート(お礼メッセージ)の形で自動返信する仕組みです。
返信アートの写真はランダムに選ばれるため、何が出るかを楽しむことができます。
ルートヒストリーの詳細:
https://x.com/kazuhiko2019/status/1285209116227461120
(写真提供:珠洲市三崎町寺家 須須神社)
【活用例】
被災地を応援するため、2時間歩いてイルカのGPSアート制作。
アプリからメール送信すると、在りし日の須須神社の鳥居と合成された返信アートが被災地から送り届けられました。
須須神社にはイルカが神の使いを務めたという伝承が残っています。
スポーツで得られる達成感とともに、返信アートを通して参加者と被災者が互いに心を寄せるきっかけになればと思います。
■ 目指している仕組み
参加費が寄付になる仕組み
被災者を応援するアートになる仕組み
被災地域の商品購入につながる仕組み
感謝の気持ちが参加者に届く仕組み
何度もやりたいと思える楽しい仕組み
SNS等を通じ支援の輪が広がる仕組み
今後はいしかわ百万石文化祭2023応援事業「諸国漫遊 地上絵巻」やラグビー「石川ONE TEAM大作戦」で繋がった方々らと連携し、『返信アート』を活用した復興応援企画を計画中です。
■システム開発 ほくりくGPSアート部
GPSアートイベントを通じて人と人、人と地域を繋ぐ活動を企画しています。
GPSアートは、スポーツとアートをデジタルの力で融合するアクティビティ。
観光と親和性が高く、メッセージ性があります。
掛け合わせで新しい価値を創出できます。
GPSアートで北陸の魅力を全国、世界に発信していきます!