「日本の調達部」」(企業の調達機能に従業する参加者同士が学習・交流しながら、調達業務の技術習得やノウハウ開発を行う団体/運営:未来調達研究所)が「優秀調達部門」を決定しました。
日本の調達部「優秀調達部門」
「日本の調達部」が「優秀調達部門」を決定。
以下、二つの尺度から評価しました。
(1)プロ視点からの優秀調達部門
(2)定量視点からの優秀調達部門
【調査前提】
構成調達部員数 :約2万2,900
今回のアンケート有効数:約1万5,000
【結果】
(1)【全国のプロフェッショナルが決めた最強の調達部門をもつ企業ランキング】
同業他社を含む、「他社から見て優秀な調達購買部門はどこか?」とアンケートを実施したところ、トップ5は次のとおりでした。
(順不同)
・トヨタ自動車
・ダイキン工業
・パナソニック
・キーエンス
・ソニー
上記企業の調達部門には次のコメントがありました。
『トヨタ自動車』
・調達教育体系がしっかりしている
・「安全」「品質」「生産」「原価」のステップを踏んだ調達活動
『ダイキン工業』
・中国調達依存脱却をいち早く辞めた決断力、スピード
・調達が実施するグローバルアロケーションや代替開発が凄い
『パナソニック』
・バイヤー教育が充実している
・最新のコストテーブルが凄い
『キーエンス』
・調達難にも関わらず、納期遅延を起こさず他社製品からの代替提案等の新たなビジネスチャンスを提供した
・共通のサプライヤが素晴らしいと言っていた
『ソニー』
・実際に取引した感想として、素晴らしいと評価するサプライヤが多数ある
・調達担当氏が技術を理解しており、他社とは異なる
(2)【定量的評価からの最強の調達部門をもつ企業ランキング】
製造原価率や在庫率、商品投下資本粗利益率など、決算書で定量的に評価できる数値を用い、前年よりも著しく改善を実現した企業の調達部門として評価したところ、トップ5は次のとおりでした。
・東京機械製作所
・大幸薬品
・大阪チタニウムテクノロジーズ
・SECカーボン
・マキタ
上記5社は、感覚ではなく、確実に企業業績を向上させた部門となります。
(1)と同じく、伝えられます。
【対応】
前述の(1)(2)の各5社については、当団体「日本の調達部」より表彰の盾を送付します。
*ご辞退企業を除く