ワイ・ディ・シーは、G&Jと、製造業向け IoT分野での協業を2024年6月20日より開始することを発表しました。
ワイ・ディ・シー/G&J 提携
ワイ・ディ・シーは、G&Jと、製造業向け IoT分野での協業を2024年6月20日より開始することを発表。
少子高齢化による労働力不足、製品ニーズの多様化、パンデミックの発生、社会情勢の悪化等、製造業のモノづくりを取り巻く環境は厳しさを増しています。
こうした厳しい状況を乗り越え、日本企業の競争力を強め、生産性や経済力を向上させるためにはDX(デジタルトランスフォーメーション)が重要な要素となっています。
DXを推進するためには、経営戦略と連動したデジタル戦略を描き、製造現場の業務プロセスの全体像を熟知した上でデジタル実装を進めていくことが必要ですが、「個別工程のカイゼン」領域の取り組みが多く、モノづくりの全体最適までの取り組みに至れていないのが現状です。
YDCおよびG&Jでは、製造現場には多くの暗黙知が残り、業務プロセスの全体像を熟知出来にくいことがデジタル実装を阻んでいる要因と考えています。
G&Jが提供するIoTデバイス「Koredy(コレディ)」は、シンプルな製造現場のデータ取得手段を提供できるため、目的別にアジャイル思考を臨機応変に繰り返すことができ、トライ&エラーを経て、デジタル実装をより迅速かつ着実に進められるようになると考えられています。
25年以上にわたり製造業のお客様と共創してきた「製造業のリアルなデータに対しての課題解決」に多くの導入実績とシステム構築のノウハウを保有するYDCと、製造現場のデータ取得に知見のあるG&Jの協業により、実績データの取得から効果検証まで迅速にアジャイル的に試行することで、暗黙知を紐解いていき、デジタル実装の範囲を着実に拡大していくと考えられています。
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