コンコードアカデミーは、大学1年生から就活生まで使えるあたらしい就活サイト「CareerPod(キャリアポッド)」をリリースしました。
コンコードアカデミー「CareerPod」
◆サービスサイトはこちら:
https://careerpod.jp/
■スロー就活サイト「CareerPod」開設の背景
コンコードアカデミーは、「学生に早い段階から、自分のキャリアと真剣に向き合い、夢や志を実現するようなキャリアを歩んでほしい」という想いから設立されました。
キャリア設計は、豊かな人生を歩む上で、どなたにとっても大切なテーマです。
しかし、現状の日本の教育環境では、キャリア設計について体系的に学べる機会はほとんどありません。
そのため、「自分がやりたい仕事は何か」「どのようなキャリアの選択肢があるのか」といったことがわからないまま、就職先を決めてしまう学生が数多くいます。
同時に、仕事をする上で必要なスキルや心構えを学生時代に身につけることなく就職したために、入社後にスキルのギャップに苦しむというケースも多く見られます。
「他者や社会に役立つことで得られる喜び」という、仕事本来の醍醐味に気づかず、単に「お金を受け取る対価としての労働」と仕事を捉えてしまっている学生も、決して少なくありません。
その結果、「大卒の新入社員のうち約30%が3年以内に離職してしまう」という問題が25年以上も解消されないなど(※)、キャリア形成における不幸な状況が続いています。
このような日本の状況を変えるために「CareerPod」では、大学1年生からキャリア設計を学べるようナレッジを伝えるとともに、夢や志を実現できるようなキャリアパスを見つけられる機会を提供します。
※出典:厚生労働省ホームページ「学歴別就職後3年以内離職率の推移」
https://www.mhlw.go.jp/content/11805001/001156476.pdf
■「CareerPod」の概要
■「スロー就活」と「社会に出るための準備」のすすめ
「CareerPod」は、キャリア設計を基本から学ぶことができ、大学1年生から就活生までが活用できる、あたらしい就活サイトです。
一人ひとりが望むキャリアを実現するための「スロー就活」と「社会に出るための準備」をサポートしています。
従来は、就活生になってから慌てて志望業界・企業を考え始める学生がほとんどでした。
コンコードアカデミーが提唱する「スロー就活」とは、大学1・2年生という早い時期から自分の人生やキャリアにじっくりと向き合うことで、やりたい仕事を見つけて、キャリアを設計して、進路を選ぶという、あたらしい就活スタイルです。
「CareerPod」を活用すれば、学生が自分の志向や仕事の解像度を高めた状態で就職活動に臨むことができ、より豊かなキャリアをスタートできると同社は考えています。
また、社会人として求められる素養を学生のうちに身につけておく、「社会に出るための準備」も大切です。
長期インターンシップへの参加は、「基礎的なビジネススキル」や「協働する心構え」を身につける上で貴重な機会となります。
このような経験を積んでおくことで、入社後に早く活躍できる可能性が高まり、より充実した状態でキャリアをスタートできるようになるでしょう。
さらに、新卒社員の育成を担う採用企業にとっても、入社前にビジネス経験を積んだ人材を採用できることは大きなメリットとなるはずです。
社会に出るための準備をする機会として、「CareerPod」では長期インターンへの参加を学生に推奨し、募集情報を提供しています。
■コンセプトは「落ち着くブックカフェ」
「CareerPod」のサイトコンセプトは「落ち着くブックカフェ」。
お気に入りのカフェで作業や読書に集中するように、自分とじっくり向き合う時間を学生たちは過ごすことができます。
まだ自分の将来に関心を持てない大学1年生や、就職活動に抵抗感がある学生も、キャリアという一見難しいテーマに親しみを持てるようなデザインとなっています。
サイトを訪れると、ブックカフェの本棚から気になる本を手に取るように、興味のある業界やテーマに関するコンテンツをスムーズに見つけることができます。
■「CareerPod」の4つの特徴
(1) キャリア設計から学べる
多くの学生が、自分が「本当にやりたいこと」を充分に考えることなく、知名度や年収条件、世間体などで就職先を選んでしまっています。
しかし、自分の価値観と向き合うことなくして、適切なキャリアを設計することはできません。
「CareerPod」では、コンコードアカデミーの代表取締役会長・渡辺 秀和が東京大学で行なったキャリア設計の授業をベースに、ビジネス知識を持たない大学1年生にも理解できるよう噛み砕いて解説しています。
(2) 仕事や業界を体系的に学べる
これまでの就活サイトは、PV数を重視することから無数の記事コンテンツがばらばらに存在しており、学生は何を読めばよいか非常にわかりにくいという問題がありました。
そこで「CareerPod」では、仕事や業界について必要十分な知見を得られるよう、体系的にまとめたコンテンツを用意しました。
各コンテンツは一冊の本のようなビジュアルになっており、それぞれ第1回からスタートする複数の記事で構成されているため、順を追ってそのテーマへの理解を深められる講座形式となっています。
訪れた学生は、サイト内で迷子になることなく、必要な知見を学ぶことができます。
(3) 厳選された長期インターン情報が得られる
長期インターンに参加すると、リサーチや資料作成などの基礎的なビジネススキルを身につけられます。
また、他者と協働する際のスタンスや、素直な心で学び続ける姿勢、任せられた仕事をやり遂げる姿勢を学ぶこともできます。
「CareerPod」では、これらのスキルや経験を身につけられる、優良な長期インターンの募集情報を「完全無料」で掲載しています。
学生が安心してチャレンジできるインターンを厳選して紹介することで、キャリア形成を支援しています。
(4) 小手先のテクニックではない、骨太の就活対策ができる
自分がやりたい仕事が見つかり、志望する企業・業種が定まったとしても、内定を獲得しなければ、設計したキャリアをスタートさせることはできません。
せっかくのキャリア設計が「絵に描いた餅」に終わらないように、「CareerPod」では就活において取り組むべき準備をわかりやすく解説しています。
就活サイトやSNSなどの情報では、とかくテクニック論に走りがちな就活対策が多く見られます。
しかし本来、就職活動とは、学生が大きく成長できる貴重な機会です。
一例を挙げると、グループディスカッションでは「周囲と協働する能力」が見られます。
自分の言動や振る舞いが他者に与えるインパクトについて深く省みる、学生にとってまたとない経験となります。
「CareerPod」では、「社会人になる上で何が求められているのか」という本質から解きほぐすことで、学生が就職活動を通じて大きく成長できるよう、骨太の就活対策を伝えています。
▼サービスロゴ
■代表取締役会長 渡辺 秀和のコメント
人は、人生の大半の時間を仕事に注ぎます。
豊かな人生を歩むうえで、「キャリア設計」はどなたにとっても大切なテーマと言えるでしょう。
しかし、日本の教育環境では、キャリア設計の知見を学べる機会がほとんどありません。
そのため多くの学生が、自分のやりたいことを十分考えずに就活し、社会に出る準備が不十分なまま就職し、早期に離職してしまう。
個人にも、企業にも不幸なこの状況が25年以上も続いています。
私たちは、このようなキャリア形成に関わる問題を解決するために、キャリア教育プラットフォーム「CareerPod」を立ち上げました。
キャリア設計には、日本を豊かな社会に変える力があります。
キャリア設計によって、精神的にも経済的にも充実した人々が増えれば、日本を活性化させるうえで大きな意味を持つことでしょう。
自分の好きな仕事を通じて、周囲の人々を幸せにし、より良い社会をつくる――そのような豊かな人生であふれる社会を、ビジネスリーダーの皆様、企業の皆様と共に実現していきたいと考えています。
代表取締役会長 渡辺 秀和(わたなべ ひでかず)
一橋大学商学部卒業。
2008年、株式会社コンコードエグゼクティブグループを設立し、代表取締役社長CEOに就任する。
コンサル業界、PEファンド、経営幹部、起業家などへのキャリアチェンジに高い実績を持つ。
「日本ヘッドハンター大賞」コンサルティング部門で初代MVPを受賞。
著書『未来をつくるキャリアの授業』(日本経済新聞出版社)は、東京大学におけるキャリア設計の授業で教科書に選定された。
■代表取締役社長 高松 祥大のコメント
「大学生活は人生の夏休み、社会人は我慢の時間だ」そのように考えている学生は少なくないかもしれません。
しかし、人生100年時代と言われる中で大学卒業後の残りの80年近くの人生を我慢して生きていくことは幸せなのでしょうか。
親や周囲の期待に応える仕事に就くことが、幸せにつながるのでしょうか。
仕事も含めて自分の活動が、社会を良くしているという自覚、やりがいを持って取り組むことができることこそが、人生の幸せだと思います。
一人一人が豊かな人生を送り、日本が成長していくには、キャリア設計の段階から自分が好きなこと・情熱を注げることを見つけ、高い意欲を持って多様な活動に取り組む個人が増えていく必要があります。
このような自分の志を持って働くリーダーを、キャリア設計の機会を通して1人でも多く日本から生み出していくことを、コンコードアカデミーは目指します。
代表取締役社長 高松 祥大(たかまつ よしひろ)
1999年生まれ。
東京大学経済学部経営学科卒業。
大学入学後は、大学の体育会ゴルフ部に所属する傍ら、医療系事業会社にて約半年間ゲノムビジネスの開発に従事した他、海外留学生を対象としたキャリア支援サービスの起業に携わり、複数のプロジェクトリーダーを担った。
学部2年時に、株式会社コンコードアカデミー(旧Pyxida株式会社)を創業し、代表取締役を務める。