「Interop Tokyo 2024」では2023年に続き、今後の宇宙開発におけるキーファクターとなる宇宙空間の通信、そして宇宙間通信の確立によって実現する新たなビジネスにフォーカスする特別企画「Internet x Space Summit」を実施します。
Interop Tokyo 2024「Internet x Space Summit」
◎展示会/展示会場内セミナー/専門セミナー(国際展示場 展示ホール2~6)
2024年6月12日(水)~14日(金)
12日(水)10:00~18:00、13日(木) 10:00~18:00、14日(金)10:00~17:00
※公式サイトからの事前登録制
◎基調講演(国際会議場2F)
2024年6月12日(水)~14日(金)
12日(水) 9:30~(オープニング 9:15)、13日(木)9:30~、14日(金)9:30~
※公式サイトからの事前登録制
◎Interop Tokyo カンファレンス(国際会議場1F)
2024年6月12日(水)~14日(金)
※参加有料:公式サイトより申込受付中
主催 : Interop Tokyo 実行委員会
運営 : 一般財団法人インターネット協会
株式会社ナノオプト・メディア
後援 : 関連省庁、関連団体
特別協力 : WIDEプロジェクト
予定来場者数 : 150,000人(同時開催展含む)
参加企業・団体数: 約500社・団体(同時開催展含む)※2024年6月4日時点
2024年6月12日(水)~6月14日(金)までの3日間、「Interop Tokyo 2024」では昨年に続き、今後の宇宙開発におけるキーファクターとなる宇宙空間の通信、そして宇宙間通信の確立によって実現する新たなビジネスにフォーカスする特別企画「Internet x Space Summit」を実施!
現在、アルテミス計画を始め、民間主導も含めた宇宙進出・開発への動きが世界的に活発です。
もはや宇宙進出はロマンの域に留まらず、将来的な人類の生活に直接変化を与え、また新しいビジネスを生み出す可能性を大いに秘めています。
他方で、月・あるいは宇宙で持続的な活動をするためには、移動・居住・食料など様々な面での地球同様の環境整備が必要となります。
そして、これらの整備のために重要となるのが通信、それもポイントtoポイントではなく「インターネット」が必要とされます。
いわゆる「惑星間インターネット」の研究の歴史は意外に古く、地球上での通信プロトコルであるTCP/IPの設計を行ったことで知られるヴィントン・サーフ氏は、TCP/IPでは宇宙では通信できないことを早くから理解しており、1998年には宇宙でも使えることを想定した新しいプロトコル「DTN」の研究に着手したと言われています。
そして現在では、サーフ氏もメンバーであるIPNSIGが、NASAやJAXA、ESAなどと連携し、宇宙空間ならではの事情によって発生する様々な課題と向き合いながら、この惑星間インターネットの開発に挑んでいます。
このような背景を踏まえ、日本のインターネットの技術発展の歴史とともに歩んできたInterop Tokyoでは、昨年に引き続き「Internet x Space Summit」を実施。
今回は惑星間インターネットや探査などのトピックに加えて、建設、エネルギー、食などの応用分野や宇宙環境における法整備に関するセミナーや展示を通して、新しい市場の可能性を来場者の方々に伝えられます。
参加には、Interop Tokyo 2024への展示会登録が必要です。
(無料)
展示とステージは上記イベント登録のみで参加が可能となっており、基調講演の聴講には、展示会登録の際に表示される講演選択画面での該当講演の選択と登録が必要になります。
▼Interop Tokyo 2024への参加登録はこちら
https://www.interop.jp/
■Internet x Space Summit 基調講演
◆LunaNetと国際協力を通じた月圏における相互運用
NASA
Space Communications and Navigation(SCaN) Program
Chief Architect
Jim Schier 氏
◆月面での通信がもたらす新たな宇宙ビジネスの創出へ
【パネリスト】
(国研)宇宙航空研究開発機構
国際宇宙探査センター センター長
山中 浩二 氏
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDEプロジェクト ファウンダー
村井 純 氏
KDDI
先端技術統括本部 先端技術戦略本部 シニアエキスパート
(宇宙領域ビジネス企画担当)
市村 周一 氏
日揮グローバル
Engineering DX推進室 室長
宮下 俊一 氏
【モデレーター】
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 教授
神武 直彦 氏
◆これからの宇宙・空間産業について(仮)
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 教授
白坂 成功 氏
PwCコンサルティング(同)
執行役員
パートナー
渡邊 敏康 氏
PwCコンサルティング(同)
シニアマネージャー
南 政樹 氏
■Internet x Space Summit ステージ情報(一部抜粋)
◆惑星間インターネット時代の幕開け
IPNSIG
President
金子 洋介 氏
◆玩具会社がSORA-Qを通じて宇宙事業に関わる理由
タカラトミー
事業統括本部 メディア戦略室 D2C・CX戦略部
赤木 謙介 氏
◆宇宙空間での快適で持続可能な暮らしを実現する建築
竹中工務店
宇宙建築タスクフォース(TSX)リーダー
田中 匠 氏
◆IETFにおける惑星間インターネット標準化の動向と課題
慶應義塾大学
総合政策学部
内田 祥喜 氏
◆月面と地球との通信ネットワーク
~日本の通信業界が貢献できることは何か?~
【スピーカー】
内閣府
宇宙開発戦略推進事務局 参事官
山口 真吾 氏
IPNSIG
President
金子 洋介氏
【モデレーター】
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDE プロジェクト ファウンダー
村井 純 氏