アトミテックは、戦略的イノベーションプログラム(SIP(*i))において慶應義塾大学SFC研究所が構築・社会実装を推進したukabisの開発に主要ベンダーとして参画し、バリューチェーンの付加価値向上に繋がるシステム構築を実施しました。
アトミテックukabis(スマートフードチェーンプラットフォーム)
アトミテックは、戦略的イノベーションプログラム(SIP(*i))において、慶應義塾大学SFC研究所が構築・社会実装を推進したukabis(スマートフードチェーンプラットフォーム)の開発に主要ベンダーとして参画。
システムを利用されるユーザ様に生産~消費にわたるデータ連携を実現し、バリューチェーンの付加価値向上に繋がるシステム構築を実施しました。
稼働後は一般社団法人スマートフードチェーン推進機構様との連携により、安定したシステム提供を目指し、運用支援に携わっています。
本システムは食を繋ぐ全プロセス(研究開発、生産、加工、販売・消費、輸出)に関わる方が利用者となるため、パブリッククラウド活用が前提となり、「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」を採用し、高速でセキュアな環境を提供することを実現しました。
■アトミテックによるインフラ基盤構築とアプリケーション資産のコンバージョン
同社では、インフラチームと開発チームが連携し、短期間で高品質なマルチクラウドシステムを構築しました。
システムはOracle Cloud Infrastructure Container Engine for Kubernetes(OKE)でコンテナ化し、システムの要となるデータベースはOracle Autonomous Database(ADB)の採用で、データの一元化と管理の自動化を実現しました。
■慶應義塾大学 環境情報学部教授 神成淳司様のコメント
スマートフードチェーン構築において、これを支える基盤としての堅牢性は重要な要件であり、また限られた時間内でのプロジェクト完了も求められていた。
オラクルクラウドへの実装において、これらの要件を見事に達成し、本プロジェクトの成功を支援してくれた。
■一般社団法人スマートフードチェーン推進機構 代表理事 折笠俊輔様のコメント
生産から流通、消費までの食のサプライチェーンのデータを連携するためのスマートフードチェーンプラットフォームであるukabisの運営には、クラウドサービスにおける処理速度とセキュリティは非常に重要です。
今回、アトミテック様には、「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」にて、スマートフードチェーンの実現を支援いただきました。
保守やメンテナンスを含めて、頼りにしています。
■日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括 佐野守計様のコメント
日本オラクル株式会社は、今回の株式会社アトミテック様による、慶應義塾大学SFC研究所様におけるukabis基盤技術開発の成功を心よりお祝い申し上げます。
日本オラクルは約40年にわたり企業・団体におけるデータベース分野をけん引し、クラウドの時代においても、基幹システムにおいて不可欠とされる高度なセキュリティと可用性を備えるOCIを提供しています。
アトミテック様は、数々のOCI構築を経験し、ミッションクリティカルシステムにおける卓越した知見と豊富な実績を有しています。
当事例は、お客様におけるDX推進を飛躍的に向上させるものと確信しています。
アトミテック様と協力することで、よりセキュアで高品質なクラウドサービスの提供を実現します。