公益財団法人こうべ市民福祉振興協会が運営する「しあわせの村」は、13回目の開催となる「こころのアート展」の出展作者を、2024年5月13日(月曜)より公募します。
しあわせの村「こころのアート展」
「こころのアート展」は、障がいのある人たちの創作活動を支援し、自らを表現する機会を提供するとともに、枠組みにとらわれない芸術作品を通して、市民の方々が自由な表現の楽しさを発見し、豊かな社会や文化を創造する契機となることを目的に開催しています。
また、当事業は1人1作品を展示する公募展とは異なり、応募者の中から10名を選考し、それぞれの代表作を複数点展示することにより、作者の作品の持つ世界観を醸し出す「10人の個展」のような形式のアート展を最大の特徴としています。
また、より多くの方々に作品の魅力を伝えるために、巡回展なども順次開催しています。
過去には、こころのアート展に出展されたことをきっかけに、作者の作品が美術館での展示につながった事例や、作品を気に入り購入する方の出現など新たな出会いの場になっています。
1. 募集期間
2024年5月13日(月曜)から6月13日(木曜)(必着)
2. 応募
(1) 応募資格
兵庫県在住、在勤、在学または通所している障がいのある個人で、日ごろから創作活動を行っており、応募時点で展示可能な作品がすでに10点以上あること。
(障がいの種類や程度、年齢等は不問)
(2) 応募者
本人による応募、または支援員や家族等の推薦。
(3) 作品の規格
1) 平面作品
・絵画、書、写真などジャンルは自由。
・サイズはF100号(1303mm×1621mm)以下
2) 立体作品
・陶芸・彫塑・織物などジャンルは自由。
展示可能なもの。
・原則として、サイズは縦・横・奥行きの合計が300cm以内。
ただし、一辺の最大が150cm以内、作品本体の重量が20kg以下かつ運搬のために10kg以下に分割可能なもの。
※画材・素材の指定無し
※発表、未発表不問
※著作権に抵触する恐れのある作品は出展不可(キャラクターなど)
(4) 募集要項
別紙のとおり
(5) 応募方法
応募方法は郵送または専用フォームの2通りから選択。
1) 郵送の場合
・応募用紙に必要事項を記入し、代表作品3点のカラー写真を添えて郵送。
(作品そのものの応募は受け付不可)
・送付先
〒651-1106 神戸市北区しあわせの村1番1号
公益財団法人こうべ市民福祉振興協会 事業課 こころのアート展 係
2) 専用フォームの場合
・画像データは作品ごとに作成。
・第13回 こころのアート展 応募専用フォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S72932135
3. 選考方法
応募作品の中から出展候補者を選考し、候補者の実際の創作活動を確認したうえで、最終的に出展を決定し、出展作品を選定。
(1) 選考委員(予定)
服部 正(甲南大学 文学部 教授)
宮崎 みよし(美術家、みよしアートプランニング代表)
鍬田 和見(武庫川女子大学 非常勤講師)
大西 久(兵庫教育大学 教授)
(2) 選考結果
・出展候補者は、個別に連絡するとともに、こころのアート展ウェブサイトに掲載する。
最終選考に残った応募者もウェブサイトに掲載する。
※他応募者への個別の連絡はしない。
・応募用紙、写真、データの返却はしない。
4. 「第13回 こころのアート展」開催概要
(1) 日程
2024年12月5日(木曜)から2025年1月13日(月曜・祝日)
(2) 場所
しあわせの村本館・宿泊館
(3) 本展の特徴
・作者に焦点を当て、作者1名あたり10点程度の作品を個展形式で展示します。
・期間中、公募で選出されたミュージシャンによる、作品からインスピレーションを受けた楽曲のミニライブを開催します。
・期間中、手話通訳付きギャラリートークを開催します。
・本展終了後、より多くの方々に作者と作品の魅力を伝えるために、巡回展や、常設「こころのアートギャラリー」しあわせの村本館-宿泊館2階、「サンポチカギャラリー」(三宮中央通り地下通路)などで展示します。
5. こころのアート展ウェブサイト
https://kokoroart2011.info