異機種データベース間リアルタイム・レプリケーション・ツール「Syniti Replicate」の最新版V10が発売開始されました。
異種データベース間リアルタイム・レプリケーション・ツール「Syniti Replicate」
製品概要ページ:
https://www.climb.co.jp/soft/dbmoto/
このSyniti Replicate V10はSAP Loading via BDCテンプレートがネイティブに統合され、高度なデータ移行・管理をよりシームレスに行うことが可能になりました。
この新しい統合により、ユーザは追加のツールやソフトウェアを必要とせずに、レガシーシステムからSAPへ大量のデータを簡単に移行することができます。
BDC(バッチデータ通信) テンプレートは、データフィールドをマッピングするためのユーザフレンドリーなインターフェイスを提供し、SAPにインポートする前にデータをプレビューして検証する機能を備えています。
Syniti Replicateは、RFCプロトコルに基づくSAPシステムからのデータ抽出をサポートします。
この機能を使用して、ユーザはSAPトランスペアレントテーブル、クラスタテーブル(SAP ECCのみ)、プールテーブル(SAP ECCのみ)、ビュー(SAP S/4HANAのみ)からデータを抽出できます。
さらに、ユーザはSAPシステムで複雑なクエリ(グローバルおよびローカル)を作成し、これらのクエリから標準テーブルのようにデータを抽出できます。
このアドオンには、この機能を提供する独自のドライバとSAPトランスポートに加え、Syniti Replicateを使用したSAP RFC抽出のインストール、セットアップ、実行方法を説明するユーザガイドが含まれています。
また、今回のV10から製品名をSyniti Data Replication(旧DBMoto)からSyniti Replicateに変更しました。
■統合のハイライト
●データ移行を効率化
BDCテンプレートは、レガシーシステムからSAPへのデータ移行のプロセスを自動化し、ユーザの時間と労力を節約します。
●さまざまなトランザクションコードをサポート BDCテンプレート
さまざまなトランザクションコードをサポートするようにカスタマイズすることができ、異なるSAPモジュールやアプリケーション間でのデータ移行を容易にすることができます。
●設定可能なバッチサイズ
ユーザは、移行するデータのバッチサイズを設定することができ、特定のニーズと制約に基づいてプロセスを最適化することができます。
●複雑なデータ構造のサポート
BDCテンプレートは、ネストしたテーブルや複数のレベルを持つ構造など、複雑なデータ構造を扱うことができ、データの移行においてより高い柔軟性を提供します。
●精度の向上
BDCテンプレートには、データの正確性と完全性を保証するための検証チェックが組み込まれており、移行プロセスにおけるエラーのリスクを軽減します。
■価格:オープン価格
Syniti Replicateはデータベースの接続数、インスタンス数によってライセンス価格が変動します。
■評価版:
同社ホームページ(http://www.climb.co.jp)から30日間の無料評価版を申し込むことができます。