男性は“異性”、女性は“同性”からの外見評価を意識!日本能率協会総合研究所「美容調査2023」

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日本能率協会総合研究所は、15~69歳の男女を対象とした新企画調査「美容調査2023」を実施しました。

 

日本能率協会総合研究所「美容調査2023」

 

 

 

『美容調査2023』
https://www.jmar.biz/report2/beauty2023/

 

この調査は、スキンケアアイテムの使用頻度や肌悩み、美容家電の認知等の“顔”に関する《フェイスケア編》、季節別の入浴頻度や身体の部位別の悩み、ボディメイクアイテムの保有状況等の“身体”に関する《ボディケア・ボディメイク編》、ヘアケアアイテムの使用頻度や髪・頭皮悩み等の“髪”に関する《ヘアケア編》の3編で様々な角度から「美容」に関する意識・行動等を捉えます。

今回は調査結果の一部を抜粋して案内します。

 

 

■調査結果のポイント紹介

・外見について、男性は“異性”からの評価、女性は“同性”からの評価が気になる

・男性は「口腔内・オーラルケア」、女性は「髪の毛・ヘアケア」への美容意識が最も高い

・理想の肌状態の女性1位は「透明感がある」。

年代差が小さく、どの年代でも支持される

・髪・頭皮悩みは、男女ともに「白髪」が1位。

女性は「くせ・うねり」悩みも高い

・買いたい理美容家電メーカー・ブランド1位は「Panasonic(パナソニック)」

 

 

■調査概要

調査名 :美容調査2023

※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の

一部を抜粋して紹介します。

調査期間:2023年11月13日(月)~2023年11月18日(土)

調査対象:全国に居住する15~69歳の男女

調査方法:インターネット調査

回答者数:4,000名

※母集団人口構成比に準拠してサンプル設計、回収を実施。

 

 

【調査結果1】外見について、男性は“異性からの評価”、女性は“同性からの評価”が気になる

美容意識・価値観の1つとして、「A:外見について、同性からの評価が気になる」「B:外見について、異性からの評価が気になる」のどちらの考えに近いかを確認したところ、男性は、20代ではAとBの考えが拮抗するものの、20代以外の年代ではBの“異性からの評価”が気になる割合が高い。

60代が最も高く、7割強がBの考えだった。

対して、女性は一貫してAの“同性からの評価”が気になる割合が高く、年代が上がるにつれてその傾向は高まり、60代では8割半が同性からの評価を気にする結果となった。

 

Q. あなたのお考えは、次にあげるA・Bのどちらに近いですか。

(単一回答)

 

図表1

 

【調査結果2】男性は「口腔内・オーラルケア」、女性は「髪の毛・ヘアケア」への美容意識が最も高い

部位別にどの程度「美容」を意識しているか確認したところ、男性は、「とても意識している」「意識している」「少し意識している」を合わせた「意識している計」が、“口腔内・オーラルケア”で半数を超え最も高く、次いで“髪の毛・ヘアケア”、“顔・フェイスケア”、“ボディケア・ボディメイク”という順だった。

女性は、“髪の毛・ヘアケア”が7割強と高く、次いでほぼ同程度で“顔・フェイスケア”、“口腔内・オーラルケア”、“ボディケア・ボディメイク”という順で、男女とも相対的に“ボディケア・ボディメイク”への意識が低かった。

なお、女性は「とても意識している」の割合でみると、“顔・フェイスケア”の割合が16.1%で最も高い。

 

Q. あなたは、以下の部位について、どの程度「美容」を意識していますか。

(各単一回答)

 

図表2

 

【調査結果3】理想の肌状態の女性1位は「透明感がある」。

年代差が小さく、どの年代でも支持される

理想の肌状態について、男性は「ハリがある」「ニキビ・吹き出物がない」「脂っぽくない」「しみがない」「シワがない」がTOP5。

男性1位の「ハリがある」は60代で最も高く、10-20代との年代差が顕著。

一方で「ニキビ・吹き出物がない」は男性10代が5割強と高い。

女性は、「透明感がある」「ハリがある」「しみがない」「毛穴が目立たない」「キメ細かい」がTOP5。

女性1位の「透明感がある」は他の理想の肌状態と比べて年代差が小さく、いずれの年代でも支持されている。

「ハリがある」「しみがない」という加齢により顕在化する悩みについては、年代差が大きく、特に50-60代において高い。

 

Q. あなたにとって理想の肌とは、どのような状態の肌でしょうか。

特に理想とする状態の上位3つをお答えください。

(複数回答)

 

図表3-1

 

図表3-2

 

【調査結果4】髪・頭皮悩みは、男女ともに「白髪」が1位。

女性は「くせ・うねり」悩みも高い

髪や頭皮の悩みについて、男性は「白髪」「髪が薄くなってきた」「抜け毛」「髪が細くなってきた」「フケがでる・でやすい」がTOP5。

上位の「白髪」「髪が薄くなってきた」はいずれも、10-20代では1割を下回り低いものの年代が上がるにつれ高まる。

「フケがでる・でやすい」は10代が顕著に高く、20-50代は同程度で推移し、60代で低下する。

女性は「白髪」「くせ・うねりがある」「パサつき・乾燥」「抜け毛」「ツヤがない」がTOP5。

「白髪」悩みは、20代までは1割を下回るものの30代で2割半と高まり、40代は5割強と30代の倍以上に高まり、50-60代は6割台。

「くせ・うねりがある」は10代で約4割と高く、20代で一旦低下するものの30代以降でまた高まり、40-50代が4割半と高い傾向。

 

Q. あなたの髪や頭皮の悩みとしてあてはまるものをお答えください。

(複数回答)

 

図表4-1

 

図表4-2

 

【調査結果5】買いたい理美容家電メーカー・ブランド1位は「Panasonic(パナソニック)」

買いたいと思う「理美容家電メーカー・ブランド」は、いずれの年代でも「Panasonic(パナソニック)」が1位だった。

ただし、男性50-60代は「メーカー・ブランドは気にしない」が6割弱と顕著に高い。

また、男性10代と30代は「シャープ(SHARP)」が他の年代と比べて高い。

女性10代は、「ダイソン(Dyson)」「シャープ(SHARP)」「リファ(ReFa)」が女性計と比べて5ポイント以上高く、「サロニア(SALINIA)」は女性計と比べて10ポイント以上高い。

また、「メーカー・ブランドは気にしない」が他の年代と比べて顕著に低い。

 

Q. あなたが、理美容家電を買うとした場合、買いたいと思う「メーカー・ブランド」をお答えください。

(複数回答)

 

図表5-1

 

図表5-2

 

レポート販売の案内

■アウトプット

『美容調査2023』

(1)調査報告書(PDFデータ):2024年3月完成

(2)集計データ(Excelデータ):単純集計表・クロス集計表一式

◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。

 

 

※同社は、本調査を購入した企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。

ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

※本調査の成果物の利用は購入した企業(法人・個人)の内部での利用のみに限らせていただきます。

 

■調査購入の案内

《フェイスケア編》

定価390,000円(税別)・MDBメンバー価格370,000円(税別)

《ボディケア・ボディメイク編》

定価350,000円(税別)・MDBメンバー価格330,000円(税別)

《ヘアケア編》

定価320,000円(税別)・MDBメンバー価格305,000円(税別)

◆3編セット価格

定価998,000円(税別)・MDBメンバー価格960,000円(税別)

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