アクション業界に携わるクリエイターとプレイヤーのために発足された「JAPAN ACTION GUILD」が、日本のアクション業界の未来を支える人材発掘と育成を目的とした「JAGアクションクリエーター養成所」を2024年4月に開講します。
JAGアクションクリエーター養成所
「JAGアクションクリエーター養成所」は、映画やドラマだけでなく、SNS動画やゲームなど現代における様々な媒体においてアクションシーンを作り出せる次世代の人材の育成と輩出を目的に新設しました。
JAGはこの次世代の人材を「アクションクリエーター」と定義し、日本のアクション業界の第一線で活躍するアクション監督や殺陣師などが指導し、プロの世界で通用する実力を持った人材の輩出を目的としたプロジェクトです。
JAGアクションクリエーター養成所 サイト:
JAG公式WEBサイト :
https://japanactionguild.jp/
「JAPAN ACTION GUILD(ジャパン・アクション・ギルド)」とは
アクション業界に携わるクリエイターとプレイヤーのため、2021年初頭に発足した団体。
INNOVATION(革新)とDEFENCE(守り)、そしてアクションファンとアクションの世界をつなぐHUB(中核)の役割、この3本を主軸にさまざまな活動を行なっている。
「るろうに剣心」シリーズアクション監督・谷垣健治、「クローズZERO」シリーズアクションコーディネーター・辻井啓伺、「キングダム」アクション監督・下村勇二、「牙狼-GARO-」シリーズアクション監督・横山誠、数少ない女性殺陣師であり高瀬道場師範・多加野詩子という、日本アクション映画の中枢を担うメンバーがチームや経歴の枠を越え、「JAPAN ACTION GUILD」の理事に就任。
代表理事は、JAC(現JAE)出身の株式会社ワーサル代表取締役・矢部大が務める。
JAGアクションクリエーター養成所
国内のアクション業界は人材不足です。
ここ数年で、80年代のようなアクションブーム再来の兆しが見えている状況の中、国内外のアクションコンテンツを支えている人材の高齢化や映像技術の革新等、様々な要因から次世代の人材の確保が必要な状況です。
この状況を踏まえ【アクション実技】【演出】【撮影】【映像編集】【安全確保(保全)】の全ての技術を兼ね備えた人材を育成し輩出します。
「プロの現場での実践」をコンセプトに、【前半5ヶ月の基礎】【後半5ヶ月の応用】【卒業制作2ヶ月】の1年間で実践する養成プログラムです。
受講者は、プレイヤー(演者)としてのアクション実技を体得しつつ、アクションシーンにおける演出、撮影と映像編集などの技術も習得していきます。
プロの現場で必須になってくるVコンテ、もしくは自分自身でアクション作品を仕上げられる実力を身につけてもらいます。
更に、スタントシーンなどで必要とされる保全の技術も学び、将来的に「映画監督」や「アクション監督」「スタントコーディネーター」としても活躍したり、あるいは舞台やライブを中心とした「アクション演出家」やアニメ、ゲームなどの様々な分野で「アクションシーンを理解しているクリエイター」として活躍できる人材育成を行なっていきます。
そのため、受講生には月毎に実践課題が与えられ、実際の現場で使われた素材や非公開作品の素材を使用しての映像編集や報酬が発生するような実在の案件などをこなして、卒業課題には、アクションが含まれた短編作品を完成させるなど、プロとしての素養を身につけるカリキュラムが組まれています。
卒業生には、一定の実力を有する証明として「JAG認定証書」を授与し、卒業後もアクション業界を盛り上げていく一員としてJAGがサポートします。
講師には、JAG創設メンバーに加え、現役の映像クリエイターやプロデューサー、映画監督、元大手広告代理店プランナーなど日本トップレベルの人材が参加し指導します。