サイレックス・テクノロジーは、Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax)対応の業務用無線LANアクセスポイント「AP-300AX」を販売開始しました。
サイレックス「AP-300AX」
オープン価格
AP-300AX製品と仕様ページ:
https://www.silex.jp/products/accesspoint/list/ap300ax
業務用アクセスポイントは、接続する端末数、セキュリティレベルなど家庭用アクセスポイントとは仕様が異なります。
また広域な施設でLAN配線が難しい場合には、メッシュ機能に対応したアクセスポイントが有効です。
更にWi-Fi 6に対応したアクセスポイントは、さらなる通信の安定性と高速化、混雑環境でもストレスのない通信を実現します。
「AP-300AX」は、様々な業務用のニーズに対応し、オフィスや小売店、飲食店はもちろん、医療施設や介護福祉施設などにも適したアクセスポイントです。
サイレックスの統合管理ソフトウェア『AMC Manager(R)』を活用すれば、設定や稼働状況を一括管理でき、サポートコストの削減も可能です。
【特許出願中】広域をカバーするAMC Mesh機能
サイレックス独自のツリー型接続メッシュネットワーク「AMC Mesh機能」に対応しており、最大32台で1つのAMC Meshネットワークを構成することができます。
本機能は、複数の経路候補から動的に経路を選択してネットワークを構成し、ホップを重ねることで広域な無線LANネットワークを形成します。
下の図では、RootAP 2台、Repeater 30台で構成されるメッシュネットワークを想定しています。
推奨されるホップ数は5ホップで、最大120m×140mの範囲をカバーすることが可能です。
通信の冗長化で、安定通信を実現
アクセスポイント間の通信を2.4GHzと5GHzの両方で同時に行うことで、5GHz帯の無線LANを使った業務運用で生じるW53やW56のDFS(Dynamic Frequency Selection)帯域を使用することができます。
例えば、5GHz帯で通信中に気象レーダなどの検知があっても、2.4GHz帯をバックアップとして接続を維持することが可能です。
その後、5GHz帯の通信が再開可能となり、次に使用する5GHz帯のチャネル情報を共有して、自動的に5GHz帯への通信に復帰します。
その他特長
●大容量で高速の通信を実現
Wi-Fi 6では、変調方式に1024QAMを採用しており、高速で大容量の通信が可能です。
●混雑環境でもストレスのない通信を実現
Wi-Fi 6の機能であるOFDMA、双方向のMU-MIMOに対応し、混雑環境でも安定した通信を実現します。
OFDMA対応により、最大速度理論値の向上だけでなく、一つの時間単位内に複数ユーザのデータを入れ込むことが可能となり、密集/混雑環境でもストレスのない通信が可能です。
●最新のセキュリティ規格「WPA3(TM)」対応
企業向けに使用が推奨されている IEEE 802.1X認証をサポートし、WPA3 Enterprise 192bit securityにも対応。
RADIUSサーバと組み合わせることで、認証情報を集中管理することが可能で、従来よりも強固なセキュリティを実現します。
■ サイレックスのWi-Fi 6対応アクセスポイント
サイレックスは、業務用、産業用のアクセスポイント(AP)を各種取り揃えています。
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