待望の再演!Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』

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TBSテレビとK-BALLETは、2024年春、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』公演を開催します。

ダンサー、管弦楽、合唱など総出演者が250名を超える、再演不可能といわれた幻の衝撃作が復活!

 

Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』

 

 

【上演時間】約75分(休憩なし)

【チケット料金(税込)】

S席25,000円 A席17,000円 B席13,000円 C席9,000円 D席7,000円 学生券4,000円

学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定

※本公演は未就学児入場不可です。

【チケット販売】

TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット

※学生券はTBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い

 

2019年にBunkamura30周年記念として初演し、圧巻のスケールで観客に鮮烈なインパクトを与えた大作、それが熊川哲也演出・振付『カルミナ・ブラーナ』。

「誰もが知るカール・オルフの大曲に、熊川は美しく優美なバレエの概念を超えた戦慄の物語を授けた」と、わずか2夜限りの上演でありながら大きな話題となった。

2021年のコロナ禍には、人類とウイルスを彷彿させる悪の対比をより鮮明に浮かび上がらせ、ステージ界では類を見ない撮影規模で映像作品として発表。

そして生の舞台での再演が待望されていたなか、来たる5月、ついに上演が実現!

初演時にはなかった熊川の特別出演という千載一遇の機会となる今回、この世に闇を与える悪魔の子アドルフに挑むのは飯島望未。

ダンサー、歌唱ソリスト、合唱団、児童合唱、オーケストラ…熊川のもとに250名が集結し、お贈りする最大規模の総合舞台芸術。

あの衝撃の舞台が今また!

2月10日(土)チケット販売開始!

 

 

■芸術監督

熊川哲也

 

 

『カルミナ・ブラーナ』

演出・振付・台本   :熊川哲也

音楽         :カール・オルフ

舞台美術・衣裳デザイン:ジャン=マルク・ピュイッソン

照明デザイン     :足立恒

 

 

シノプシス

人間の世に紛れ込んだ悪魔の子アドルフ。

アドルフと接触すると、この世のすべてがその美質を失う。

可憐に咲き誇る花々やさえずる鳥たち、世に光をもたらす太陽、

女性の美を象徴するヴィーナス、純粋無垢な白鳥、敬虔な神父さえも。

アドルフは人間社会に蔓延する悪の象徴として、

また時には人の堕落と果てなき欲求の化身として、

世に闇を与え、醜行を蔓延させる。

立ち向かう人間の姿は、悪魔にも良心を芽生えさせるのか。

そして使命を全うすべくアドルフを殺め、この世に均衡をもたらすのは、

我々人類か、あるいは人知を超えた力なのか――。

 

飯島望未(アドルフ)

 

飯島望未

 

山本雅也(太陽)

 

山本雅也

 

小林美奈(ヴィーナス)

 

小林美奈

 

堀内將平(ダビデ)

 

堀内將平

 

成田紗弥(白鳥)

 

成田紗弥

 

石橋奨也(神父)

 

石橋奨也

 

熊川哲也(特別出演)

 

芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamori

 

ほか Kバレエ トウキョウ

指揮 :井田勝大

管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ

 

 

知らぬ者はいないオルフの代表作、『カルミナ・ブラーナ』とは

19世紀にドイツのベネディクト修道会の修道院で発見された詩歌集である。

13世紀初期に南ドイツで書き写されたものとされるその古文書は、中世ラテン語で書かれた詩集や中世ドイツ語の詩、そして風刺作品などで構成されており、「遍歴の神学生」が書いたとされるその内容には、開放的に自然を謳歌した彼らの思想が反映されている。

この詩集に目をつけたのがミュンヘン出身の作曲家カール・オルフ(1895−1982)。

同名の大規模カンタータを作曲し、強烈なリズムと連続する和音、従来の方法に捕らわれない大胆な作曲術で圧倒的な評価を得、オルフの代表作となった。

特に、“世界の支配者 運命の女神フォルトゥーナ”を歌う第1曲と最終曲にあたる「おぉ、運命の女神よ」は大変有名で、映画作品などでも頻繁に使用されている。

現代においても、その昂揚感と緊迫感が多くの人を惹きつけてやまないのだ。

 

バレエで描く衝撃のエクソシスムがここに――!?

熊川哲也も、この曲に魅了された1人。

しかし、熊川が曲から受けた型破りで意外性に満ちたイメージは、これまでの誰とも似通っていないだろう。

「全曲を聞き終わった瞬間に、バレエ作品として構築するためのアイディアが溢れ、たった1時間で全曲の構想をまとめてしまった」というその内容は、“女神フォルトゥーナの子は、悪魔であった”という衝撃的な展開からはじまる。

人間の世にでた悪魔は、人間に闇を与え、悪行を操る。

そして、その運命に立ち向かう人間たち…。

熊川は、バレエではかつて描かれたことがないだろう衝撃のエクソシストの世界、そして時代を超えた壮大な人類への示唆に富む作品を生み出したのだ。

 

世界的演出家の寵愛をうけるデザイナーと熊川がタッグを組む!

 

ジャン=マルク・ピュイッソン(C)Antonio Olmos

 

衣裳・美術のデザインを手掛けるのはジャン=マルク・ピュイッソン。

パリ・オペラ座バレエ学校を卒業し、シュツットガルト・バレエ団などで活躍するプロのダンサーであったが、デザイナーに転向すると瞬く間に頭角を現した。

近年の代表作としてはロイヤル・オペラ・ハウスにおけるマクヴィカー演出『アイーダ』、ロイヤル・バレエ団で初演され、世界中のバレエ団で上演されるウィールドンの代表作『DGV』、同じくロイヤル・バレエ団で上演され08年および13年にローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作ダンス部門を受賞したバランシン振付『ジュエルズ』、ウィールドン振付『Aeternum』のデザインを手掛けた。

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