合弁会社AI AVATARを設立!クオンタムソリューションズ×CELABAI社

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クオンタムソリューションズは、2024年1月31日開催の取締役会において、シンガポールに所在する企業「CELABAI PTE. LTD. (CELABAI社)」との合弁会社として、「AI AVATAR」を設立しました。

なお、「AI AVATAR」は、同社とCELABAI社で50%ずつ保有するものの、合弁会社の取締役に就任予定の3名中2名は同社から役員を派遣し、実質的な運営を行うため、同社の連結子会社となります。

 

クオンタムソリューションズ×CELABAI PTE. LTD. 合弁会社AI AVATARを設立

 

CELABAI社は、2022年10月11日に酒類のオークション事業を営む「MADISON AUCTION PTE.LTD.」として設立されました。

同社は、2023年9月27日に、商号を現在のCELABAI社に変更するとともに、事業実態についても現在のデジタルヒューマンテクノロジーの開発及びデジタルヒューマンテクノロジーの各種事業への応用を専門とする事業に転換しています。

CELABAI社は、高度なコンピュータ・ビジョン、機械学習、人工知能アルゴリズムを使用することで、リアルに行動し、リアルタイムでインタラクションを可能にするバーチャル画像を作成し、ユーザーに没入体験を提供することを目指しています。

デジタルヒューマンテクノロジーは、エンターテインメント、メディア、ゲーム、電子商取引などへの応用が期待されており、同社は、CELABAI社とともに日本国内におけるビジネスチャンスを探求し、デジタルヒューマンテクノロジーを利用した事業を開発するため、同社と合弁会社を設立することに合意しました。

同社は、本合弁会社設立をもって、CELABAI社より、同社が開発したAIアバターの日本における独占使用権(当該使用権に係る取引金額は合弁会社設立を条件として無償)を10年間付与されています。

また、CELABAI社は、デジタルヒューマンテクノロジーの開発及びデジタルヒューマンテクノロジーの各種事業への応用を専門とする事業を開始後3週間にあたる、2023年10月13日に最初のAIアバターを開発しています。

※なお「最初のAIアバター」と記載しているのは、現時点でCELABAI社が同社に対してデモとして複数のAIアバターを作成しているためです

 

合弁会社の概要

 

(1)名称       :AI AVATAR株式会社

(2)所在地      :東京都千代田区九段北一丁目10番9号 九段VIGASビル3階

(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 熊 虎

(4)事業内容     :日本におけるデジタルヒューマンテクノロジーを利用した事業の開発及び展開

(5)資本金      :37,500,000円

(6)設立年月日    :2024年2月中旬(予定)

(7)大株主及び持株比率:クオンタムソリューションズ株式会社 50%/ CELABAI PTE. LTD. 50%

(注)

・両社がそれぞれ18,750,000円を拠出する予定です。
・合弁契約締結後、12カ月間で、投資総額375,000,000円(資本金を含む)を両社が50%ずつ拠出することを予定しています。

 

CELABAI社の概要

(1)名称       :CELABAI PTE. LTD.

(2)所在地      :16 RAFFLES QUAY, #33-03, HONG LEONG BUILDING, SINGAPORE

(3)代表者の役職・氏名:取締役CEO Samuel Jr. Lin

(4)事業内容     :デジタルヒューマンテクノロジーの開発、デジタルヒューマンテクノロジーの各種事業への応用

(5)資本金      :100シンガポールドル(約11,134円)(注)

(6)設立年月日    :2022年10月11日

(7)純資産      :△51シンガポールドル(約△5,678円) (注)

(8)総資産      :約44,050,097円

(内訳)

<1> 50,050シンガポールドル(約5,572,567円)(注)

<2> 38,477,530円

(9)大株主及び持株比率:Samuel Jr. Lin 60%

Tian Xie 40%

 

(10)上場会社と相手先の関係

資本関係       :該当事項はありません。

人的関係       :該当事項はありません。

取引関係       :該当事項はありません。

関連当事者への該当状況:該当事項はありません。

 

(11)経営成績

決算期  :2023年1月31日~2023年12月31日

取引高  :0円

営業利益 :△16,585円

経常利益 :△16,585円

当期純利益:△16,585円

 

(注)・「円」で表示されている金額は、2024年1月24日現在の株式会社三菱UFJ銀行の対顧客電信売買相場の仲値である1シンガポールドル=111.34円で換算された金額となります。

・(8)総資産の<2>、及び(11)経営成績の「円」で表示されている金額は、日本円となります。

・CELABAI社の総資産の<2>38,477,530円は、香港在住のCELABAI社の取締役CEOであるSamuel Jr. Lin氏が、同じく香港在住で10年以上取引関係のあったTing Yan Chun氏に対して合弁会社の初期投資として、資金提供を依頼し、それに応じる形で2023年11月20日にTing Yan Chun氏が、自身がDirectorを務めるSHARP EDGE VENTURES LIMITEDを通じて38,500,000円を入金したものです。

・Ting Yan Chun氏は、同社が、2023年7月28日付開示資料「第三者割当による第12回新株予約権の発行に関するお知らせ」にてお知らせした2023年8月14日に発行した新株予約権65,600個のすべての割当先であり、2024年1月31日に別途公表している開示資料「第12回新株予約権の譲渡の承認に関するお知らせ」にてお知らせしているとおり、当該新株予約権65,600個のすべてを自身の資産管理会社であるTING YAN CHUN LIMITEDに譲渡することを同社に対して承認するよう要請しています。

・また、Ting Yan Chun氏自身がDirectorを務めるSHARP EDGE VENTURES LIMITEDは、2023年10月20日現在で同社株式1,356,900株(発行済株式総数の9.93%)を保有する同社株主です。

・Ting Yan Chun氏は、2023年11月2日現在で同社株式970,500株(発行済株式総数の7.10%)を保有するAPEC (China) Development LimitedのDirectorも務めています。

 

日程

(1)取締役会決議日       :2024年1月31日

(2)合弁会社設立日及び事業開始日:2024年2月中旬(予定)

 

今後の見通し

 

本件が2024年2月期連結業績に与える影響については、現時点では軽微であると考えられていますが、今後業績予想を修正すべき事項が発生した場合には、速やかに発表されます。

(参考)当期連結業績予想(2023年10月13日公表分)及び前期連結実績(単位:百万円)

 

当期連結業績予想(2024年2月期)

連結売上高          :2,070

連結営業利益         :45

連結経常利益         :150

親会社株主に帰属する当期純利益:125

 

前期連結実績(2023年2月期)

連結売上高          :264

連結営業利益         :△394

連結経常利益         :△156

親会社株主に帰属する当期純利益:△954

 

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