文藝春秋コミック編集部は、ドリヤス工場著『昭和怪事件案内』を発売しました。
文藝春秋コミック編集部『昭和怪事件案内』
書名:昭和怪事件案内
定価:935円(税込)
発売日:2024年1月23日
体裁:B6判 並製カバー装
〈どくいり きけん よんだら 死ぬで〉。
グリコ・森永、阿部定、三億円、よど号、口裂け女……昭和の御世を彩った有名すぎる怪事件30の「局所」に切り込む、前代未聞のコミック事件簿。
舞台は週刊誌編集部。
新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫ります。
昭和元年(大正15年)12月25日に起きた「光文」(新元号誤報事件)から始まり、「阿部定」「津山三十人殺し」など戦前の猟奇事件、「帝銀」「下山」など占領期の難事件、「三億円」「グリコ・森永」など未解決事件、「口裂け女」「エリマキトカゲ」など珍事件まで、64年にわたる昭和の御世に起きた怪事件を総ざらい。
珍事件、怪事件、未解決事件でたどる昭和グラフィティです。
『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』シリーズの著者ドリヤス工場の最新刊。
本作は、文豪たちの仰天エピソードを盛り込んだ文壇事件簿『文豪春秋』の続編という体裁でもあります。
【昭和の怪事件30】
光文/煙突男/大森銀行ギャング/白木屋火災/忠犬ハチ公/阿部定/恋の樺太逃避行 /津山三十人殺し/ひかりごけ/接吻映画/帝銀/下山/金閣寺放火/アナタハンの女王 /太陽族/南極犬タロとジロ/永仁の壺/名張毒ぶどう酒/金嬉老/三億円/よど号/目玉男/グアム島の横井さん/あさま山荘/金大中/ロッキード/口裂け女/グリコ・森永 /エリマキトカゲ/机「9」文字
著者プロフィール
ドリヤス工場(どりやす・こうじょう)
東京都出身。
同人活動を行いながら2005年より漫画家として活動。
主な作品に『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』シリーズ、『オモテナシ生徒会』、『異世界もう帰りたい』、『文豪春秋』などがある。
【ドリヤス工場さんのコメント】
昭和史を語る上では欠かせない数々の怪事件、あるいは流行など30のエピソードを採り上げ、漫画で解説しました。
誰もが名前は聞いた事のある有名な事件や出来事を通して昭和の歴史が見えてくるような本を目指しました。
懐かしく思える人も、新しく知りたい人も楽しめる本になれば幸いです。