さくら情報システムは、2024年6月に生成AIとAI-OCRを組合せた新たなデータ化サービス「AI Textract(仮称)」を提供開始することを発表しました。
「AI Textract(仮称)」は、従来のAI-OCRで必要とされている利用時の事前設定や調整を不要とし、さらなる業務効率化を可能にするサービスです。
さくら情報システム「AI Textract(仮称)」
サービス提供の背景
比較的フォーマットが決まっている請求書や領収書などの帳票の読み取り技術は確立しつつあります。
その一方で、フリーフォーマットの帳票、例えばアンケートや報告書など非定型のものはイメージを読み込む前にあらかじめフォーマットを利用者側で設定する必要があります。
そこで同社はそれらの課題に着目し、急速に進化するGPT(生成AI)を活用して読み取り設定不要で利用できる当サービスを開発しました。
提供サービスについて
<特長>
さくら情報システムの「AI Textract(仮称)」は、Azure Open AI Serviceを基盤に先進的な生成AI技術を利用して、さまざまな非定型帳票から必要な情報を自動的に抽出します。
当サービスでは各帳票に対応した適切なプロンプトを提供するため、従来のOCR利用時の帳票パターンの学習は不要です。
(特許出願中)
各種情報のデジタル化を検討している企業の中でも特に特殊な帳票から情報を抽出したい利用者に向けたサービスです。
・Web利用イメージ
・API連携利用イメージ
<サービス開始時期>
正式発表:2024年6月(予定)
正式発表後より無料でのお試し環境が利用可能です(件数制限あり)。
※上記内容は予告なく変更する場合があります。
※記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。