2023年の利用状況に関する相談レポートを公開!M Media Apps「きいて」

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M Media Appsが提供する悩み相談アプリ・愚痴サイト「きいて」は、孤独感の低減や自殺予防を目的としたSNSカウンセリングプラットフォームです。

今回、「きいて」運営開始から3年目となる2023年の利用状況に関するSNS相談レポートが公開されました。

 

M Media Apps「きいて」

 

 

悩み相談アプリ・愚痴サイト「きいて」は匿名かつ無料で利用できる悩み相談アプリ・愚痴サイトです。

スマートフォンアプリとウェブサイトで「悩みや愚痴の相談ができるSNS」として2021年から公開されています。

死にたい・消えたいなどの誰にも言えない悩みから日常のちょっとした愚痴まで気軽に投稿ができ、投稿を見た人や「きいてカウンセラー」からコメントや共感が届きます。

自分の気持ちを文字にまとめて投稿して他の人からの返事をもらうことで、不安の軽減や悩みの改善などのカウンセリング効果が期待できます。

 

1年間で19万件の投稿があった

 

 

2023年は191,436件の投稿がありました。

1日あたりの平均は524件です。

利用者は悩み・愚痴・雑談・幸せの4つからタイプを選択して投稿します。

「悩み」の投稿は138,717件、「愚痴」の投稿は27,365件、「雑談」の投稿は20,209件、「幸せ」の投稿は5,145件でした。

 

「きいて」の主機能は「投稿」です。

悩みや愚痴を聞いてほしい利用者が投稿をして、それを見た別の利用者がコメントをしてカウンセリングが成立します。

2023年に投稿された内容のうち、1件以上のコメントがついた投稿は81%でした。

ChatGPTを活用した「きいてコメントAI」の稼働により多くの投稿にコメントがつきましたが、AIのデータを除くと1件以上のコメントがついた投稿は39%でした。

 

毎日平均で608人

 

 

2023年は1日あたり平均で608人が「きいて」アプリを利用しました。

1月から5月までは300人から500人ほど、5月以降に増加して9月には800人ほどになり、12月には減少して700人ほどになりました。

 

「きいて」全体の年間アクティブユーザー数は36,770人でアカウント作成数は21,835人だったため、2022年以前からの利用者やアカウントを作成せず投稿を見るだけの目的でアクセスした人も多いことが分かります。

2023年にアカウントを作成した人の性別は未設定が61.8%、男性が6.0%、女性が29.8%、その他が2.4%でした。

アカウント作成時のデフォルトは未設定なのでその割合がもっとも高く、男女別では女性の割合が高くなりました。

年齢は未設定が72.5%、10代が12.7%、20代が9.6%、30代が3.3%、40代が1.2%、50代以上が0.7%でした。

2022年と同様に中高生など10代の利用者が多いです。

 

■誰も自殺しなくて良い社会を作りたい

「きいて」は「誰も自殺しなくて良い社会を作る」ことを目指しています。

2023年は利用者の数や投稿数が大幅に増加しました。

悩んだり心がつらくなったときに気軽に相談ができるSNSとして多くの人に利用されています。

しかし投稿にコメントがつかないことがあったりサービスの効果検証ができていないといった課題もあるため、これらの課題を認識し、悩んでいる方の手助けとなれるよう、引き続きサービスを改善していきます。

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