「ホノルルマラソン2023」<現地時間12月10日(日) 午前5時スタート>は、盛大に打ち上がる花火の中、42.195km先のフィニッシュに向け、老若男女のランナーたちが一斉にスタートし、ホノルルの観光ポイントをめぐるコースを駆け抜けました。
2023年はフルマラソン、10Kラン&ウォーク合わせて、29,836人(内日本人9,545人)がエントリー。
トータルのエントリー数は、昨年から微増となりましたが、日本人ランナーは、昨年の2倍に迫る人数となりました。
ホノルルマラソン2023
フルマラソン男子はポール・ランニャンガタ(30歳・ケニア)が2時間15分42秒で、女子はシンシア・レモ(33歳・ケニア)が2時間33分01秒で、ともにケニア勢が優勝しました。
ポール・ランニャンガタは、
「2014年以来、優勝が出来てとても嬉しい。
コンディションは、暑くて34kmくらいからは、風も強く湿度もかなり高かったので大変でした。
でも沿道の応援が素晴らしいので、とても好きな大会です。
純金の優勝メダルのことは昨日マネージャーから聞いたけど、他の大会では貰えないのでビックリしました。
これからも続けて何度も参加したいと思います。」
と語りました。
日本人男子トップは、松井俊介さん(32歳・千葉県)が2時間24分48秒で男子5位に、女子は阿部有香里さん(34歳・京セラ)が2時間47分32秒で女子4位に入賞。
車椅子部門では、男子は副島正純さん(53歳・ソシオSOEJIMA所属)が1時間38分46秒で、女子は土田和歌子さん(49歳・株式会社ウィルレイズ)が2時間3分00秒で優勝に輝き、レジェンドの走りを見せました。
また、今回大会の応援サポーター&ランナーを務めた小島よしおさん(43歳)は、5時間50分52秒で完走。
「盛大な花火から始まり、高揚感がすごく、この暖かい気候でクリスマスソングが聞けるのも新鮮で楽しいと思いました。
ダイヤモンドヘッドでの日の出もとても綺麗で、そんな中で走れたのすごくよかったです。
エイドステーションのボランティアスタッフのテンションが高いのは、ホノルルマラソンの特徴なのかと思いました。
ハイウェイですれ違う人達とのコミュニケーションで、ゴールに向かっていく一体感が味わえると思ったし、最後、40km手前からの太鼓やフラの応援など疲れているときに癒されるポイントがたくさんあるし、ゴールして、もうまた走りたいと思いました。」
と初めて走るホノルルマラソンの感想を語りました。
大会公式フィットネスアドバイザーのAYAさんは(38歳)は4時間52分50秒で初フルマラソンを完走。
「以前ハーフを一人で走ったのと違い、今回伴走についてもらってアドバイスをもらえたのは100倍心強かったです。
疲れたとき、エイドステーションの人たちも陽気で他人事なのにすごく励ましてもらって。
お祭りのような大会でもしマラソンを走るなら寒い地域ではなく、楽しいホノルルマラソンがいいなと思いました。」
このほか、元プロ野球選手で現在野球解説などで活躍中の杉谷拳士さん(32歳)も参加。
その模様は、2024年1月13日(土)16時より、TBS(関東ローカル)第51回ホノルルマラソン特別番組「絶景リゾートラン&最新グルメでハワイを満喫!ホノルルマラソン2023」にて放送されます。
前日9日(土)に開催された1マイルを走るカラカウアメリーマイルでは、エリート部門が2023年から公式レースとなり、男子はイェアード・ナグセ選手(24歳・アメリカ)が3分56秒58で、女子はニッキ・ヒルズ選手が4分28秒07で優勝しました。
日本から、田中希実選手(24歳)が参加、4分29秒79で女子2位でした。
ホノルルマラソン2023大会概要
■大会名称 :ホノルルマラソン2023
■開催日時 :2023年12月10日(日)午前5時00分スタート
*フィニッシュエリアのサポートサービスは午後2時まで実施しています。
(全ての参加ランナーはタイムにかかわらず完走することができます)
■競技種目 :フルマラソン(42.195km)
フルマラソン車椅子(42.195km)
10Kラン&ウォーク(10km)
■関連イベント:カラカウアメリーマイル(約1.6km)※12月9日(土)開催
■主催 :HONOLULU MARATHON ASSOCIATION(ホノルルマラソン協会)
■オフィシャルエアライン:日本航空
■サポーティングスポンサー:ahamo/SGC
■エントリー数:
・フルマラソン19,178人(内日本人5,887人)
・10Kラン&ウォーク7,982人(内日本人2,783人)
計:27,160人(内日本人8,670人)
・カラカウアメリーマイル2,676人(内日本人875人)
総トータル:29,836人(内日本人9,545人)
制限時間がないフルマラソンとして、地元ボランティアによるアロハスピリッツ溢れる大会として、多くのランナーに愛されてきたホノルルマラソンは、今後も未来に向けて新たなチャレンジをしていきます。