若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか―。
世界中で愛される名作『チャーリーとチョコレート工場』で有名なウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描くファンタジー超大作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が、2023年12月8日(金)に全国劇場公開!
公開をいよいよ間近に控えた2023年12月5日(火)に、“完全吹替版”の豪華キャストたちが登壇する『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公開直前プレミアイベントが開催されました。
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公開直前プレミアイベント
幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカは、亡き母との夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。
世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べる、誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。
そう、ここは夢見ることを禁じられた町なのだ。
さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れたから、さあ大変!
果たしてウォンカは無事にこの町にチョコレート店をつくることができるのか?
先日、本作の主人公で純粋すぎるチョコ職人ウィリー・ウォンカ役のティモシー・シャラメさん、チョコを盗む謎の紳士ウンパルンパ役のヒュー・グラントさん、そしてポール・キング監督、デイビッド・ヘイマンさん、アレクサンドラ・ダビーシャープロデューサーのスタッフが来日。
長時間にも及ぶファンへの神対応で日本中が大熱狂に包まれました。
そんな本国キャストに負けず劣らず話題となっているのが、セリフだけでなく全13曲の楽曲をすべてキャストが日本語で吹き替えをしている“完全吹替版”の豪華キャストたち。
今回、来日イベントでティモシー・シャラメさんと熱いハグも交わした、日本版ウォンカを演じる5人組男性アーティストDa-iCEのボーカル・花村想太さん、
ウォンカの良き相棒となる少女・ヌードル役のBiSHの元メンバー セントチヒロ・チッチさん、
ウンパルンパ役の松平健さん、
警察署長役・チョコレートプラネットの長田庄平さん、
謎の神父役のチョコレートプラネットの松尾駿さん、
ウォンカを騙す宿屋を営むスクラビット役の松本梨香さん、
宿屋を営むスクラビットの傍にいるブリーチャー役の石井康嗣さん、
そして、ウォンカの夢の邪魔をするチョコレート組合の1人・フィクルグルーバー役の武内駿輔さんが登壇。
豪華キャストが集結し初めて完全吹替版をお披露目することとなる、完全吹替版プレミアイベントが開催されました。
イベントでは、花村想太さんとセントチヒロ・チッチさんが、劇中で自信を失いかけたヌードルの背中をウォンカが勇気づけるようにデュエットする楽曲『フォー・ア・モーメント』を本邦初公開!
『フォー・ア・モーメント』の歌唱はヌードル役のセントチヒロ・チッチさんからスタート。
繊細な歌声でヌードルの心情を歌いあげます。
続いてウォンカ役の花村想太さんが作中と同じ風船を持って登場。
力強く伸びのある歌声で、『フォー・ア・モーメント』を歌いあげます。
さらに、夢を叶えるために奮闘する純粋無垢なウォンカを象徴する、エモーショナルで壮大なメロディーと歌詞に胸打たれる楽曲であり、本作の主題歌でもある『ピュア・イマジネーション』をこのイベントのみ特別に、登壇者全員で披露してくださいました☆
登壇後、登壇者全員から一言あいさつをいただきました。
今回、初披露となった『フォー・ア・モーメント』について
花村想太さん:
劇中では僕も聞きましたし、実際レコーディングの際も歌ったんですけれど、生のヌードルの歌声を聞きながら歌うのは初めてだったので「やっとヌードルに会えたんだ」という気持ちで歌わせていただきました。
セントチヒロ・チッチさん:
『フォー・ア・モーメント』が流れる瞬間ってとても大切なシーンで、二人が少しずつ繋がっていくような瞬間になっているので、今日初めて花村さんと一緒に歌えてハッピーでした。
ありがとうございます(笑)
今日は安心しながらみなさんと歌うことができました。
とコメント。
続いて特別に今回『ピュア・イマジネーション』を歌ったことについて、
松平健さん:私は美しい歌声をけがしてしまうので歌わなかった方がよかったんじゃないかと(笑)
花村想太さん:いやいや、とんでもないです!僕も緊張がすごかったです・・・
(MC:その横で長田さん、気持ちよさそうに歌っていましたね)
長田庄平さん:
めちゃくちゃ緊張しましたよ、この流れで歌うのは。
とりあえず声だけは出してやろうと思ってたんですが、みんなで歌唱っていう部分だったのに横から何も歌声は聞こえなかったなと・・・
松尾駿さん:
まずリハーサルをやりまして、その時歌えるなら歌ってやろうと思っていたんですが、とっても歌える感じではなかったので、思い切ってリハーサルから顔だけで歌っていました(笑)
そしたら誰も何も言ってこなかったので、そのままの方が世界観を崩さなくて済むなと、今回顔だけで歌わせていただきました(笑)
松本梨香さん:
こんなメンバーでやらせてもらえる事ってなかなか無いことだと思っていて、今日すごく嬉しくて、人生の運を使っちゃったなと思います。
今日この映画を観たんですけれど、泣きました。
すごくいいです!みんなすごく声が合ってて最高でした!
そんな中に参加させていただいて、めちゃめちゃ悪い女演じさせていただきました(笑)
武内駿輔さん:
僕の吹替担当させていただいたキャラクターはウォンカを何としても邪魔してやろうという3人衆の1人なので、どんな気持ちで歌えばいいのかなという気持ちでしたが、難しいことは考えず”夢を見る”側の気持ちでスカッと歌わせていただきました。
と、それぞれステージで特別に歌唱を披露した感想などを語っていただきました。
また、いよいよ公開となる作品について、自身の声が入った”完全吹替版”を鑑賞した感想を聞かれると、
花村想太さん:
実際見るまでは本当に不安で、想像もつかなかったです。
観てみると自分の手から離れているような、いい意味で役に馴染むことができたなと思っております。
今回7曲ありまして、音楽監督からも指導いただいて自分の歌唱を見直すいい機会になったと思います。
僕が演じた時は、みなさんの声が入った状態だったので、子供のころからよく聞いていた松本梨香さんと一緒に吹替できて感激です(笑)
セントチヒロ・チッチさん:
花村さんの声が本当にティモシー・シャラメさんの声にぴったり合っていて、選ばれるべくして選ばれたんだなと思います。
アフレコでは私が声を入れた時はスクラビット夫人(松本梨香さん)の声が入っていたのと、チョコプラのお二人の声も入っていて、ぴたっとハマっていて本物みたいだなと思いました!
みなさんとてもよかったです(笑)
あと、歌うところは話すように語り掛けるように歌えたらいいなと思いながら歌わせていただきました。
一番難しかったのは、普段から明るいタイプじゃないので、元気な瞬間とかが一番難しかったですね。
松平健さん:
ウンパルンパが自分の声で合うのか心配でしたが、試写を見てみてちょっと安心しています。
「夢見ることからすべては始まる」というお話もよかったですし、色彩もとても素晴らしかったです。
長田庄平さん:
こんな秘密があったんだというストーリーにびっくりしました。
映像もすごくて、本当にきれいでした。
僕も歌唱シーンあるんですが、さっき花村くんは音楽監督から指導あったって聞きましたけど僕なかったんですよね・・・
松尾駿さん:彼芸人で一番歌がうまいんで。
長田庄平さん:
恥ずかしいわ!
でも、演じたり歌唱するのは難しくて、あんまり嫌味になりすぎず愛嬌のある感じで演じさせていただきました。
松尾駿さん:
僕は世界的コメディアンのローワン・アトキンソンさんが演じる神父役でそこはすごく嬉しかったですけど、自分のままでやらせてもらって、僕は手から離れず自分の中で演じました(笑)
アフレコ前にも「ミスター・ビーン」を観て勉強したんですけど、彼全然喋らないので全く参考にならなかったですね(笑)
松本梨香さん:
色々イヤなことあったんですけど、この映画を観て本当に浄化されるような気分になりました!
字幕版の方もそれぞれのキャストさんが立っていて素晴らしいんですが、ぜひ日本語吹替版でも観てほしいです!
みなさんの吹替が本当に自然で、すっと物語が入ってきます。
武内駿輔さん:
今回ウォンカを陥れようとする役を演じさせていただいているんですが、岸祐二さんと関智一さん大先輩2人の吹替が面白くて。
岸さんのまくしたてるような演技と、関さんの素っ頓狂な感じで喋っている中で、僕の役がイギリスの訛りがすごく強くて、そこを日本語でも表現できるように演じました。
この3人衆が輝くシーンがあるので、ぜひ期待していただけたらなと思います!
と作品への感想や、みどころ・魅力についても語ってくださいました。
最後に、映画を楽しみにしているファンへのメッセージとして、
セントチヒロ・チッチさん:
今回の作品で夢を見ることの素晴らしさをたくさん伝え続けていると思うんですが、夢を見ることはいくつになっても、とても大切なことなんだなと気付かせてくれる映画です。
夢を見る人生の中で、実は近くに幸せがあったんだなって、その素晴らしさも教えてくれる作品だなと思ったので、一人でも友達とでもぜひ観に行っていただいて、多くの方がこの作品に出会ってほしいなと思います。
花村想太さん:
本当に素敵な作品に仕上がっていますし、大切な人をより大切にしたくなる作品です。
夢を見るというのは、大切な人ができたりとか、そういったことがきっかけで夢が広がっていく。そんな出来事がこの物語でたくさん出てきます。
終わった後に自分の夢についても考えさせてくれる作品になっていると思うので、ぜひ楽しんで観てほしいです。
本日はありがとうございました!
といただき、イベントは幕を閉じました☆
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』作品概要
公開日:2023年12月8日(金)
監督・脚本:ポール・キング(『パディントン』(16)『パディントン2』(18))
製作:デイビッド・ヘイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)
原案:ロアルド・ダール
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン(「ミスター・ビーン」シリーズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画
Da-iCEの花村想太さんや、セントチヒロ・チッチさんら豪華吹替キャスト陣が登壇した公開直前プレミアイベントを開催。
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、2023年12月8日(金)から全国ロードショーです☆
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