プロテックエンジニアリングは、斜面上に設置して、落石から道路や民家を守る同社の落石防護柵「ARC(アーク)フェンス」に1,000kJ タイプを新たに追加し、販売を開始しました。
落石防護柵「ARC(アーク)フェンス」1,000kJ タイプ
ARCフェンスは、主に斜面上に設置して落石を捕捉する落石防護柵です。
今回、ラインアップを追加したことにより活用可能な現場が拡大しました。
合計6つのタイプを揃えており、対策現場で想定される落石の規模に応じて最適なタイプを選定することで、無駄のない経済的な対策が可能となります。
今回追加したラインアップは、落石エネルギー1,000kJに対応するタイプになります。
斜面上にアンカーで係留する落石防護柵として、全ての部材を国内で生産する製品です。
特に経済性、施工性にこだわっており、アンカー設置を機械施工で行う従来商品とは異なり、アンカー削孔からフェンス設置までの全ての工事を人力で行うことが可能です。
従来商品と比較すると、高品質な製品をスピーディーに納品できます。
また、価格も2~3割程度安価であり、費用と時間の削減に貢献します。
同社は、これまで落石や崩壊土砂、雪崩、土石流といった自然災害対策製品を開発し、全国で3,200箇所以上に販売してきました。
各地において局地的な大雨が記録され、政府による国土強靭化の施策が推進されているなか、自然災害対策への需要は、今後ますます広がるものと見込んでいます。
より大きなエネルギーに対応する落石防護柵のラインアップを拡充することで、落石対策現場における様々なニーズに柔軟に対応していきます。