2025年に開業50周年を迎える、京都「東映太秦映画村」が、全面リニューアルを発表。
開業50周年にむけて、2800m2の広さで江戸のオープンセットが建設されるほか、新アトラクションや迫力の忍者ショーなどが観られる新たな芝居小屋、温泉施設が順次オープンする予定です☆
東映太秦映画村 全面リニューアル
施設名:東映太秦映画村
総事業費:120億円
スケジュール:2024年春 第1期エリア・リニューアル工事着工(同エリア閉鎖)、2025年第1期エリア・リニューアルオープン ※以降、順次着工
第1期リニューアル
・新入場ゲートがオープン
・江戸時代の京都の町並みが一部オープン
・江戸時代の町並みの中に飲食/物販の実店舗が並ぶ中央通りがオープン・新アトラクションがオープン(現在開発中)
第2期リニューアル:迫力の忍者ショーなどが観られる新たな芝居小屋がオープン・江戸時代の京都の町並みが完成
第3期リニューアル:江戸時代の世界に温浴施設がオープン。その後、忍者の森の建設を検討中
東映太秦映画村は1975年に、日本で初めて映画づくりを見学できるテーマパークとして、東映京都撮影所内に誕生。
開業から累計6,500万人以上のゲストを迎えてきました。
50周年を迎えるにあたり、「東映太秦映画村」ならではの美術セットや衣装、役者など時代劇の資産を活かし、よりわくわくするエンターテインメントを提供するため、全面リニューアルを実施。
東映が長年培った時代劇製作におけるの美術や衣装、役者などの資産をベースに日本の文化を発信していく施設へとリニューアルします。
今回のリニューアルでは、施設のリニューアルに加え、京都の有名店や文化人が参加することで、旬の京都に出会って「体験」できる場所が提供されます。
ファミリーから大人、また海外からのゲストまでが満足できる施設を目指し、朝・昼・夜の時間帯で異なる体験が楽しめる村づくり。
朝は温浴施設での朝風呂や新鮮な京野菜を提供するマルシェ、昼は映画村で江戸をテーマにした飲食や文化体験、また忍者アトラクションなど、夜はライトアップが施された「太秦江戸酒場」で京都の夜を満喫することができます。
また、「太秦 江戸酒場」をリニューアル後は夜の通常営業とし、夜の営業により京都における「ナイトタイムエコノミー」の拡大に寄与します。
さらに、茶の湯、いけばな、工芸など、伝統文化や老舗が数多く存在する京都において、映画村が伝統文化の新たな「実験場」に。
時代劇の役者もいる特別な空間の「映画村」で、誰もが伝統文化へのチャレンジや斬新なコラボレーションに挑戦できる場所が登場します。
第1期リニューアル
第1期リニューアルとして、2024年春までに2800m2の広さで江戸のオープンセットの建設に着工。
実際の店舗などが入居する江戸の建物と街並みを時代劇の制作スキルに富んだ撮影所のスタッフが作り出します。
その中で江戸時代にちなんだ新規の飲食や物販、体験の提供を行い、江戸の町を散策する楽しみ、迷い込む楽しみ、発見する楽しみなども体験できるようになります。
さらに、3~4のアトラクションも導入予定です。
第2期リニューアル
第2期リニューアルでは、芝居小屋のリニューアルを実施予定。
スケールアップした忍者ショーなどの演目やイベントが実施されます。
第3期リニューアル
第3期リニューアルでは、温浴施設が新たに誕生。
江戸時代の世界観で楽しめる温浴施設が新たに建設され、温浴施設のみでも利用できるようになります。
そのほか、アスレチックを楽しめる「忍者の森」や、村内をライトアップし、フォトジェニックでお酒も楽しめる夜営業の時間帯も提供されます。
また、現在も映画村には一定数の役者が村内に配置され、チャンバラなどのショーを提供していますが、リニューアル後はその人数やショーの数を拡大し、さらには複数人で行う路上町中でのショーが充実します。
江戸のオープンセットや新アトラクション、芝居小屋、アスレチック、温泉施設などが順次オープン。
「観る」場所ではなく、日本の文化を誰でも気軽に「体験」できる施設へとリニューアルします。
開業50周年を迎える2025年にむけて、全面リニューアルが行われる「東映太秦映画村」の紹介でした☆