東京建物は、2023年11月18日(土)より、東京建物京橋ビル1階の「BAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)」(以下BAG)にて東京藝術大学連携企画『クラムボンっておぼえてる?-アート・くらし・デザイン-』展を開催します。
BAG『クラムボンっておぼえてる?-アート・くらし・デザイン-』展
【開催概要】
展覧会名 : 東京藝術大学 大学連携企画
『クラムボンっておぼえてる?-アート:くらし:デザイン-』
会期 : 2023年11月18日(土)~2024年1月21日(日)
開館時間 : 11:00~19:00(休館日:月曜日 および 12月29日~1月5日)
なお、祝日月曜の1月8日は開館し、翌1月9日は休館します。
会場 : BAG-Brillia Art Gallery-
〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル1階
料金 : 無料
主催 : 東京建物株式会社、東京藝術大学
企画監修 : 公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
企画制作 : 東京藝術大学デザイン科第9研究室(Design Embody)
特別協力 : 皆川明、ミナ ペルホネン
協賛 : 株式会社フジエテキスタイル
協力 : 東京藝術大学デザイン科
照明協力 : 伏見雅之
運営 : 株式会社クオラス
公式サイト:
https://www.brillia-art.com/bag/
東京建物が2021年10月にオープンしたBAGは、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しています。
今回は、東京藝術大学との連携企画として、デザイン科第9研究室(Design Embody)の教授、学生、卒業生らによる「くらしにアートとデザインを」という主題に沿った作品を展示します。
研究室名であるDesign Embodyには、具現化するという意味があり、それは、「とにかく形にしてみる」「つくりながら思考する」という制作の姿勢を表しています。
同研究室では、デザインやアートの境界を超え、感性を大切にした既成概念にとらわれない、芸術大学ならではの「豊かなくらし」を、空間デザイン・照明・立体造形などを通じて研究してきました。
本展タイトルの「クラムボンっておぼえてる?」は同研究室の展覧会のシリーズ名称です。
広く知られている宮沢賢治の物語「やまなし」の中に出てくる“クラムボン”という謎の生物は、具体的な正体が明かされておらず、私たちにさまざまな想像を促します。
そうしたアートやデザインが持つ「見えない何かに意識を促す魅力」と“クラムボン”の存在を重ね合わせて名づけられました。
本展の出展作家たちは、アートとデザインの領域にとらわれることのない自由な表現で、内外で高い評価を受け、注目を浴びています。
来場者が展示作品に触れることで、こんなアートやデザインが「くらし」の中にあったらいいなと感じてもらえることを願いとしています。
【展示内容】
●展示スペース「+1」:
橋本和幸教授の作品と、ミナ ペルホネン デザイナーの皆川明氏とコラボレーションした作品を展示。
●展示スペース「+1」「+2」:
研究室卒業生と学生の作品と、デザイン科学部2年生の課題「音楽と暮らす」で制作した作品が展示されます。
出展作家:
太田琢人
高本夏美
狐塚崇子
柴田美里
島田智世
進藤篤
高井碧
辻一徹
ツルタシュリ
夏實
馮瀟
藤本圭一郎
松永久瑠美
山田勇魚
鷲野愛未
デザイン科学部2年生
イベント
橋本和幸教授がゲストをお迎えし、「暮らしとアート」についてギャラリートークを開催します。
(詳細はBAG公式サイトにて随時発表します。)
【研究室代表プロフィール】
橋本和幸/はしもと・かずゆき (Kazuyuki Hashimoto)
東京藝術大学美術学部デザイン科教授
1965年神奈川県横浜市生まれ
空間デザイナー/アーティスト
東京藝術大学大学院修了後、企業内デザイナーとしてホテル、住宅、商業施設などの空間デザインを手がけてきた。
2006年から東京藝術大学の教員となり、デザインやアートの境界を超え、感性を大切にした既成概念にとらわれない空間デザイン・家具・照明・立体造形などの研究および展覧会や社会連携プロジェクトを行っている。
URL:
https://www.hashimomoh.com/about
BAG-Brillia Art Gallery-について
2021年10月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリー。
「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されています。
東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。
建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。
今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、様々な視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。