お墓に関する幅広い知識と教養を備える“お墓の専門家”を育成!石産協「第19回お墓ディレクター検定試験」

投稿日:2023年11月6日 更新日:

石材業界最大の全国団体である一般社団法人日本石材産業協会(以下「石産協」)は、2023年11月16日(木)に仙台・東京・大阪にて「第19回お墓ディレクター検定試験」を開催します。

 

石産協「第19回お墓ディレクター検定試験」

 

「お墓ディレクター」認定マーク

 

「第19回お墓ディレクター検定試験」について:

https://www.japan-stone.org/ohaka/index.html

■実施概要

名称  :第19回お墓ディレクター検定試験

日程  :2023年11月16日(木)

時間  :<1級 試験スケジュール>

12:00~    入室開始

13:00~13:45 正誤判定・多肢選択試験(45分)

14:15~15:45 記述式試験(90分)

16:00頃    退室開始

<2級 試験スケジュール>

12:00~    入室開始

13:00~14:30  試験(90分)

14:45頃    退室開始

受検会場:仙台 戦災復興記念館

東京 東京都立産業貿易センター浜松町館

大阪 新大阪丸ビル別館

 

 

 

お墓ディレクターは、お墓に関する幅広い知識と教養を兼ね備えた“お墓の専門家”となる方を石産協が認定する資格制度で、受検資格対象者は「お墓及びお墓の関連業に携わる方々」となります。

同検定試験は、2022年(18回実施)までに約13,000名が受検し、現在は約4,500名の1級・2級取得者が活躍しています。

 

「お墓ディレクター検定」とは

石産協では、“消費者の駆け込み寺”として一般消費者へ確かな知識や情報をお伝えできる人材となる「お墓ディレクター」を育成するため、お墓の種類や形状、歴史や文化、石の種類や加工方法、墓地・埋葬に関する幅広い知識を問う「お墓ディレクター検定」を毎年実施し、試験の1級合格者は「お墓ディレクター1級」、2級合格者は「お墓ディレクター2級」と称することができます。

また合格者には「お墓ディレクター」の認定証(IDカード)・合格証書・合格証明書が送付されます。

 

「お墓ディレクター検定試験」の様子(第18回・於:東京会場)

 

「お墓ディレクター検定試験」について

趣旨  :日本のお墓文化の発展とお墓の正しい理解と普及を図るため、

お墓についての幅広い知識、教養を備えた方々を審査します

実施機関:一般社団法人日本石材産業協会

等級区分:1級・2級

受検資格:1級=2級資格取得者 ※実務経験年数は問いません

2級=お墓及びお墓の関連業に携わる者

 

 

1級合格者の声 株式会社MG石材 石川 衣美さん

わたしは昨年(2022年)1級検定に合格しました。

1級試験においてテキストや過去問題は理解ができるまで、何度も読み返し、記述式問題は自分で問題を作成して勉強しました。

また、1級対策セミナーを受講し、見逃し配信YouTubeで復習を繰り返しました。

1級を取得したことによって、石材店で働く者としての自信がつきました。

今はお墓ディレクター委員会のメンバーの一員として先輩方にたくさんのことを教えていただいています。

みなさん、本当に明るくて「石」や「歴史」好きな熱い方ばかりです。

1級のゴールドカードとバッヂがわたしにとってかけがえのない宝物です。

これからも信頼されるような真心を込めた接客で、お墓本来があらわす幸せの意味や価値と、終活の大切さを伝えていけるよう努めていきます。

 

1級合格者の声 有限会社矢田石材店 石丸 友輔さん

わたしは31歳。

この業界では比較的若手になります。

1級の資格を取った理由は、単純に知識を増やしたかったから。

それまでの経験から、「墓石の販売においてこれだけ深い知識を持っていても、使うことはほとんどないだろう。」と考えていました。

しかし、実際に取ってみると、お客さまから「安心して任せられました。」と言っていただけることが多くなりました。

ただ、知識をひたすらお伝えするような接客はしていません。

会話の際にちょっとした小ネタとして学んだ知識を使うようになった程度です。

この「ちょっとした」ことが「大きな」安心感につながっていることを実感でき、資格を取って良かったと思っています。

もしもこれを読んで少しでも興味を持ってくださる方がいらっしゃれば、ぜひ資格所得を目指してみてください。

小ネタの引き出しが増えて、きっと今よりも良い接客ができるようになりますよ。

 

 

石産協から受検者へのメッセージ

~信頼は初対面で築かれる「お墓ディレクター資格」の魔法~

営業職以外に「お墓ディレクター資格」は必要ないと思われがちですが、電話を最初にとる事務方や墓地で最初に声をかけられる現場職人の方々が、お客様との最初の接触で専門的な知識と誠実さを示すことができれば、信頼が生まれ、相談しやすく、ビジネスにつながる可能性も高まります。

それが会社全体のプロフェッショナリズム向上にもつながっていきます。

「お墓ディレクター資格」は、活用次第でビジネスの可能性が広がる“魔法”のような存在です。

 

 

「お墓ディレクター」検定資格制度誕生の背景

「お墓ディレクター」検定資格制度は、お墓を販売するうえで必要な宗教・埋葬・供養に関する知識、石の素材の特性、加工方法、法令関係等の知識を習得することで、各受検者の資質向上とともに、業界全体の更なるレベルアップを図ることを目的にスタートしました。

2001年度の協会発足時から検討を開始し、2003年度に第1回検定試験を実施(2004年2月18日、2級のみ)。

2004年度の第2回検定試験から1級、2級試験を同時開催(2005年2月16日)。

発足当初に発行した「日本人のお墓」に基づき、一定の知識を共有し、検定試験を運営しました。

現在はリニューアルした「お墓の教科書」をベースに出題しています。

また、コロナ禍での受検者数減少から、オンラインを活用した受検対策セミナーを開催することで、受検者の意欲をひきつけ、受検者数も少しずつ戻りつつあります。

 

「お墓の教科書」(改訂2020年版)の表紙

 

今後について

「お墓ディレクター」は一般消費者にお墓に関する正しい知識を伝えることが目的の資格です。

全国の墓石に関わる事業者が「お墓ディレクター」の資格を取得することで一般消費者のお墓に関する悩みを解消し、「お墓ディレクター」を全国各地に広げていくことで「お墓を建てて本当に良かった」と思っていただける方を一人でも多く増やしていきたいと考えています。

また、お墓ディレクター資格を取ったら終わりではなく、先祖を敬うために、消費者が安心してお墓を求め、できあがるまでのサポートをする、人材育成のためにも、資格者限定の講習会を継続的に行っています。

お墓に関する相談・困りごとは、ぜひ「お墓ディレクター」資格取得者へお問い合わせください。

 

 

一般社団法人日本石材産業協会について

日本石材産業協会(略称:石産協)は2001年に設立、採石業、石材加工業、墓石小売業、建築石材業、石材輸入・石材卸業、関連業という「石」に関わるすべての業種で構成された、日本全国1,123社(2023年10月現在)の石材業者・関連業者で組織する石材業界最大の全国団体です。

2009年には一般社団法人に移行し、現在に至ります。

当協会は石材業界の健全な発展と更なる向上を図るとともに、石文化の創造に努め、もって社会に貢献することを目的としています。

具体的には「全国お墓なんでも相談室」の開催や「お墓相談ダイヤル」の設置・運用を通じて「消費者の駆け込み寺」になることを使命に活動をしています。

 

「石産協」ロゴ

 

協会概要

名称 : 一般社団法人日本石材産業協会(略称:石産協)

所在地: 東京都千代田区神田多町2-9 日計ビル2F

代表者: 会長 森田 浩介

設立 : 2001年11月(2009年7月「一般社団法人格」取得)

会員数: 1,123社(2023年10月現在)

URL  :ttps://www.japan-stone.org

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