東京都不動産鑑定士協会は、日本不動産鑑定士協会連合会と共催で「住家被害認定調査のこれまでとこれから」をテーマに、不動産鑑定士災害シンポジウムを2023年11月20日(月)に開催します。
関東大震災から100年という節目にある東京において、第1回目を開催する運びとなりました。
「住家被害認定調査のこれまでとこれから」シンポジウム
■開催概要
【開催日時】令和5年11月20日(月) 13時から16時まで(予定)
【開催場所】
・文京シビックホール 小ホール
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター 2F)
・オンライン配信による同時視聴
【参加費】無料
住家被害認定調査は、自然災害により被災した住宅の被害について「全壊」や「半壊」といった程度を判定し、主に公的支援を受けるための基礎資料となる「り災証明書」を発行するための調査です。
不動産鑑定士はこれまで、2016年に発生した熊本地震の被災地に会員の不動産鑑定士を派遣して以降、毎年のように頻発する全国各地の自然災害に際しても、被災地にいち早く会員を派遣し、住家被害認定調査の指導、り災証明書の発行支援活動を行ってきました。
同シンポジウムでは、近年の自然災害で被災した自治体において主導的な役割を果たしておられた職員の方々をお招きして、住家被害認定調査とり災証明書にフォーカスしつつ、迫り来る首都直下型地震等の都市型災害に、私たちがどのように備えていくべきなのか。
過去の災害対応の経験者や東京都における先進的な取り組みから、自治体における防災への備え・取り組みについて、見直すきっかけとしていただくとともに、住家被害認定調査等に携わる不動産鑑定士に対して、自治体との連携体制について考える内容となっています。
当日の会場集合のほか、事前申込によるWeb視聴も可能です。
プログラム
[開会、挨拶]
[第一部]
講演「大阪府北部地震-その時、現場では」
講師:東 利之 氏(大阪府茨木市職員)
[第二部]
講演「住家被害認定調査のこれから-東京都の取り組み」
講師:田中 聡 氏(常葉大学 大学院 環境防災研究科 教授 博士)
[第三部]
パネルディスカッション「地震、水害、風害の現場」
コーディネーター:
佐藤 麗司朗(東京都不動産鑑定士協会会長)
パネリスト:
末原 伸隆(東京都不動産鑑定士協会 災害対策支援委員長)
東 利之 氏(大阪府茨木市職員)
村上 達彦 氏(愛媛県宇和島市職員)
鶴崎 浩人 氏(東京都大島町職員)
【申込方法】
下記リンクよりお申込みください。(公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会のHPになります。)
URL: https://www.fudousan-kanteishi.or.jp/info/news/symposium20231120/
<主催>
公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会
公益社団法人東京都不動産鑑定士協会
<後援>
国土交通省
東京都
文京区
<協会概要>
名称 : 公益社団法人東京都不動産鑑定士協会
代表者: 会長 佐藤 麗司朗
所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-12-1 虎ノ門ワイコービル3階
URL : https://www.tokyo-kanteishi.or.jp/jp/