地域で愛され続けている鉄道、小海線「小淵沢~清里」開業90周年を記念して、オフィスkiyoharuとゆかりのある福島・奥会津の郷土写真家「星 賢孝」氏を追ったドキュメンタリー映画、『霧幻鉄道』の上映会を2023年11月4日(土)に北杜市で開催します。
東日本大震災の被災から復活したローカル鉄道「只見線」を年間300日間撮り続け、過疎地域の蘇りを導く一人の写真家の情熱物語です。
映画『霧幻鉄道』上映会
開催日時 : 11月4日(土)15:00~
会場 : 八ヶ岳やまびこホール(高根ふれあい交流ホール)
北杜市高根町村山北割3315
アクセス : ◇電車 JR中央本線長坂駅よりタクシーで約8分
◇車 中央自動車道長坂ICより約5分
料金 : 1,000円(税込み)
定員 : 200名 *定員になり次第締め切り
申し込み方法: Peatix(下記リンクもしくはQRコード)よりお申し込みください
https://peatix.com/event/3719549/view?k=164ea0088a0f613439ea5cbc2368ac4ac14e1bc9
予告編動画( https://youtu.be/KGC19-kjUOA )
地域で愛され続けている鉄道、小海線「小淵沢~清里」開業90周年を記念して、福島・奥会津の郷土写真家「星 賢孝」氏を追ったドキュメンタリー映画、『霧幻鉄道』の上映会が2023年11月4日(土)に北杜市で開催されます。
舞台挨拶決定!
当日は、郷土写真家の「星 賢孝」氏、監督の「安孫子 亘」氏の舞台挨拶もあります。
作品ストーリー
被災復活の只見線、過疎地域の蘇りを導く一人の写真家の情熱物語
3.11東日本大震災からわずか4か月後の2011年7月。
新潟県と福島県を襲った集中豪雨は、只見線の鉄橋を押し流し、大きな被害を与えた。
静かに暮らす田舎のローカル線にとって致命傷となる決定的な損害である。
廃線か存続か?地元の只見線を愛する応援団が声をあげ存続を求めた。
長い協議の末、地域住民の熱い想いが実り奇跡的に全線復旧が実現した。
喜びの反面、復旧後の赤字を解消できるのか?問題は山積した。
その中で、すでに故郷の存続危機を案じ活動している一人の写真家がいた。
― 年間300日、只見線と奥会津の絶景を数十年撮り続けている郷土写真家「星 賢孝」 ―
撮り続けた写真をSNSで毎日のように世界に発信した。
地道な努力が実り、次第に海外から只見線を撮るために訪れる観光客が増えて行いった。
「星 賢孝」は50年前に消滅した『渡し船』も復活させ、観光スポットを創り上げた。
さあ、これからという矢先に“コロナウイルス”に止められた。
この映画は、郷土写真家「星 賢孝」と陰となって只見線を支えている人々にスポットをあて、3.11に隠れた福島の大きな被災を記録した作品である。
異常気象と被災鉄道の再建を通して「美しい自然」と「恐ろしい自然」が隣り合わせにある自然環境を再認識し、環境に影響を与える我々人類の暮らしを見つめ直す原点回帰を想う作品となる事への願いが込められている。
作品スタッフ
監督 :安孫子 亘
プロデューサー :ナオミ
音楽 :山形 由美
音楽プロデューサー:DAIJI
ナレーション :山本 東
四季折々の只見線
■復活した渡し舟
星 賢孝氏(郷土写真家)
福島県金山町在住。
ふるさとの過疎・高齢化に伴う衰退を案じ、奥会津の絶景と只見線を撮りだす。
SNSを活用し「只見線の走る奥会津の絶景」が世界中に発信され多くの観光客を呼び込んだ。
幼少の頃、村の消滅と共に姿を消した“渡し船”を50年ぶりに復活させた「霧幻峡」は、只見線と共に幻想的な観光スポットとして一躍世界で有名になった。
年間300日、只見線だけを撮り続ける写真家の星 賢孝は「まだ見ぬ絶景」のために沿線流域の環境を整え続けその活動に終わりはない。
安孫子 亘氏(映画監督)
放送番組制作に関わり、多数の受賞作品に参加。
1999年ドキュメンタリー映画の製作に入る。
2011東日本大震災以降に拠点を福島県に移し、映画「檜枝岐歌舞伎 やるべぇや」(2011)山形国際映画祭コミュニティシネマ賞受賞。
会津のマタギ(猟師)を描いた「春よこい」(2015)、「知事抹殺」の真実(2016)で日本映画復興奨励賞、江古田映画祭グランプリを受賞。
廃校宣言から蘇った「奇跡の小学校の物語」(2019)は、現代の永遠のテーマとして全国で上映が続いている。
作品ポスター