G-Placeは、食品ロスを減らすためのフードシェアリングサービス「タベスケ」の提供に関して福島県郡山市と協定を締結しました。
またこれに当たり2023年10月11日に連携協定締結式を行いました。
G-Placeフードシェアリングサービス「タベスケ」
【自治体向けフードシェアリングサービス「タベスケ」サービスサイト】
https://tabesuke.jp/
福島県郡山市からのコメント「協定締結の目的」
本市の1人1日あたりのごみ排出量は2020・2021年度の2年連続で中核市中最も多くなっており、ごみ減量が喫緊の課題となっています。
この解決のため、ごみ減量施策について検討する中で「タベスケ」を知り、「食品ロス」削減の効果が期待できるサービスだと判断しました。
さらに食品ロスの削減だけでなく、市内経済の活性化も期待できると考えています。
そして、本サービスの正式導入を検討するにあたり、実運用を通した1年間の検証を行うこととし、検証期間中の支援を株式会社G-Placeから受けるべく本協定により双方の役割を明確にすることとしました。
協定内容
本協定期間である1年間、G-Placeは福島県郡山市におけるタベスケの試験導入を支援します。
郡山市では「タベスケ」の市内周知を担い、G-Placeは市へのサービスの提供とユーザー管理などを担います。
双方が協力し、環境負荷の少ない循環型社会の形成に寄与することを目的としています。
自治体で利用の進むフードシェアリングサービス「タベスケ」とは
「タベスケ」は「あなたの“お得“が地球環境を助けます。」というコンセプトをもとに開発されました。
食料品店は、まだ食べられるのに廃棄されてしまう可能性の高い食品を「タベスケ」上で安価に出品します。
購入者は出品された中から欲しい商品を「タベスケ」内で購入予約したうえで、商品を出品する店舗に出向き直接購入する仕組みです。
お得に購入することを通して食品ロス削減に貢献することのできる環境をつくっています。
なお、地方自治体が自治体内の店(飲食店・食料品店)に向けてサービスを提供する形態をとっており、購入者は自治体在住者でなくても利用可能です。
なお、商品登録をする食料品店や購入者は無料で利用できます。
(※1)現在多くの自治体が食品ロスの削減目標を掲げていますが、その達成のための具体的政策手段として「タベスケ」の導入が進んでいます。
2021年3月1日のシステムリリース以降、現在までに23自治体が「タベスケ」を利用してサービスを提供しています。
2023年9月末までの累計で登録ユーザー数:47,571人、協力店舗数:426店舗、食品ロス削減量:22.0tとなっています。
※1 店舗への商品代金は発生
今後に向けて
協定期間中に、福島県郡山市における本サービスの有効性を検証し、本導入に向けて課題の整理を行います。