10月8日,松代城 二の丸広場で開催!第2回 あんずマルシェ

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長野商工会議所は、長野市松代町と千曲市が誇る名産品「あんず」を使った商品を集めた「第2回 あんずマルシェ」を松代城 二の丸広場にて2023年10月8日(日)10時~16時に開催します。

 

第2回 あんずマルシェ

 

 

イベント名:第2回 あんずマルシェ

日時   :2023年10月8日(日)10時~16時

場所   :松代城 二の丸広場(長野県長野市松代町松代44)

 

「第2回 あんずマルシェ」は、10月7日(土)・8日(日)に松代城跡周辺で開催される「第68回 松代藩真田十万石まつり」の一環として開催されます。

 

「第2回 あんずマルシェ」 開催の背景

<歴史との関係性>

長野市松代町は1622年、戦国武将・真田信之が上田から松代に入部し、以後250年続いた真田十万石の城下町です。

松代地域特産物の「あんず」は、松代藩三代藩主、真田幸道の正室、伊予宇和島藩主、伊達宗利の娘、豊姫が松代に輿入れの際にあんずの種を持参したことから、松代藩の東条村(松代町東条)で栽培がはじまり、松代から千曲市倉科などへ苗木を配布し、栽培を奨励されたことで今日に至るまで生産が盛んになったといわれています。

今では長野県は「あんず」の収穫量全国2位となり、年間1,037トンを生産しています。

生食だと時期も短いため加工食品としての流通が多く、長野市松代町と千曲市では数多くのあんず業者が事業を営んでいます。

昨年2022年は真田信之の松代入部から数え400年で、節目の年を迎えたことを記念し、あんずの苗木100本を松代地域の住人へ配布したり、「第1回 あんずマルシェ」などのイベントを開催したりしました。

あんずに特化したマルシェは珍しく、出店者からも来場したお客様からも非常に喜ばれたイベントとなりました。

<現代における課題>

あんずの栽培は、花を愛で、実を食用にできるため、松代町では観光面、農業面で重要な位置を占めていますが、昨今、生産者の高齢化やあんずの木の老木化などにより、栽培面積及び生産量の減少傾向が続いています。

また、近年ではあんずの生産量、生産規模ともに松代藩が栽培を奨励した千曲地域の方が多くなり、「“あんずの里”といえば千曲市」という認知度が全国的も高くなっていることから、あんず栽培の発祥の地である松代地域のブランディングが課題となっています。

そこで、松代地域のあんずのブラッシュアップ策として、特産のあんずを活用したイベントや商品開発等の取り組みを行い、新たな観光需要の取り込みを図るとともに、地域の活性化につなげたいと考え、今年度も「あんずマルシェ」を開催することとしました。

昨年の「松代藩真田十万石まつり」(左)と「あんずマルシェ」(右)

 

出展者・出品商品の一例

(1)松代地域より3店舗

・相澤農園「あんずスティックチーズケーキ」350円 ほか

・かごカフェ コノハナサクヤ「あんずマフィン」380円 ほか

・心幸食「あんず旨味たっぷり!熟成極みあんず唐揚げ」1,080円 ほか

(2)千曲市より5店舗

・市川製菓「あんずどら焼き」160円 ほか

・工房アプリコ「杏シロップ漬パウチ」580円 ほか

・ぐらんふぁーむ「無添加アイスクリームあんずのせ」700円 ほか

・(有)栄泉堂「あんず生ロール」216円 ほか

・(株)M・アヴァンス「甜杏仁豆腐の素 2袋入り」400円 ほか

入場料  :無料

参加方法 :予約不要。

現地に直接お越しください。

主催   :長野商工会議所

協力   :千曲商工会議所

お問合せ先:長野商工会議所 松代支所(TEL:026-278-2534)

備考   :悪天候により中止となる場合もあります。

※当イベントは「長野県地域発元気づくり支援金活用事業」を活用して開催します。

松代地域からの出品

千曲市からの出品

 

今後の展望

「あんずマルシェ」の出店者は、松代町と千曲市からの出店を合わせて前回が10店舗、今回が8店舗となりました。

人手不足から減少傾向にありますが、今後は松代町だけでも12~13店舗が出店するイベントとなることを目指します。

また、出張ミニマルシェの開催も検討しています。

 

組織概要

名称   : 長野商工会議所

本所所在地: 長野県長野市七瀬中町276

代表者  : 会頭 水野 雅義

設立   : 1900年5月

URL    : https://www.nagano-cci.or.jp/

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