不動産のあらゆる困りごとをサポートする相談窓口を全国に約70店舗展開する、JKAS。
今回、「空地空家に“困ったとき”のあなたの街の相談窓口」が手掛けた兵庫県神戸市のリノベーション物件の築50年、駅から遠いエレベーターなしの団地の5階というデメリットを価値転換。
大手アウトドア用品の専門店の協力の下、インテリア備品の選定、助言を受け“山好きな若い夫婦”をターゲットとした住宅として蘇らせました。
JKAS「空地空家に“困ったとき”のあなたの街の相談窓口」
《ひよどり台団地5階建の5階 登山愛好家に向けたリノベーション物件》
一般の方の内覧会日時:2023年10月13日(金)、14日(土)
両日とも11時~14時 ※事前予約制
会場 :〒651-1123
兵庫県神戸市北区ひよどり台3丁目10番 10号棟501号室
アクセス :JR神戸線「三ノ宮」駅→
市営バス(66)「三宮センター街東口」発
病院前[しあわせの村]行→
ひよどり台バス停下車 徒歩5分
国土交通省が2019年に実施した調査によれば団地供給数は、1970年前半にピークを迎えており、今後築50年以上となる団地が増えると予想されます。
これまで団地再生のために法整備などの促進策が打たれてきたものの、特効薬となるアプローチはまだ見つかっていないというのが現状です。
※国土交通省「住宅団地の再生に向けた施策展開」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001494108.pdf
そこで、空地空家の相談窓口では、マイナス要因の多い物件に対するリノベーションプロジェクトを立ち上げました。
神戸市内の本物件は、相続が発生するまで10年間空き家となっていた、最寄り駅までバスで20分以上、エレベーター無し、1973年建設築50年(神戸市北区ひよどり台団地5階建の5階全5部屋)というマイナス要因の多い物件を「身体を日常から鍛えられる」「自然が豊かなエリア」「ベランダからの眺望が美しい」と価値転換し、そこにメリットを捉えるであろう山好きの若い夫婦や、トレイルランナー向けにリノベーションすることで、マイナス要因の多い古い団地に新たな付加価値をもたらします。
今回プロデュースを担当した空地空家の相談窓口代表の森下 政人(株式会社リーフクリエーション 代表取締役)は、不動産業の傍ら、関西学院大学 経営戦略研究科にて、「空地空家と地域の活性化」を研究しMBAを取得。
森下は「リノベーションは住む人にワクワクするライフスタイルを提案することができる。
本プロジェクトでは、あえて山好きユーザーに特化したライフスタイル提案にこだわった」と語ります。
今回のプロジェクトを通じてマイナス要因のある物件であっても、価値転換をすれば一定のユーザーから強い共感を生む物件にできると考えています。
そして、この取り組みを皮切りに本来なら流通が難しい物件のリノベーションを今後も増やしていく予定です。