つぼ市製茶本舗の新ブランド「TSUBOICHI TEA PLACE」は、2023年9月15日、バーテンダー桐山透とタッグを組んで作り上げたプレミアムノンアルコールドリンク「祈咲(きさき)」を発売します。
TSUBOICHI TEA PLACE「祈咲(きさき)」
商品名 : Japanese Pure Kombucha 『祈咲(きさき)』
発売日 : 2023年9月15日
価格 : 税込み6,696円
容量 : 720ml
販売ルート: TSUBOICHI TEA PLACE ECサイト
URL : https://www.tsuboichiteaplace.com/
卸売り : 小ロットから承ります。
ご希望の方は [email protected] にご連絡ください。
■WEBサイト・SNS
オンラインショップ : https://www.tsuboichiteaplace.com/
Instagram : https://www.instagram.com/kisaki_kombucha/
つぼ市製茶本舗 公式ホームページ: http://www.tsuboichi.co.jp/
「祈咲」はお茶を発酵させたKOMBUCHAと呼ばれる発酵ドリンクです。
KOMBUCHAはお茶に糖類、そして「スコビー」と呼ばれる酵母菌と酢酸菌の集まりを加えて発酵させた発酵飲料。
2028年には世界の市場規模が100億ドルに達すると言われています。
つぼ市はKOMBUCHAのフレーバーを決める重要な原材料の一つであるお茶を170年以上作り続けている、お茶のプロフェッショナルです。
KOMBUCHAに最適な茶葉を選び、そして、オリジナルの醸造プロセスを採用し、TSUBOICHI TEA PLACEでしか作ることができないジャパニーズコンブチャを販売してきました。
KOMBUCHAは発酵ドリンクであるがゆえに身体にいいことが強調され「サプリメント」のようなイメージを打ち出した商品もあります。
TSUBOICHI TEA PLACEのKOMBUCHAは原料のお茶とお茶の専門知識を生かした独自の醸造方法により、KOMBUCHAを嗜好品として「嗜めるノンアルコールドリンク」として昇華させ、世界中にお茶の魅力を伝えられる一杯として醸造を行っています。
とくに「祈咲」はグラスに注ぐだけでノンアルコールでありながら上質なカクテルのような奥深い味わいを楽しめる商品です。
TSUBOICHI TEA PLACEとは
多様化したライフスタイルや価値観にフィットする現代の一服<IPPUKU>を提案するためにTSUBOICHI TEA PLACEは誕生しました。
かつてはお茶が生活の中心にあり、“一服”が日々の疲れを癒したり、明日への活力になったり、またコミュニケーションの手段として当たり前にある暮らしがありました。
しかし今では、「お茶を淹れて飲む」という習慣が希薄になり、手軽に入手可能な多種多様なお茶を含む清涼飲料水が生活の中に定着しています。
結果、一番茶の売上が減少し、茶農家も減少傾向にあるという、日本のお茶文化の未来が危ぶまれる状態にあります。
TSUBOICHI TEA PLACEは、お茶の作り手、醸造に関わる働き手、商品を味わって下さるお客様全ての人の見ている世界を今よりキラッと輝かせることをコアバリューとしています。
そしてその結果お茶の新たな魅力が世界中に広がり、「日本のお茶文化が継承」されていく社会を目指しています。
TSUBOICHI TEA PLACE Brand Movie: https://youtu.be/IWaJyHWheJU
ミクソロジスト/バーテンダー 桐山透とは
2017年7月、大阪の北浜にてBAR『KIRIP TRUMAN』を開店し、多くのバーテンダーから注目される実力派。
DIAGEO WORLD CLASS 2022 TOP50。
2019年9月には、同じく大阪の本町に日本初のモクテル専門店『The Mocktail Bar MORI (現TMBM)』を開店させ、ノンアルコールドリンクの可能性を追求しています。
素材の持つ香気成分に着目し、そこからレシピを構築する類を見ない前衛的なスタイルが特徴で、「祈咲」の開発では桐山がバーテンダーとしての理想の味を色々な素材を組み合わせて作られるところから始まり、そのサンプルを茶師がKOMBUCHAで再現するというプロセスで商品が完成しました。
非常に専門性と難易度の高い開発工程となりましたが、ミクソロジスト、バーテンダーとしての新たな要素がKOMBUCHAに加わることで、アルコール飲料にも引けを取らない深みのある味わいを実現しました。
「祈咲」のこだわりとは
□フレーバーの決め手となる茶葉選び
祈咲の味の決め手となるのは何といっても発酵させる茶葉。
ウイスキーを思わせるようなスモーキーなフレーバーを実現する味わい且つ日本の上質なお茶であるという条件を満たす茶葉を全国から探し出し、複数ブレンドすることで多層な薫り味を表現しました。
洋酒樽・松といった複数の素材で燻製した茶葉の香りが特別なひと時を演出します。
□発酵の元となる糖へのこだわり
発酵には糖が必要になりますが、この糖も最終製品の味に影響を及ぼす大切な要素。
何度も試作を重ね糖の配合を決める中で、日本で昔から使用されてきた「和三盆糖」の繊細な甘みに注目し、祈咲のバランスの取れた甘味を実現しました。
□TSUBOICHI TEA PLACE独自の醸造プロセス
茶葉選びと同じくらい時間をかけたのが醸造方法の開発。
いくら香り高い、旨味の強い茶葉を使用し、フレーバーに活かそうとしても、発酵の過程は微生物の働きによるので、なかなかコントロールができません。
そこで私たちは一度に発酵させるのではなく、3段階に発酵のプロセスを分け、それぞれの段階で役割を分担することで、茶葉とKOMBUCHA特有の酸味、フルーティーさのベストマッチを実現しました。
<Brewing Process>
1st
KOMBUCHAのベースとなる上級煎茶の抽出液を発酵
2nd
ベースとなるKOMBUCHAにフレーバーごとに異なる茶葉の風味が定着するように特殊な方法で発酵
3rd
最後に全体の味にまとまりを持たせるために発酵
■「祈咲」という名前に込めた想いとは
日本には古来より「いただきます」という言葉があり、命を頂くこと、食べ物を作ってくれる人や自然に感謝の気持ちを表してきました。
しかし、利便性が重要視される現代社会では生産者の顔はどんどん見えにくくなり、「栄養摂取」を目的とした作業としての食事の中では「いただきます」の気持ちは生まれにくくなっています。
「祈咲」のパッケージには合わせた掌が描かれており、「祈咲」を楽しむ一瞬だけでも「いただきます」という感謝の気持ちが生まれ、それが日本のお茶の魅力とともに世界中の人に広まっていくように、という願いが込められています。