LIFRELLは、Z世代の男女100名を対象に「TikTokによる商品購入について」のアンケート調査を実施。
結果を公開しました。
LIFRELL「TikTokによる商品購入について」アンケート調査
対象者 :Z世代の男女
サンプル数 :100人
調査方法 :アンケート調査
アンケート実施日:2023年5月26日
1996年から2015年生まれのZ世代は、これから経済力を持つ世代として、企業のマーケティングで重要視されています。
Z世代の特徴は、幼少期からタブレットやスマートフォンなどのデジタルデバイスに触れ、物心ついたときからソーシャルメディア(SNS)が当たり前に存在している「デジタルネイティブ世代」であるということ。
Z世代市場に向けたマーケティングにおいて、ソーシャルメディア(SNS)の活用は必須です。
TikTok for Businessが発表した「Z世代白書2023」( https://tiktok-for-business.co.jp/archives/13161/ )によると「Z世代ユーザーにとってTikTokは、エンターテインメントを楽しむ場としてだけでなく、生活上のヒントを探すための場所へと変化」し、新しい情報収集にも活用されています。
TikTokは、SNSの中でもこの数年全年代での利用率が伸び続けている媒体です。
質問1:現在、TikTokを利用していますか
質問2:1日でTikTokを利用する時間はトータルでどれくらいですか
質問3:TikTokでよく見るジャンルはなんですか?
今回アンケートを行ったZ世代100人のうち約半数がTikTokを利用しており、そのうちの約6割が1日1時間以上利用しています。
TikTok動画がきっかけで商品が売れる「TikTok売れ」が話題になるなど、TikTokは若者の流行の発信源となっているイメージが強くありますが、Z世代のSNSを利用率は90%といわれているのに対して、TikTokの利用率は51%にとどまっており、今後、利用率の上昇とともにより購買に影響力のある媒体になることが期待できます。
よく見られているジャンルとしては、音楽、ダンス、美容・ファッション、料理で、多くのZ世代が、TikTokを主にエンタメやライフスタイルの情報収集を目的に利用していることがわかります。
質問4:TikTokをきっかけに商品に興味を持ったことはありますか
質問5:TikTokをきっかけに商品を購入したことはありますか
質問6:TikTokをきっかけに購入した商品はなんですか
「TikTokをきっかけに商品に興味を持ったことがある」と回答したTikTokユーザーは約8割にのぼりました。
そして、「実際に購入したことがある」のは約7割と、Z世代にとってTikTokはすでに高い確率で商品購入のきっかけになっていることがわかります。
購入している商品は、「服、靴などのファッション関連(51%)」「化粧品関連(49%)」「インテリア(34%)」「生活グッズ(37%)」「食品(37%)」と、自身の日常生活に関連したものが多い傾向です。
Z世代は、TikTokを日常のエンタメとして毎日数時間楽しみつつ、TikTokから生活やライフスタイルのヒントも得ており、さらに日常生活に関連する商品の情報を得て、購買に至っていることがわかりました。
注目したい点は、TikTokの利用率がまだ50%と低いという点です。
Z世代のYouTube、LINE、X(旧:Twitter)、Instagramの利用率は一般的に7割から8割といわれています。
TikTokの利用率は今回のアンケートでは約5割。
TikTok利用者数は全世代において年々増えていることから、今後、マーケティングにおいてますます力を発揮する媒体となることが考えられます。
出典元:https://lifrell.co.jp/