株式会社ねこのてが運営するユーミーどうぶつ病院は、猫の不治の病である猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療に、ヒトで承認されたCovid-19の薬であるモルヌピラビルを使用して良好な結果が出たことを発表。
ヒトで認可されたモルヌピラビルがFIPの治療に使用された報告は世界初となります。
ねこのて 猫伝染性腹膜炎(FIP)治療
商号 : 株式会社ねこのて
屋号 : ユーミーどうぶつ病院
代表者 : 代表取締役 佐瀬 興洋
所在地 : 〒285-0837 千葉県佐倉市王子台4-14-12
設立 : 2015年10月
事業内容: 動物病院
資本金 : 300万円
URL : https://youme-ah.com/
本研究結果は、8日付けの米国獣医内科学会誌Journal of Veterinary Internal Medicineに掲載されました。
「Molnupiravir treatment of 18 cats with feline infectious peritonitis: A case series」
詳細URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jvim.16832
研究結果について
獣医師が飼い主の了承を得て、FIPと診断された18頭の猫に対し、ヒトでのCovid-19の治療に使用されるモルヌピラビルを投与しました。
そのうち14頭は、寛解にいたりました。
いままでの高額な治療費の3割ほどの負担で治済み、より多くの猫の命を救える一助となります。
またこの研究の可能性は、言論プラットフォーム「アゴラ」にも掲載されました。
Covid-19の研究がネコの命を救う --- 佐瀬 興洋(2022年3月17日)
https://agora-web.jp/archives/2055586.html