パシフィコ・エナジーは、兵庫県三田市において当社が開発した三田メガソーラー発電所が2023年8月16日付にて商業運転を開始したことを発表しました。
パシフィコ・エナジー 三田メガソーラー発電所
所在地 : 兵庫県三田市
総発電容量: 約121MW(直流ベース)※関西地方最大の太陽光発電容量
建設開始 : 2021年8月2日
運転開始 : 2023年8月16日
パシフィコ・エナジーは、兵庫県三田市において当社が開発した三田メガソーラー発電所が2023年8月16日付にて商業運転を開始したことを発表しました。
パシフィコ・エナジー15件目の太陽光発電所となり、兵庫県下では4件目となります。
パシフィコ・エナジーが開発し運転開始を迎えた太陽光発電所は累計1,293MW(直流ベース)となり、これは国内で最大規模となります。
今後、年間143百万キロワット時の発電量を想定しており、約18年間の売電期間中に約75万トンの二酸化炭素排出削減に貢献します。
この発電所は発電される電気の買取価格はパシフィコ・エナジーが開発し竣工を迎えた発電所の中で最も安い15.17円/kWhとなり、この水準は2022年の卸売電力の平均価格22.43円/kWhを下回っています。
低廉な固定価格での買い取りがされるこの発電所の電力は今後も消費者が負担している再エネ賦課金のKWhあたり単価を恒常的に低減する効果が期待されます。
また本発電所は環境負荷及びコスト低減の両立のため、既に造成がなされているゴルフ場の跡地を利用し、元々の地形を活かして新たな造成量を可能な限り減らしつつ、パネル設置面積を最大化するなどの工夫がなされています。
表面は緑化工を施しており、運転期間中に除草剤等の散布を控え、人による草刈りを行うため、ゴルフ場時代に比べて水質の向上が期待されると共に、地域の雇用に貢献することが期待されます。
この発電所にて、パシフィコ・エナジーが開発・建設中のFIT制度案件は最後となりますが、今後は、より市場取引の色合いが強くなるFIP制度(9.86円/kWhで交流出力76.8MWを落札済)、需給家・オフテイカーと直接電力購入契約を締結するコーポレートPPA等を活用した大型太陽光発電所の開発・建設・運営を手掛けていくとのことです。