売上アップにコミットすることをミッションとし、デジタルマーケティングの戦略立案から実行までを支援している「LIFRELL」
「LIFRELL」は、企業の経営者・マーケター100名を対象に「企業の顧客ペルソナ把握に関するアンケート調査」を実施。
マーケティング戦略の起点となる”ペルソナ設定”についての企業の把握度合いについての調査結果を紹介していきます。
LIFRELL「企業の顧客ペルソナ把握に関するアンケート調査」
アンケート実施日:2023年5月26日
対象者:経営者・マーケティング担当者
サンプル数:100人
調査方法:アンケート調査
売上アップにコミットすることをミッションとし、デジタルマーケティングの戦略立案から実行までを支援している「LIFRELL」
「LIFRELL」は、企業の経営者・マーケター100名を対象に「企業の顧客ペルソナ把握に関するアンケート調査」を行いました。
新商品開発や新規市場開拓、広告戦略においては、自社商品・サービスの「顧客のペルソナ」を把握することが重要です。
「ペルソナ」とは自社の商品やサービスの顧客像で、商品・サービスの特徴や市場の情報から、顧客の属性や家族構成、生活スタイル、趣味、志向などを細かく想定し、実在する人物のように人物像を作り上げます。
ペルソナを具体的に作り上げ、商品開発やマーケター、販促チームが共有することで、「商品・サービスの典型的な利用者」の気持ちや行動をリアルに思い描くことができるようになり、より顧客ニーズに合った製品・サービスの開発や効果的なマーケティング戦略の策定が可能になります。
ペルソナ設定は、マーケティング戦略の起点となるものです。
顧客ペルソナを知ることで顧客の真のニーズを掴み、自社のマーケティング戦略に活かすことが重要です。
調査内容
質問1:自社の顧客ペルソナについて把握していますか
質問2:商品開発や新市場開拓の際に、顧客の「ペルソナ」を意識していますか
質問3:自社の顧客ペルソナについて調査したことがありますか
経営者・マーケター100人に「自社の顧客ペルソナ」について聞いたところ、「把握していると思う」と回答した企業は60%と過半数を超えました。
また、実際に商品開発や新市場開拓の際に、「顧客ペルソナを意識している」という回答も62%と、多くの企業が自社の顧客ペルソナについて意識しており、「把握している」と考えていることがわかります。
しかし、「把握していると思う」と回答した60%のうち、実際に「自社の顧客ペルソナについて調査をしたことがある」54%を除いた6%の企業が“把握している”顧客ペルソナは、実際の調査に基づいたものではなく、担当者の主観によるものであることがわかりました。
質問4:自社の顧客ペルソナについてどのような調査をしましたか
質問5:調査でわかったペルソナは、想定していたものと同じでしたか
質問6:顧客ペルソナを知ることで、新規市場開発や新商品開発に成功した例を知りたいですか
「自社の顧客ペルソナについて調査をしたことがある」と回答した54%の企業に、どのような調査をしたか聞いたところ、アンケート調査が約7割。
ほとんどの企業が顧客ペルソナの調査にアンケート調査を採用しています。
インタビュー調査を行っている企業も2割強ありました。
興味深いのが、「調査でわかったペルソナ」について、半数近い42%が「想定と違っていた」と回答している点です。
企業は、自社が想定している顧客ペルソナが「実際には違う」ことが多々あるということを認識しておく必要がありそうです。
「顧客ペルソナの把握」は、新規市場開拓や新商品開発、広告戦略に大きな影響を与えます。
顧客ペルソナを正しく把握することで、新たな市場が見えたり、新商品開発のアイデアのヒントになったり、広告戦略の方向性が明確になったりするからです。
多くの企業は「顧客ペルソナ」を意識しており「把握している」と考えていますが、企業の42%が調査をしてみると「当初想定していたペルソナ像と違った」と回答していることから、自社の顧客ペルソナの想定違いや思い込みはめずらしいことではありません。
「自社製品の新規市場開拓がうまくいかない」「新製品のよいアイデアが浮かばず行き詰まっている」といったことは、そもそもの顧客ペルソナの想定間違いに原因があるかもしれません。
顧客ペルソナを明確に知るには、アンケートによる定量調査やインタビューによる定性調査など正しい調査が必須です。
デジタルマーケティングの戦略立案から実行までを支援している「LIFRELL」では、顧客ペルソナを調査・設定し、マーケティング戦略を策定しています。
LIFRELLが発表した「企業の顧客ペルソナ把握に関するアンケート調査」の紹介でした。