KAIGADO Gallery(帝国ホテルアーケード)にて特別企画展「『Recollection -追憶-』 -帝国ホテルの歴史とともに-」を開催。
帝国ホテルの今と昔をテーマに作品を描いた、藤田 勇哉氏の個展です。
KAIGADO Gallery「『Recollection -追憶-』-帝国ホテルの歴史とともに-」
料金：無料
開催期間：2023年9月1日（金）～10月9日（月）
会場：KAIGADO Gallery(帝国ホテルアーケード)
所在地：東京都千代田区内幸町1-1-1
時間：月-土 10:00-18:00 日祝 10:00-17:00
KAIGADO Gallery(帝国ホテルアーケード)にて特別企画展「『Recollection -追憶-』 -帝国ホテルの歴史とともに-」が開催されます。
「『Recollection -追憶-』 -帝国ホテルの歴史とともに-」は藤田 勇哉氏の個展。
帝国ホテルの今と昔をテーマに作品を描いています。
2023年、帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」は開業から100周年を迎え、それに伴い本館アーケードも2023年9月1日、100歳の誕生日を迎えることとなりました。
建築の巨匠フランク・ロイド・ライト氏による設計のもと建てられたライト館は、当時類をみない異彩を放つ建物として「東洋の宝石」と呼ばれています。
今回、帝国ホテルのアーカイブ室にて、ライト館から現在の3代目本館に至るまでの貴重な資料を確認。
また帝国ホテルの方々からホテルに関するエピソードを確認。
さらに、ライト館の中央玄関が移築され、その当時の家具や照明なども展示している、博物館明治村(愛知県)へのリサーチも行われました。
こうしたリサーチの過程を通し、帝国ホテルの歴史に思いを馳せ、今回の企画展に向けて新作が描かれました。
本展は、ライト館開業100周年を記念した特別企画。
開業当時から今日まで変わらない雰囲気で賑わいを見せている帝国ホテル本館地下のアーケードは、帝国ホテルの紡いできた時が流れる独特な空間。
深い観察眼で捉えられ、伝統的な静物画とは異なった現代的な表現として見事に描かれた帝国ホテルを楽しめるできる展示会です。
展覧会構成
本展は3つの作品群で構成されています。
『Recollection -追憶-』 -帝国ホテルの歴史とともに-新作、フルーツや野菜・瓶やコルク抜きなどの代表作品、鉛筆画の作品群を展示。
新作から過去の代表作まで楽しむことができる見応えのある展覧会です。
藤田 勇哉
藤田 勇哉氏は1974年に埼玉県に生まれ、東京造形大学にて絵画を学びました。
現在は埼玉を拠点に作品制作を行い、国内外で作品を展示しています。
作品の特徴は、対象物に対する斬新で大胆な構図と油彩で描かれる緻密でつややかな描写。
また、その対象物に差す光によって生み出される繊細な陰影の表現です。
キャンバスに描かれる抽象的な背景と独特な距離感で描かれる対象物、大胆な色遊びは彼独自の新しい静物画のスタイルを構築しています。
藤田 勇哉メッセージ
本展は、帝国ホテルの関係者の方々のご厚意により、貴重な資料を拝見し、お話を伺うことで実現しました。
ホテルを支える人々の愛情が、ひとつひとつに込められており、帝国ホテルの歴史と品格を形づくっていました。
これからの帝国ホテルのために、今までの歴史をテーマにして、12枚の作品を描きました。
みなさまが過ごした時間や記憶と重なる作品がありましたら幸いです。
KAIGADO Galleryにて開催される「『Recollection -追憶-』-帝国ホテルの歴史とともに-」の紹介でした。
