デジタルビジネスプラットフォーム「piano」を提供する「PIANO Japan」は、国内最大級の法人マスターデータを活用し企業のDXを支援する「ユーソナー」とパートナーシップ契約を締結しました。
デジタルメディア向けプライベートDMP「piano dmp」と、ユーソナーが提供する日本最大級の法人マスターデータ「LBC」において、プライベートDMPとしては国内初となるサーバーサイドでの連携が実現されます。
PIANO Japan×ユーソナー「パートナーシップ契約」
デジタルビジネスプラットフォーム「piano」を提供する「PIANO Japan」は、国内最大級の法人マスターデータを活用し企業のDXを支援する「ユーソナー」とパートナーシップ契約を締結。
この連携により、デジタルメディア向けプライベートDMP「piano dmp」とユーソナーが提供する日本最大級の法人マスターデータ「LBC」において、プライベートDMPとしては国内初となるサーバーサイドでの連携を実現。
本連携では、「piano dmp」でPV受信時に、サイト上の訪問者のIPアドレスと「LBC」の4,000万件以上のIPアドレスを照合。
リアルタイムに「会社名/大業種/中業種/売上レンジ/従業員数レンジ/上場区分」などの企業データをPVデータに自動付与し蓄積します。
ユーソナーが4,000名以上のスタッフでメンテナンスしている企業データを、サイトへの訪問ユーザ(アノニマスユーザを含む)に自動付与し、piano dmpへ格納し利活用できます。
サイト内で会員データを保持していない、または、会員データを保持しているが母数が少なく利活用が難しいという課題に対しても有効です。
すべてのPVデータとサーバーサイドで照合するため「LBC」が管理する企業IPアドレスと合致すれば、精度の高い企業データを確実にPVへ付与できます。
そのため、クライアントサイドでの連携で課題となりやすい「データ照合率の低さ」も発生しにくくなります。
さらに、ブラウザ上ではLBCデータのやり取りをせず、“秘匿性の高い”状況で安心してpiano dmp上で活用可能です。
クライアントサイド連携では、ブラウザ上でLBCとの照合結果などを閲覧でき秘匿性が低い状況となりますが、この課題は本連携では発生しません。
今回の連携において、「PIANO Japan」代表取締役の塩谷亮 氏は、
「この度国内主要パブリッシャーのデファクトスタンダードともいえるpiano dmpと、ユーソナー株式会社様の提供するLBCとの連携が完了した事を大変喜ばしく思います。
セキュリティリスク無く、かつデータ毀損もない状態で豊富で正確なLBCの企業データをpiano dmpとマッチングする事が可能となりました。
サイトオーディエンスを企業データを用いて的確に分析、ターゲティングする事で、デジタル広告収益の改善に寄与すると確信しております」
とコメント。
また、ユーソナー執行役員の吉川大基 氏は、
「PIANO Japan株式会社様のpiano dmpに日本最大級の法人マスターデータ「LBC」が搭載されたことを心より歓迎します。
世の中の非対面志向の急激な拡大や、ニーズの多様化、3rdパーティクッキーに対する規制などを背景に、お客様となり得る企業がどんな興味・関心を持っているかを推定することが難しい時代となっています。
「LBC」をご活用いただくことで、piano dmpユーザ企業様が持つサイトオーディエンスの価値が、大きく向上すると期待しております」
と述べています。
PIANO Japanとは
Piano社は企業のデジタルビジネスにおいて、顧客行動を理解し、次のアクションへと促す知見やロジックを提供しています。
顧客データの統合、行動指標の分析、パーソナライズされたカスタマージャーニーの構築により、キャンペーンや製品の迅速なローンチ、顧客エンゲージメントの強化、単一のプラットフォームで大規模なパーソナライゼーションを実施できるよう支援を行っています。
ユーソナーとは
ユーソナーは、日本最大級の法人マスターデータ「LBC」を独自構築・維持してきたノウハウを柱に、クライアント企業に対し、新規顧客の発見や顧客育成を支援しています。
独自構築した820万拠点を網羅する「LBC」を用いることで、クライアント企業が保有する顧客データの名寄せやターゲティングを実現可能です。
設立当初から培った高品質で正確なデータを構築してきた独自の技術や人工知能を用いて、より精確なビジネス戦略を立てることを可能にする顧客データ統合ソリューション「ユーソナー」をはじめ、「サイドソナー」や「名刺ソナー」などのクラウドアプリケーションサービスを提供しています。
PIANO Japanとユーソナーは「パートナーシップ契約」を締結。
デジタルメディア向けプライベートDMP「piano dmp」と「LBC」においてサーバーサイドでの連携が実現されます。