全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として認定された“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。
時代を超越した伝説的シリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を、アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナー(監督・製作・主演)が蘇らせる『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』が、2023年9月15日(金)より全国公開中!
世界一の名探偵ポアロが亡霊の仕業としか思えない“人間には不可能”な殺人事件に挑む『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
今回は、“亡霊は存在しない”と言うポアロと、“死者の声を話せる”霊能者レイノルズの2人が舌戦を繰り広げる本編映像をあわせて紹介していきます☆
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
全世界で20億冊以上出版され、「世界一売れた作家」として認定された“ミステリーの女王”アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。
時代を超越した伝説的シリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を、アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナー(監督・製作・主演)が蘇らせる『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』が、2023年9月15日(金)に劇場公開!
最新作で世界一の名探偵ポアロが挑むのは、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件。
脚本賞受賞以外にも、5度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るケネス・ブラナーが、『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続き監督・主演を務め、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーが怪演を魅せる。
ゴールデングローブ賞の司会を務めたこともある女優でコメディアンのティナ・フェイや、「フィフティ・シェイズ」シリーズ等に出演し、『ハート・オブ・ストーン』も控えるジェイミー・ドーナンなど、確かな表現力を携えた本格派が名を連ね、上質な迷宮ミステリーを彩ります。
ポアロと霊媒師レイノルズが舌戦を繰り広げる本編映像
“亡霊は存在しない”と言うポアロと、“死者の声を話せる”霊能者レイノルズという正反対の2人が“舌戦”を繰り広げる、重い緊張感のあるシーンの映像が解禁されました。
亡霊が存在しない理由を熱弁するポアロだったが、その最中に“ありえないタイミング”で屋敷のシャンデリアが崩れ落ち、“超常現象”の存在を認めざるを得ない(!?)、ポアロさえ怯んでしまうシーンとなっている。
解禁された映像は、世にも恐ろしい殺人事件が起こる間際の、ポアロとレイノルズが初めて相まみえるシーン。
“亡霊は存在しない”と主張するポアロは、真逆の思想のレイノルズに対し、「あなたのような人に興味はない」「弱い者を食い物にしている」と言い放つ。
しかしレイノルズも負けずに「魂は永遠だと信じないのね」と、ポアロの顔を見ることすらせず冷静に応戦。
ポアロは
亡霊がいるなら魂がある、魂があるなら神がいる、神がいるなら意味 秩序 正義がある。
しかし私は多くの犯罪と2つの戦争を見た。
人の無関心による“悪”をね。
だから言える。神も亡霊も、彼らと話す霊媒師もいない・・・
と、反論の仕様がないほど聡明にまくしたてる。
この舌戦はポアロに分があると思われた次の瞬間、巨大なシャンデリアが轟音とともに“ありえないタイミング”で落下・・・。
ポアロは言葉が出ず立ち尽くす一方、レイノルズは“こんなことは起きて当然”と言わんばかりの冷静な表情で、「何のお話でした?」と話を続ける――。
これまで華麗な推理力で真相を解き明かしてきた“世界一の名探偵”さえも追い詰める状況下で挑むのは、“人間”による殺人事件か?
それとも“亡霊”による超常現象か・・・。
亡霊が降霊会で真犯人のヒントを告げる本編映像
“亡霊も悪魔も存在しない”と主張するポアロが、2023年度アカデミー賞受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズによる“超常現象”に挑む本編映像が公開されました。
ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチアで流浪の日々を送る名探偵ポアロ。
ハロウィーンの夜、最愛の娘アリシアを亡くした元オペラ歌手ロウィーナ・ドレイク(演:ケリー・ライリー)は、もう一度娘の声を聞きたいと願い、霊能者のレイノルズに降霊会の開催を依頼する。
ポアロは「死者の声が話せる」と断言するレイノルズの“超常現象”を暴くために、ロウィーナが所有する朽ちた屋敷での降霊会に参加することに─。
解禁された映像では、ポアロが疑惑の目を向ける中、事件のキーマンである霊能者レイノルズが、死者との会話を試みる降霊会の一部が描かれています。
ロウィーナの亡き娘アリシアに「声を見つけて」と話しかけるレイノルズの周りを招待客が囲むなか、ポアロは一歩引いた場所から彼らの様子を伺っている。
「誰かいるの?」と問いかけたレイノルズが空中で指を曲げると、誰も文字盤に触れていないにもかかわらず、鈍い音と共に「Y(イエス)」の文字がタイプライターに打たれる・・・
周囲は一斉にどよめき、ロウィーナの家政婦オルガは「こんなのよくない」とうろたえ、アリシアの元婚約者マキシムは「気づかないだけ」と、それぞれに苦悶とも驚愕とも区別のできない表情を浮かべる。
招待客たちが恐怖に支配されていく中、レイノルズが更に、「誰かに苦しめられた?」と聞くと、再び「Y」の文字がタイプライターに打ち込まれる――。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーは、本作で死者の霊に向けた「聞いています」という印象的な囁き声が耳に残る、エキセントリックなレイノルズという役柄に挑戦しています。
脚本に惹かれて本作の出演を決めたというミシェル・ヨーは、
脚本には恐怖があり、あらゆる影の背後に何かが潜んでいるような感覚があります。
ポアロが自分の正気を疑い始める、そこが脚本の最も巧妙な部分でした。
と語っており、百戦錬磨のポアロにとっても不可解な殺人事件が待ち受けていることを仄めかしています。
ケネス・ブラナーが
レイノルズは死者と会話できると信じている霊能者。
作品に大きな重みをもたらすんだ。
それは代償を伴うものであり、彼女はそれがどのようなものであるかを見事に表現してくれたよ。
と絶賛するように、ポアロすらも脅かすレイノルズを好演したミシェル・ヨーの怪演にも注目です。
観る者を“予測不能なミステリー”の世界へ誘う特別映像
解禁された映像では、“サー”の称号を持つシェイクスピア俳優でもある“英国の至宝”ケネス・ブラナーや、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーらの口から、本作の予測不能さや上質さが次々語られていきます。
ケネス・ブラナーは、
過去の作品では復讐や強欲さを扱ったが、本作では人間の理解を超えた存在が重要になる。
疑い深いポアロでさえ恐怖に陥れられる
と解説。
これまでの作品とは異なり、犯人が“人間”か“亡霊”かすらわからない異色の本格ミステリー。
超常現象の存在を信じないポアロと、死者の声を話せると豪語し彼の前に立ちはだかる、ミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズの対決の行方にも注目です。
ミシェル・ヨーは本作について、「巧妙なストーリーよ」と言葉少なに自信を覗かせています。
そして今回の事件では、“世界一の名探偵”ポアロすらも翻弄され、ついには彼の命までも狙われてしまう。
この手に汗握る展開について、ケネス・ブラナーも「誰もが身を乗り出して見たくなる」「結末は予測不能」と熱を込めました。
さらに映像ではケネス・ブラナーが、この誰にも予測できない物語の質をより高めるべく「何が起こるかは誰にも教えなかった。光や風、ドアの開き方も。」と手法を明かします。
一部演出をキャストにすら明かさないことで、閉ざされた屋敷の中で起こる混沌と恐怖を増幅させたケネス・ブラナー。
犯人候補のひとりである“秘密を抱えた医師”ドクター・フェリエを演じるジェイミー・ドーナン(「フィフティ・シェイズ」シリーズ、『ハート・オブ・ストーン』)も、「ベネチアが幻想と闇を現実のものにした。セットには驚いた」と撮影を振り返り、「信ぴょう性があるから本気で驚いてもらえるはず」と力説しています。
本予告映像
解禁された予告では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者の不気味な存在感が不穏さを引き立てます。
招待客のひとりが“人間には不可能”な方法で殺害され、ポアロと観る者をこれまでにない邪悪な迷宮へと誘っていく・・・
異常事態に怯える一方で、何かを隠しているかのような表情の容疑者たち。
そしてついには、数々の難事件を解決してきたポアロまでも命を狙われてしまう―。
犯人が本当に実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、「合理的な答えが必ずある」「殺人犯はこの中にいる」と解決へ向け果敢に挑んでいくポアロ。
しかし、超常現象は容赦なく襲い掛かる。
出会った少女に「ずっと隠れてたんだね」と話しかけるポアロだったが、付近の女性は「誰と話してるの?」と怪訝な顔。
次の瞬間、少女は元々存在していなかったように忽然と姿を消していた。
果たして犯人は“人間”か“亡霊”か――。
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』作品概要
公開日:2023年9月15日(金)より全国公開中
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
製作:ケネス・ブラナー、リドリー・スコットほか
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル
出演:ケネス・ブラナー、ミシェル・ヨー、ティナ・フェイ、ジェイミー・ドーナンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。
流浪の日々を送るポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子供の亡霊が出現するという、謎めいた屋敷での降霊会に参加する事に。
そこで様々な超常現象が起こり、招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害されてしまう…。
『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』―そして満を持してケネス・ブラナーが贈る、“殺人事件”か“超常現象”かさえもわからない迷宮ミステリー。
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は、2023年9月15日(金)より全国公開中です☆
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