算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」
2022年度に数検を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に贈る、第31回実用数学技能検定「数検」グランプリの各受賞者・受賞団体を決定しました。
日本数学検定協会『第31回実用数学技能検定「数検」グランプリ』
算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」
2022年度に数検を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に贈る、第31回実用数学技能検定「数検」グランプリの各受賞者・受賞団体を決定。
今回は、計26団体96人が受賞しました。
受賞者の最年少は6歳、最年長は87歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、これまでと変わらず生涯学習の一環としても幅広く数検が活用されていることがうかがえる結果となりました。
また、表彰式典が2023年7月28日(金)に、2019年以来4年ぶりに開催されました。
「数検」グランプリとは
実用数学技能検定「数検」グランプリは、積極的に算数・数学の学習に取り組んでいる個人・団体の努力を称え、今後の学習や学習指導の励みとする目的で、成績優秀な個人・団体を表彰する制度です。
受賞者は、数検を受検した個人・団体から選出されます。
高齢者やご家族などで受検し優秀な成果を収められた個人には「会長賞」を、優秀な成果を収められた個人・団体には「金賞」がそれぞれ贈られます。
また、金賞受賞者でさらに卓越して優秀な成績を収めた個人・団体には「文部科学大臣賞」が贈られます。
なお、団体賞を受賞した団体において永く数学の指導に携わり、指導の成果を挙げられた方には「生涯学習功労賞」が贈られます。
1995年に第1回の表彰を行ってから31回めを迎える今回の表彰では、2022年度(2022年4月~2023年3月)に数検を受検した個人・団体を対象に、当協会の顕彰評価会議(有識者による会議)によって厳正に選考し、各賞を決定しました。
個人賞について
個人賞では、「文部科学大臣賞」7人、「会長賞」14人、「金賞」20人、「生涯学習功労賞」55人が受賞しました。
受賞者の最年少は6歳、最年長は87歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習の一環としても幅広く数検が活用されていることがうかがえます。
また、「文部科学大臣賞」の受賞者は、7人全員が小中学生で、若年層が数検合格を目標に自発的な学習で高い数学力を身につけ、優秀な成績を収めていることもわかります。
団体賞について
団体賞には、「高等教育」「高等学校」「中学校」「小学校」「公教育団体」「一般団体」の6部門があり、「文部科学大臣賞」は、そのうち5部門5団体に贈られることが決定しました。
「金賞」は5部門21団体が受賞しました。
表彰について
受賞者、受賞団体には、以下のとおり賞状および記念品が贈呈されます。
個人賞
○文部科学大臣賞/文部科学大臣賞状、記念品
○金賞/賞状、記念品
○会長賞/賞状、記念品
○生涯学習功労賞/賞状
団体賞
○文部科学大臣賞/文部科学大臣賞状、記念楯
○金賞/賞状、記念楯