佼成出版社は絵本『おかえり、フク』(北川 チハル・作/鈴木 びんこ・絵)を発刊。
岐阜でおきたニホンカモシカと老夫婦の実話を元にした感動絵本です。
佼成出版 絵本『おかえり、フク』
書名: おかえり、フク
発売日: 2023年7月25日(火)
販売場所: 全国書店・インターネット書店
定価: 1,540円(税込)
体裁: A4変型判/32ページ
佼成出版社は絵本『おかえり、フク』(北川 チハル・作/鈴木 びんこ・絵)を発刊。
岐阜県でおきた実話を元にした感動の物語。
教科書挿絵などで評価の高い、鈴木びんこ氏の美しい風景と可愛い「フク」も見どころの絵本です。
巻末には、写真入りの解説つき。
何度読んでも目頭が熱くなる、子どもから大人までの全世代に読んでほしい絵本です。
あらすじ
山の集落に暮らす老夫婦・カネオさんとレイコさんが、国の天然記念物に指定されているニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。
一歳になったら山へ帰す約束で、「フク」と名付けて可愛がり大切に育てます。
やがて別れの時が来ますが……。
野生動物との関わりに葛藤しながらも、フクの成長を見守った人々の優しさが胸にしみる、命のぬくもりと別れを描いた感動の物語です。
著者紹介
北川 チハル(きたがわ・ちはる)作
愛知県生まれ。
保育士を経て絵本と童話の世界へ。
おはなしライブや親子の絵本タイムを応援する活動にも取り組んでいる。
『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で児童文芸新人賞、『ふでばこから空』(文研出版)でひろすけ童話賞、児童ペン賞童話賞を受賞。
作品に『てんこうせいはおはなしやさん』(金の星社)、『だれもしらない図書館のひみつ』(汐文社)、『ニャンパーのキャンプだよ!』(岩崎書店)、『しんぱいせんせい』(佼成出版社)など多数。
鈴木 びんこ(すずき・びんこ)絵
埼玉県生まれ。
制作プロダクションを経てフリーイラストレーターとなる。
絵本の作品に『聴導犬くんれん生ふく』『聴導犬ふく 家族ができた!』(共に新日本出版社)、『あの日をわすれない はるかのひまわり』(PHP研究所)など。
挿絵の作品に「12歳たちの伝説」シリーズ(新日本出版社)、「The MANZAI」シリーズ(ポプラ社)、『オムレツ屋へようこそ!』(国土社)、『風のカケラ』(汐文社)など多数。
日本児童出版美術家連盟会員。
絵本『おかえり、フク』の紹介でした。