SYMJAが、非常時の確実な電源確保に備えたバッテリーの遠隔監視サービス「SYMJA Battery Monitoring Service」を2023年8月1日(火)より提供開始します。
SYMJA Battery Monitoring Service
URL: https://symja.com/monitoring.html
SYMJAは、非常時の確実な電源確保に備えたバッテリーの遠隔監視サービス「SYMJA Battery Monitoring Service」を2023年8月1日(火)より提供開始。
SYMJA Battery Monitoring Serviceは、バッテリーの遠隔一元監視サービス。
情報化社会の中、災害時の停電に備えミッションクリティカルなデータセンターや通信設備、医療設備などでは、非常用電源としてUPS(無停電電源装置)、非常用発電機等が配備されています。
これらの設備には多くの蓄電池(バッテリー)が実装されており、この蓄電池には、安価で安全性の高い“鉛バッテリー”が多く使われています。
特性として保管場所の環境(温度、湿度)によって劣化の進行が異なるため、年1、2回の定期点検だけでは十分な管理が行き届きにくく、国内外の過去の大規模災害においては、バッテリー劣化の影響により、非常用発電機の始動不良やバッテリーからの給電時間が短くなってしまうなどの問題が発生しています。
これらの課題を回避するために、2016年より、国内データセンター、通信事業者、政府機関向けにニュージーランド企業のバッテリー管理システム「PowerShield8」の販売を手掛けてきた株式会社SYMJAが「PowerShield8」のバッテリーセンサー「mSensor」を活用した少量で分散設置されたバッテリーの遠隔一元監視サービスを提供。
劣化したバッテリーの早期発見、交換を可能にし、災害時に備えた非常用電源稼働の確実性を向上します。
また、バッテリーの投資コスト、メンテナンスコスト、管理担当者の精神的負担を軽減します。
SYMJA Battery Monitoring Service サービス概要
※2023年度は、最大32個迄 2024年度から最大64個対応予定
サービスの特徴
(1) バッテリー監視センサーは、実績のあるPowerShield社製のmSensorを使用。
(2) mSensorによる監視対象項目は、以下の通り。
◆電圧(Block Voltage)
◆インピーダンス(Block Ohmic)
◆バッテリー温度(Block Temperature)
(3) クラウドサーバ上で監視閾値を設定し、スマートフォンへのメール通知も可能。
(4) 情報収集だけでなく、バッテリーの状態に関する無料アドバイスも可能。
(5) 収集データは、過去1年分はクラウドに保管しており、お客様にてダウンロードして傾向分析も可能。
(6) 複数拠点の状態を一元的に管理ができ、地図情報へのプロットマッピングした表示も可能。
サービスの対象・条件
(1) サービスご利用箇所例
◆無停電電源装置(UPS)に実装されたバッテリー
◆非常用発電機始動用バッテリー
◆通信基地局、各種計測等の遠隔地設置の非常用バッテリー 等
(2) 監視対象バッテリータイプ(IEEE/IECに準拠)
◆鉛:2V, 4V, 6V, 8V, 12V, 16V
◆Ni-Cd:1.2V, 3.6V
◆リチウムイオン:今後対応予定(検討中)
(3) 導入条件
◆お客様バッテリーに装着する監視機器“mSensor”は、契約時にご購入いただきます。
◆Gateway Box、クラウド環境は、SYMJAにて用意し、月額利用料としてお支払いいただきます。
◆ご利用設置場所は、携帯電話が通じるエリア限定となります。
◆設置拠点には、AC100Vのコンセント電源を1つご用意ください。
◆1拠点(1Gateway当り)の最大監視対象のバッテリー数量は、64個迄とします。(2024年度以降予定)
SYMJA Battery Monitoring Service導入メリット
バッテリーの劣化進行状況が常時把握でき、充電、交換時期の適切な計画が立てることができます。
定期的な一斉交換から個体ベースの交換が可能になり、無駄な出費を削減できます。
バッテリーのメンテナンス作業の効率化による管理コストの削減と安全性の向上を図ります。
非常用電源としての信頼性の向上と管理責任者の精神的負担を軽減します。
SYMJA Battery Monitoring Service価格
初期費用:個別見積り 監視対象バッテリー数により異なります。
月額サービス費用:個別見積り 監視対象バッテリー数により異なります。
※最低ご契約期間は、1年となります。
月額サービス費用を年間一括払いの場合は、5%OFFとなります。