Freefly Systems社は、産業用ドローンとして定評のある「ASTRO」に高性能サーマルカメラ「Workswell WIRIS Pro」をシームレス接続する「WIRIS Pro Payload」オプションをリリース。
それに伴い「イデオモータロボティクス」は、製品・ソリューションの販売を2023年7月26日(水)に開始しました。
Freefly Systems 産業用ドローン「ASTRO」
Workswell社が開発した「WIRIS Pro」は、無人航空機(UAV/UGV)やドローンで使用するために設計さた高性能マルチセンサーカメラです。
熱検査、セキュリティ、消防、地質学、考古学、林業研究、生態学、環境研究など様々な分野で活用できる精細なサーマル画像を撮ることができます。
「Freefly Systems」は、この「WIRIS Pro」を産業用ドローン「ASTRO」にシームレス接続するための専用ジンバルを設計・開発。
ユーザーが複雑な接続や設定をすることなく、ワンタッチで接続できる仕様です。
接続には「Pixhawk Payload Bus」仕様を備えた「Freefly Smart Dovetail」システムを使用しており、システムへの電源供給、ビデオ画像の伝送やカメラとジンバルのフル制御を可能にします。
WIRIS用 Freefly ミニ ジンバル 仕様
・重量:940g(Wiris Pro+ジンバル)
・寸法:150mm(幅)×157mm(長さ)×162mm(高さ)
・マウント:Freefly Smart Dovetail(Pixhawk Payload Bus仕様)
・動作温度:-20℃~+50℃
・ジンバル可動域:Pan +/- 170°、Roll 左52°、右92°、Tilt 上50°、下120° (数値は、前向きで地平線を水平にした位置からの最大値です)
・WIRIS Pro搭載時のASTRO飛行時間約:25~32分
サーマルカメラ「WIRIS Pro」仕様
・128GB 内臓SSD
・1,080p画像と720pビデオを備えた10倍光学ズームRGBカメラ
・640×512 30Hz 放射測定サーマルカメラ
・超解像モード 1,266×1,010px、1.3Mpx IR画像を撮影可能
・レンズの視野(度) 約45×37度のFOV(水平方向と垂直方向)の13mmレンズ
・ファイル形式 JPEG、h.264(.mp4)
・放射分析 TIFF画像、放射測定フルフレーム IR 記録(30Hz RAW)
2023年7月26日(水)より販売開始されている、「ASTRO」用サーマルカメラオプション「WIRIS Pro Payload」の紹介でした☆