システム開発を行うプロダクトシンクが、小規模団体向けの寄付金サービス「寄付金@LINE」を2022年12月にスタート。
利用者はわずか4ケ月で30団体459人に達しています。
今回、8月8日に支援団体向けにオンラインセミナーが開催されます。
小規模団体向けの寄付金サービス「寄付金@LINE」
《小規模支援事業者向け セミナー概要》
テーマ :「LINEで出来る資金調達セミナー」
日時 : 2023年8月8日(火) 10時から12時まで
概要 : 寄付金@LINE活用方法、社会弱者支援活用、質疑応答
オンライン形式
参加料 : 無料
申込 : 下記URLにて受付
https://forms.gle/MMGt91NcmbeUBiKGA
小規模団体向けの寄付金サービス「寄付金@LINE」
小規模支援事業者向けのオンラインセミナーが開催されます。
物価高と電気料金値上げにより生活困窮家庭が増加しています。
その一方で困窮者を支援する団体への寄付も減少しています。
支援する企業や個人も同じようにコロナ禍や物価高騰の影響で寄付が難しくなっているからです。
ある団体では、昨年に比べて10分の1に寄付が減っています。
大手の団体は寄付金増加の目的でアプリや広告の活用を始めています。
しかし、小規模団体はチラシや知人への告知と手段が限られているため寄付金が増えません。
ある支援団体ではエアコンを付けない、掃除機を使わず塵取りなどギリギリの節約を強いられています。
そこで、アプリを登録せず「二次元バーコード」読み込みだけで寄付ができる、寄付金@LINEが2022年12月にスタートしました。
立ち上げ4ヵ月で459人の支援者が利用しています。
わずか40秒で寄付できるスピーディーさ、個人情報登録不要な点、インストール不要で「二次元バーコード」読み込みだけで寄付できる手軽さが好評の理由となっています。
実際に寄付をした方からは「思い立った時に手軽に寄付できる。団体とのつながりが深まった。」という感想をいただいています。団体のFacebookページから寄付金@LINEにリンクできること、操作も金額選択とカード番号入力だけという簡単さが支援者増加の背景にあります。
アプリではなくLINEを利用する形にした理由は寄付される側が低予算で利用できる点にもあります。アプリ開発と比較して100分の1以下の予算で寄付募集が可能なため、小規模な支援団体も少ない費用で寄付を集められます。現在30を超える団体が利用をし、寄付を集めています。
北海道で高齢者・児童支援や地域交流といった活動を行う株式会社 ライズリングではこのサービスを使った声掛けにより、10年間で5人だった支援者としての登録数が、今年数か月で45人に達しました。
同社からは「SNSのフォロワーの方や名前を知らない方々からも匿名で寄付をいただきました。接触が少ない方からの寄付は昨年までは皆無で、これは手軽に寄付出来る仕組のおかげです。」という声をいただいています。
現在、応援したい人に支援を届けるために、事業者向けのセミナーを開催し拡大のための活動が行われています。
8月8日に開催されるオンラインセミナーのテーマは「LINEで出来る資金調達」。
寄付金@LINEは2023年12月末に100団体、利用者2,000人となる見込みです。