日本テトラパックはミネラルウォーターに関する意識調査を実施。
週1回以上ミネラルウォーターを購入している20代から40代の男女300名を対象に実施されたアンケートです。
日本テトラパック「ミネラルウォーターに関する意識調査」
期間:2023年3月13日~15日
対象・条件:週1回以上ミネラルウォーターを購入している20代から40代の男女
回答数:300人
エリア:全国
手法:インターネット調査
日本テトラパックはミネラルウォーターに関する意識調査を実施しました。
水循環基本法(平成26年法律第16号)により定められた8月1日(火)の「水の日」に合わせて実施されたアンケート。
週1回以上ミネラルウォーターを購入している20代から40代の男女300名を対象に調査されました。
紙容器のミネラルウォーターを知っているかを聞いたところ、ミネラルウォーター飲用者の61.0%が「知らない(初めて聞いた)」と回答。
「知っている」と回答した方は39.0%で、そのうち「購入したこともある」と回答した方は、23.0%の結果となりました。
紙容器ミネラルウォーターの認知はまだ半数以下ですが、日本テトラパックの予想よりも高い結果に。
環境意識が高くなってきている昨今、紙容器ミネラルウォーターの今後の広がりが期待できる結果となりました。
2023年5月19日から21日に開催されたG7広島サミットの各会場のテーブルウォーターとして紙容器のミネラルウォーターが採用され、各国首脳を招いたワーキングランチ・ワーキングディナーのほか、各国と日本との首脳会議などの場でも使用されました。
またSDGsに取り組む大企業や行政機関、サステナビリティを目標に掲げるブランドやホテルを中心に、ホテル客室やイベントで提供する飲料や、企業での来客用・社内用など日常的な用途のミネラルウォーターを紙容器にするなど、企業での採用が続々と進んでいます。
他にもスポーツの国際大会で選手が飲んでいたり、テレビドラマで使用されるなど、ペットボトルに代わって紙容器のミネラルウォーターが使用されているところを目にする機会も多くなってきています。
ロングライフ紙パックの紙容器がペットボトルと違うところは、「再生可能資源」が原材料に使用されているところです。
紙の原材料である木材は、使用しても植林すれば再生産できる再生可能な資源で、かつ、その木材は適切に管理された森林やその他の管理された供給源から資源を調達しています。
現在は紙容器のキャップもサトウキビ由来の素材に切り替わってきています。
キャップに植物由来の素材を配合することで、化石由来のプラスチック使用量の削減につながります。
環境のことを考えて行動するときには、どうしてもモノを使用した後の“リサイクル”に意識を向けてしまいがちですが、環境を考えていく上では、「モノのライフサイクル」全体を意識することが大切です。
2022年4月1日から、プラスチックに係る資源循環の促進についての法律が施行され、環境配慮への取り組みはより活発化しています。
環境負荷を低減する取り組みとして脱プラスチック製品に注目が集まっています。
ペットボトルからロングライフ紙パックの紙容器へ切り替えることでプラスチック使用量を56%削減が可能。
紙容器のミネラルウォーターを選ぶことで、脱プラスティックの取り組みを行っていることになります。
現在、CO2をはじめとした温室効果ガスの排出削減への取り組みは、世界中の課題になっています。
日本でも、2050年までに温室効果ガスの排出を実質的にゼロにすることを目指し、さまざまな活動がスタート。
地球上の「水循環」を健全に保つうえでも、温室効果ガスの排出削減は重要です。
ノルウェーのライフサイクルアセスメント(環境影響評価)に基づくと、ロングライフ紙パックの紙容器330ml(TPA330)はペットボトル300mlと比較した際のGlobal warming potential indexが40%低減されることがわかっています。
普段購入しているペットボトルのミネラルウォーターを紙容器に変えるだけでもCO2削減につながります。
ミネラルウォーターを購入するときに重視するポイントを聞いたところ、「価格(64.7%)」が最多の回答となりました。
「品質(安全性)(41.0%)」や「味(39.0%)」よりも「価格」が重要視されていることがわかる結果に。
一方で、紙容器ミネラルウォーターの原材料には再生可能資源が使用されていること、プラスチック使用量やCO2が削減できることといった特徴を説明したうえで紙容器ミネラルウォーターの購入意向をお聞きしたところ、ミネラルウォーター飲用者の65.0%が「購入してみたいと思った」と回答しています。
日本テトラパックが実施した「ミネラルウォーターに関する意識調査」の紹介でした。